フランス人人気BD作家のJ・スファールが新たなアプローチでセルジュ・ゲンスブールのセンセーショナルな生涯を描いた『ゲンスブールと女たち』(原題Gainsbourg, vie héroïque)が公開されます。本作品は、2011年フランス・セザール賞で新人作品賞・主演男優賞(エリック・エリモスニーノ)・音響賞の3部門を受賞し高い評価を受けました。セルジュ・ゲンスブールの没後20年を記念し、東京日仏学院ではセルジュ・ゲンスブールを特集します。音楽や映画などジャンルを軽々と越えたゲンスブールにふさわしく、写真展・映画上映・コンサート・講演会など、多くのジャンルに及ぶ特集です。
Gainsbarre by Pierre Terrassonの展覧会(4月9日〜28日、ラ・ブラスリーで開催)のきっかけとして、セルジュ・ゲンスブールと親しかったピエール・テラソンが特別に講演会を行います(日本語同時通訳付)
「はじめて会ったときに、セルジュ・ゲンズブールはカメラマンでした。私は撮影のセッティングを用意して、彼は私のカメラ(NikonF2)を手に入れた。彼は同じカメラを持っていた。会話の話題は写真や絵で、盛り上がった。それから何度も再開した。彼の自宅にも。しばらくしたら、「キャベツ頭の男」はオベルヴィリエの警察署で撮影のセッションを行った。一年前に問題を起こしその警察署には行ったことがあったセルジュ。偽の刑事と一緒に偽の取調べ。セルジュの態度は俳優っぽかった。カメラのファインダーで確認を何度もとっていた。「フレームにマリアンヌ(1)が入ってる?」と笑いながら。私は「入ってるよ、セルジュ」と。結局、カメラをスタンドにのせることにした。またしばらくしたら、次の作品がでて、You’re Under Arrestのシリーズを私のスタジオでヴィニールのセットで撮り続けた」(ピエール・テラソン)