1985年よりDJを始め、東京各所のナイトクラブで数々のパーティーを成功させる。94年に「GOLD」と契約。クローズするまでレジデントとして活躍、そのアグレッシブなプレイによって土曜日をまとめあげ、東京中のコアな夜遊び人(ナイトリスト)たちに決定的なその存在感を知らしめた。1995年には、DJプレイに留まらず音楽制作を開始。川内タロウと共に『MALAWIROCKS』を結成する。異例の大ヒット・MIX CDシリーズとなった『EMMA HOUSE』は、2005年9月にシリーズ12作目に突入。"LIVE AT YELLOW"を発売する。HI-FIDELITY SOUNDを目指したこのシリーズは『2000』『VIVA!』『SEVEN』『8』『9』『10』『ELEVEN』『LIVE AT YELLOW』共に24BITマスタリングというMIX CDの枠を越えた徹底的な音作りがなされている。2000年、特定のシステムに左右されず、遊びの美学に拘り続ける、まったく新しい形のレーベル『ナイトリスト・ミュージック』をスタート。層の厚いアーティスト、ハウス・ミュージックを基盤としながらも固執 しない自由な企画という圧倒的な影響力を持ったレーベルを誕生させた。そして現在、DSDを使用した次世代フォーマットでの、DJ MIX CDの実現に向けて動くなか「YELLOW」の[EMMA HOUSE]、[WOMB]の[TROUBLE HOUSE(LIGHTING+EMMA with DVJ)]、「MAGO」NAGOYAの[HOUSE REVENGE]、「WORLD」KYOTOの[EMMAHOUSE]などのレギュラーパーティ、海外でのプレイも精力的に行っている。www.nitelistmusic.com
KEN ISHII
’93年、ベルギーのテクノレーベル「R&S 」からデビュー。英音楽誌「NME」のテクノチャートでNo.1を獲得、その名を世界に知らしめる。'95年、アルバム「Jelly Tones」(R&S/SONY)をリリースし、大ヒットを記録。96年には、[ Jelly Tones ] からのシングル [ Extra ]のビデオクリップ(映画「AKIRA」の作画監督/ 森本晃司監督作品)が、イギリスの “MTV DANCE VIDEO OF THE YEAR” を受賞。さらに独自の地位を確立する。その後もコンスタントにリリースを続け、日本人として世界に通用する音作りができるパイオニア的存在として、ワールドワイドで高い評価を得ている。98年、長野オリンピックオフィシャルオープニングテーマのインターナショナル版を作曲。世界70カ国以上でオンエア。アーティスト、DJ、プロデューサー、リミキサー、として幅広く活動し、最近は1年の2/3をヨーロッパ、アジア、北/南アメリカ、オーストラリア等、海外でのDJで過ごし、まさにインターナショナルなアーティストとして活躍。’02年、アルバム「Future in Light」を自身のレーベル「70 Drums」よりリリース。さらに昨年「Future in Light」の音世界を国内外の新進気鋭映像アーティスト達がヴィジュアル化したDVD+Remix CD作品「Interpretations for Ken Ishii」がリリースされた。また、スペイン・イビサ島で行われているダンス・ミュージック界最高峰の“DJ AWARDS”でCarl Cox、Jeff Mills、Sven Vath、Timo Maasとともにノミネートされ、見事、2004年のBEST TECHNO DJを受賞した。9/28に2枚組DJ MIX ALBUM 「PLAY, PAUSE AND PLAY」をリリースする。