【橋本久仁彦さんからのメッセージ】 わずか15分間の、テープと逐語記録によって表現されたミニカウンセリングの空間を、その呼吸のひとつひとつに到るまでていねいに味わっていく時、そしてそのような営みの結果として我々が自分の色眼鏡や思いこみ、 はからいを離れ始める時、 参加者一人一人の意識が結びついていわば「太い」意識が生まれます。 私たちはその太い意識の中で、私たち全員を包み、 あるいは貫流している微細な現象に触れ始めることができます。 その触知の体験から振り返るとき私たちは初めて自分の人生において自分自身が「粗い」存在の仕方をしていることに気づくことができます。 ミニカウンセリングは"The way to do is to be" (その方法とは、すなわち存在の仕方のことである)という言葉で有名な20世紀の人間中心の心理学を唱導したC.ロジャースの洞察に肉薄するための、 シンプルで直接的なトレーニング方法だと言えます。