Karl Blau(カール・ブラウ) ■同郷のフィル・エルヴラム(マウント・イアリ/ザ・マイクロフォンズ)が「天才!」と讃え、その名も“Karl Blau”という曲まで捧げた、ノースウェスト・DIYポップ最後の秘宝。ギター、ドラムから管楽器まで自在にこなすマルチ・プレイヤー、生々しくもカラフルな処理を施すスタジオの魔術師、魅力的なシンガー・ソングライター。これまでザ・マイクロフォンズ『マウント・イアリ』の表題曲の一部として組み込まれた自作曲などから伺えたその巨大な才能の全貌が遂に明らかになったK移籍第一弾アルバム。アメリカーナ、インディ・ギター、オーケストラル・ポップ、ロックステディ、ソウル、カリプソに到る多彩なエッセンスが滲み出る陽性のサイケデリア・ポップ。 最新作はK移籍第一弾『Beneath Waves』(2006)。
Arrington de Dionyso ■1990年代半ばよりキャプテン・ビーフハート的ガレージ・パンク・ブルースを追求するオールド・タイム・レリジュン(Old Time Relijun)をスタート。初期にはフィル・エルヴラム(マウント・イアリ/ザ・マイクロフォンズ)も在籍し、ディアフーフとも交流の深い同グループ で90年代以降のKレコーズの屋台骨を支え続けている。また、グループでの活動と並行して、ヴォイス、バス・クラリネット等を駆使したソロ・インプロ ヴィゼーション・パフォーマンスでも欧米各地を勢力的にツアー。 最新作はソロ・アルバム『Breath of Fire』(2006)