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開催終了全て16ミリフィルムでの上映です、

詳細

2009年07月06日 22:40 更新

第8回 日本の実験映画 フランス(ヨーロッパ)巡回上映 帰国上映

7月12日 日曜日 

15時〜能登 勝 プログラム 上映
17時〜日本の新作実験映画 プログラム 上映
18時30分頃から〜日本の新作実験映画の作家によるトーク、司会大久保賢一

7月19日 日曜日 

15時〜日本の新作実験映画 プログラム 上映
17時〜能登 勝 プログラム 上映
18時30分頃から〜能登勝&太田曜によるトーク、司会大久保賢一。能登映画制作の秘密を明かすマル秘ビデオの公開もあり!!

入場料 1500円(1日分、途中から出入りでも同じ)
入場定員30人(事前予約制です)
上映、トーク終了後に作家との交流あり

於:Latitude☆P
http://www.latitude-p.com/
郵便番号160-0004 東京都新宿区四谷4-13 山崎ビル4F TEL/FAX:03-3353-7717
東京メトロ丸の内線『四谷三丁目』駅2番出口から徒歩3分/『新宿御苑前駅』2番出口(大木戸門口)から徒歩5分

予約は
distortedcinema-joei@yahoo.co.jp
へ、お名前、日にち、人数、お電話番号を

お問い合わせは上記アドレスか、下記電話
080ー1276ー8478
太田 曜 まで

席数に限りがあるため、ご予約のないお客様は入場をお断りする場合がございます。また、予約数が満席に達した時点でご予約を締め切らせて頂きます。


第8回、日本の実験映画フランス巡回上映

二つのプログラムについて

今回で8回目となるフランスでの日本の実験映画巡回上映、第一回目から変らず、16ミリフィルムで制作された作品ばかりでプログラムが組まれている。第一回目からこの間の11年間で、映像制作をめぐる技術は大きく変貌した。デジタル技術が身近かになって、映像作品はますます極私的になり、その中身も内向きになったように思われる。

8ミリや16ミリのフィルムで作品制作をする者が徐々に減って行く中で、フィルムにこだわった作家や作品が目立つようになった。フランスだけでなく、日本でもフィルムを自家現像処理するのが広がったのは、一方でプロフェッショナルの現像所がどんどん消滅して行く事への、作家の側の自己防衛的な面もある。

しかし、メディアと表現は不可分のもので、フィルムが簡単にデジタルメディアに置き換えられるものではない。今回のプログラムでも、その辺りにぜひとも注目して頂きたい。

プログラム 能登勝 特集

日本の実験映画作家の中では、最も早い時期からフィルムの自家処理を行なっている一人。現像はもとよりプリントも自分でやっているのは、オルタナティブの現像所が無い日本では異色の存在。東京、大阪、札幌という大都市ではなく、岡山という地方都市で活動を続ける孤高の人。

その自家現像による映像は、まさに至極、プロフェッショナルといわれる現像所では、仕事に満足出来ないから自分でやる、というのはこのことだ。

最新の日本の実験映画 特集

フィルムにこだわって作られた日本の実験映画、実験アニメーション特集。撮影と無縁な現像プロセスによる映画、奥山順市。ファウンドフーテージなのでやはり撮影はしていない末岡一郎、同じようなダイレクトプリントだが、やり方は版画のような伊藤隆介。デジタルとアナログの融合、大島慶太郎。フランスで撮影した8ミリフィルムを自家現像、太田曜。木炭デッサンのアニメーション最新作、辻直之。フィルムのラチチュードのぎりぎりまで使って風景を狙う、水由章。

       ■■■上映プログラム■■■

■上映プログラムその1 日本の新作実験映画 約60分程度

■ 奥山順市 まぜるな 2008/16mm/モノクローム/サウンド/5分

■ 末岡一郎 Portland Oregon 1931 2008/16mm/モノクロ/サウンド/10分

■ 辻直之 エンゼル The place , where we were 2008/16mm/カラー/サウンド/6分

■ 伊藤隆介 A Flat , Split Reel 2008/16mm/カラー/サウンド/6分

■ 水由章 流れるように 紡ぐように 2008/16mm/カラー/サイレント/6分

■ 太田曜 PLIG I MAGE of TIME 2007/16mm/カラー/サウンド/14分

■ 大島慶太郎 blur 2007/16mm/モノクローム/サイレント/6分

■上映プログラムその2 能登 勝 作品集

■能登勝の16ミリフィルム 自家現像映画作品 80分程度

能登 勝  プログラム

「無題8」nontitle(16mm B&W/9min.10sec.) 1988
・安部公房は言葉に支配されないものは夢だけで、故に夢の記録には困 難が伴うという。視覚の心理学に基づく幾つかの実験を行ないながら夢 を表現する。


「水からの展開」 evolution from water(16mm color/ 10min.15sec.)1993
・「炎」「雲」「水」「大地」からそれぞれ展開する作品の一つ。映像 を変化させる実験を繰り返、被写体にマッチした手  法を見つけ、そ れを新たな絵の具の一色と考える。水を月の加減で象徴するのは「下弦 の月」である。


「光・しずく」 light, dew(16mm color/11min. 8sec.)1998
・現像の過程で偶然見つけた美しい青色、ポジフィルムのタイプ が新しくなってからは何故か出来なくなった。


「柿」 Japanese persimmon(16mm /color/7min. 2sec.)1999
・夢は目覚める瞬間にある程度日常的なフォーマットに変換されるのだ ろう。作品の編集の役割はそれに近いと思う。

「下弦の月」dernier quartier de lune(16mm /color/ 23min.)2006
シンボルとしての「下弦の月」のエレメントは水であり、「秋」「西」 「冷淡」「死」を表す。旭川の現れた夢が文字で流れ、偶然出くわした 母校である弘西小学校の解体に「西」と「死」が象徴される。

「IN THE SHRINE」(16mm/color/14min)2008
・記録映画の制作会社で本編に使われず廃棄処分扱いだったネガをアト ランダムに救出。アトランダムに魚の夢と組み合わせた。



■日本の実験映画 フランス巡回上映とは
 1997年、フランスに於ける日本年関連企画としてブザンソンで行なわれた『ハイゴ・フェスティバル』での日本の実験映画プログラム上映以来、今回の2009年3月で8回目になる日本のフイルムで作られた実験映画をフランス(ヨーロッパ)を巡回して上映する事業。今回の巡回上映では、作家の太田、能登、大島、がフランス国内8都市、ポワティエ、メス、パリ、ナント、ミュールーズ、ル・アーブル、ディジョン、の各都市を廻り上映、レクチャー、ワークショップ、等を行なった。

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