Rachael Dadd http://www.myspace.com/rachaeldadd レイチェル・ダッドは、17歳のときにファースト・アルバムを作り、ブリストルを拠点にして演奏活動を行っています。草木のようにしなやかに語りかけるような歌声は、古き良き時代のフォーク・ミュージックを髣髴とさせ、決して聴き手を混乱させませんが、90年代以降の錯綜したサブ・カルチャーの影響下にあったであろう彼女の感受性は、多方面への触手を持っています。また、その表現手法にはシュールレアリスムの伝統が息づいており、スリリングな音楽世界を築き上げる由となっています。彼女のアルバムは日本のインディペンデント・ミュージックのレーベル、ANGEL'S EGGからリリースされています。いくつかの室内楽器とループ音によって構成された最新作「The World Outside is in a Cupboard」は、2008年1月に発売。また、彼女は刺繍を中心とした手芸作品も制作しています。