・ロレンツォ・リッピ Lorenzo LIPPI 1959年パルマ出身。ミラノ市立音楽学校でリュートとギターを、同市立製作学校で撥弦楽器製作を学ぶ。1982年製作学校を修了するとともに同校の教官となる。これまでに、撥弦楽器関連の原稿執筆、展示会や展覧会の企画協力などを積極的に行う。近年はマンドリン、とりわけローマ型の調査研究に精力を傾注し、その成果を反映したエンベルガーモデルのコピー楽器は、アレックス・ティンマーマンやラルフ・レーネンといったオリジナル楽器を良く知る演奏家からも高く評価されている。