1989年にピエール瀧らと”電気グルーヴ”を結成した中心人物。 1995年には初のソロアルバム『DOVE LOVES DUB』をリリースし、この頃から本格的にDJとしての活動もスタートする。1997年からはヨーロッパを中心とした海外での活動も積極的に行いはじめ、1998年にはベルリンで行われるテクノ最大の野外フェスティバル”Love Parade"のFinal Gatheringで100万人の前でプレイするという偉業を成し遂げる。また、ドイツ・テクノシーンの重鎮、WestBamと"TakBam”での活動など、海外のアーティストとのコラボレーションも盛んに行っている。同年にレーベル”Loopa Recordings"を設立。1999年からは1万人以上を集める日本最大の大型屋内レイヴ"WIRE"を主催し、精力的に海外のDJ/アーティストを日本に紹介している。2002年は、2002 FIFA World Cup TMの公式アンセム(ヴァンゲリス作)のリミックスや、シティボーイズのライヴ『パパ・センプリチータ』の音楽プロデュースを手掛ける。2003年には渋谷のクラブWOMBにてレジデントDJを務めるレギュラーパーティー"STERNE"でライブレコーディングされたDJ MIX『IN THE BOX〜Live at WOMB Tokyo〜』をリリース。同時期にインディーズレーベル"PLTIK"を設立。2004年3月に約3年振りとなるニューアルバム『TITLE#1』、4月には『TITLE#2+#3』と2ヶ月連続で2枚のアルバムをリリース。この3作をまとめた海外編集盤『TITLES』はヨーロッパ各国をはじめ、韓国、台湾、マレーシアなどのアジア各国でもリリースされた。2005年12月にま4枚目となるDJ MIX CD『A PACK TO THE FUTURE』をリリース。2006年はTOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシと新ユニット"Ink(インク)"を結成し、オリジナルフルアルバム『C-46』(キューンレコード)をリリース。2007年8月にはセカンドアルバム『Ink PunkPhunk』(キューンレコード)をリリースした。
宇川直宏 www.ukawa.tv
MOM/N/DAD PRODUCTIONS,Microoffice主宰。自らをメディアレイピストと称し、VJ以外にも、映像作家、グラフィックデザイナー、現代美術家、文筆家など極めて多岐に渡り活動する全方位的鬼才。京都造形芸術大学教授。 VJとしては、その歴史の黎明期である88年から活動し、日本におけるオリジネイターの一人。「WIRE」にはVJとしてこれまで8年連続参加。そのほかメタモルフォーゼ、フジロックなど、国内外の野外フェス参加歴多数。 ミュージッククリップ・ディレクターとしてはBOREDOMS, TOWA TEI, SUPERCAR, THE ORB, DJ TASAKA, 電気GROOVE×スチャダラパー他、多くのミュージシャンを手がけ、またその全てにおいて先駆的な実験が施されている。2007年秋、「六本木クロッシング2007」展(森美術館)では、自然災害シリーズの一環として台風をテーマにした作品を発表。2007年末には、今まで監督をつとめたミュージックビデオを纏めたDVD作品集「INTOXICATING MUSIC CLIPS OF UKAWA NAOHIRO・MAD HAT LAUGHS!!!!!」をリリース。2008年の仕事初めは、板尾創路「少年B」のPVやパッケージデザイン。また小学館「IKKI」にて、水木しげるが描いたキャラクターに生命を吹き込む妖怪漫画プロジェクト「ピンホールくん」の連載で漫画原作デビュー。ラフォーレ・ウェブショップではクリエイティブディレクターと総合アートディションをつとめ、6月には「山本現代」にて個展も開催された。なお、宇川が主宰し、高橋透、MOODMANをレジデントDJに擁す、エクスペリメンタルパーティー「GODFATHER」は今年10周年を迎え、現在、全国ツアー中。さらにこの秋からはNEWプロジェクト『UKAWANIMATION!』も始動し、現在アルバム+DVD「ZOUNDTRACK」を発売中。今後も多ジャンルでの精力的な活動が期待される!!!!!