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開催終了パレスチナの〈ユダヤ化〉――破壊と収奪の歴史を透視する/講演

詳細

2010年03月12日 05:57 更新

   メロン・ベンヴェニスティ講演会

 パレスチナの〈ユダヤ化〉――破壊と収奪の歴史を透視する


●[日時]2010年3月13日(土)

●開場・受付開始/13時30分 開始/14時

●講演“Tortured landscape:
      Settlement and dispossession in the Holy Land”
 (虐げられた風景:聖地における入植と収奪)

     (日本語逐次通訳あり、終了予定17時)

●[参加費]1,000円

●[場所] 東京麻布台セミナーハウス大会議室
      東京都港区麻布台1-11-5
         大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス

●[アクセス]
  東京メトロ日比谷線
  「神谷町」駅から:1番出口から東京タワー方向に上り坂を直進、徒歩5分
 http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
  都営大江戸線「赤羽橋」駅から:徒歩8分
  都営三田線「御成門」駅から:徒歩10分
 http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.html


■一瞬で破壊される家屋、根こそぎなぎ倒されてゆくオリーブの樹。何度私たちは、こうした映像を目にしてきたことでしょう。

 それはその家や土地の持ち主の長年の蓄積や未来への展望を一瞬にして打ち砕く暴力であるばかりでなく、パレスチナの文化や歴史全体の破壊に向けたプロジェクトの表現でもあります。イスラエルのブルドーザーは、個々の家屋やオリーブの樹を破壊し根こそぎにすることによってパレスチナの風景全体を破壊し、同時に人びとの記憶やアイデンティティを奪い続けてきました。風景とは、パレスチナの地で人びとが農作業を行ない、踊り、食べ、祈り続けてきた生活のいとなみのすべてによって作られたものだからです。すさまじい破壊の後、ある土地は囲い込まれ朽ちるままにされ、ある土地には全く異質な建造物が建てられ、そこにヘブライ語の名前が一方的に与えられました。パレスチナの歴史に思いをはせようとする人びとにとっても、それぞれの入植地やバイパス道路の下に眠るかつての光景をありありと思い浮かべることは、もはや困難になっています。

 このたび私たちミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉は、イスラエル建国前のパレスチナの丘や木立を原風景として育ち、シオニストの地理学者であった父の仕事を批判的に継承してきた政治学者、メロン・ベンヴェニスティ氏を迎えることになりました。パレスチナの〈ユダヤ化〉政策の内側を長年にわたり目撃しつつ、次第に批判を強め鋭く対峙するようになった同氏の証言は、徹底的にパレスチナを破壊し収奪してきた現在のイスラエル国家の地図の向こうに、パレスチナの原風景を垣間見せてくれるのではないでしょうか。それは、現在なお続く〈ユダヤ化〉をくい止め、別の未来への可能性が確かにあると考えるための一歩にほかなりません。

 その一歩をともに踏み出したいと考える方々に、参加を呼びかけたいと思います。

■メロン・ベンヴェニスティ(Meron Benvenisti)

 1934年エルサレム生まれ。政治学者。ヘブライ大学を卒業し、ハーヴァード大学で博士号取得。1971年から78年までエルサレム副市長を務め、東エルサレムを管轄した。父ダヴィド・ベンヴェニスティはイスラエル建国当時の高名な地理学者であり、シオニズムの立場からの「愛郷教育」の基盤を作り上げた一人。1982年に「西岸地区データベース・プロジェクト」を立ち上げ、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ社会におけるイスラエルの入植のインパクトを、人口・経済状況・土地所有などの観点から大規模に調査。また2000年に刊行された主著“Sacred Landscape”において、父親世代の地理学者らの功罪を批判的に検証する作業を行なう。現在は明確に反シオニズムの立場に立ち、二民族一国家を支持する立場から、「ハアレツ」紙上で論陣を張る。書著は他に、“IntimateEnemies: Jews and Arabs in a Shared Land”(1995年)、“City of Stone: The Hidd en History of Jerusalem”(1998年)など多数。

[主催]ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
[共催]東京大学グローバルCOE
          「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)
●[連絡先] 〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1−1
        東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114
        ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
 [?]090-6498-6448 
 [URL]http://midan.exblog.jp/
 [e-mail]midan_filastine@excite.co.jp

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2010年03月14日 04:40

    行って来ました。
    途中参加です。最初からお話しを聞けなかったので、解らない部分もあります。
    しかし、彼のイスラエルに関する解釈は「ユダヤ人国家」と見ていることが腑に落ちませんでした。なぜなら、それを私は“為政者側からの観点”と考えていますので、彼がそのような観点から「ユダヤ人国家の在り方」を批判していることに違和感と同時に「やっぱり愛国者なのだな」などの思いを抱きました。

     もしかすると、本当はもっと深いところに意味があるかも知れません。実際、彼は後半に、「私は、リアルポリティスト」であり、「物事を正義や悪などにカテゴライズして語ることはしません」と・・・。
     まあ、似たようなコメントはクネセトスポークスマンの発する“モサド擁護”の発言と似ている部分ではありますけどね。

     そんなところです。いろいろと難しい立場だと察しますが、彼の今後の活動が継続することを期待します。
mixiユーザー
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