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開催終了「映像実践のコミュニケーションにおける人類学的探求」

詳細

2007年10月04日 17:03 更新

第三回「映像都市研究の構築へ向けて」研究会 (合同:映像社会学研究会)
特集:「映像実践のコミュニケーションにおける人類学的探求」

今回の研究会では、以下の発表より、映像の撮影・編集・上映などの映像実践に関わる調査者‐被調査者‐鑑賞者のコミュニケーションのありかたを広く議論し、映像都市研究における映像人類学的実践の方法論と意義について考えたい。また、こうした「ミクロ」な関係性を対象とした映像実践が、地理学や歴史学、社会学などの映像活用と、都市研究においてどのように学際的な関係を構築することができるかについても考えたい。

[日時・場所]
・2007年10月13日 18時〜21時20分
・ドーンセンター5階セミナー室?:〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-49
                 TEL 06-6910-8500
            [詳しくは→http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/index.html]
[参加申し込み] 映像都市研究会および映像社会学研究会のメンバー以外で、参加希望の方々は、お手数ですが、会場準備の都合により、以下までご連絡ください。
                  新井一寛:kazuhiroarai2005kyoto@yahoo.co.jp

[スケジュール]
18時〜:
?.「映像実践のコミュニケーション?−「偽善」と「偽悪」の映像人類学」
司会:七五三大輔 (京大ASAFAS 後期博士課程)

1.川瀬慈 (日本学術振興会特別研究員)
 上映:Room 11, Ethiopia Hotel (部分的に上映)
 発表:「コミュニケーション、コラボレーションの目撃者としてのカメラ」
2.新井一寛 (大阪市立大学UCRC PD研究員) ※撮影します
上映:『同居とカメラ』
発表:「撮影・編集・上映のコミュニケーション」

質疑応答・ディスカッション ※撮影します(『同居とカメラ』関係以外の内容は後に消去)

休憩5分

?.「映像実践のコミュニケーション?−映像コミュニケーションの可能性」
司会:七五三大輔 (京大ASAFAS 後期博士課程) 

3.古川優貴(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
 上映:present experiences
 発表:見ることと語ること:経験/コミュニケーションにおける身振りと言語
の位置づけについて
4.田邊尚子(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程) 
  発表:ワークショップ『映像と人類学:映像コミュニケーションの可能性』の
活動報告および今後の展望

質疑応答・ディスカッション

[上映作品・発表内容等]

1.『Room 11, Ethiopia Hotel』[http://www.raifilmfest.org.uk/films/room11.htm]
本作は、エチオピアの都市ゴンダールのホテルの一室における、ストリートチルドレンと撮影者である私のやりとりを主題とする。本作において撮影者は、カメラがとらえる空間を構成するアクターの一人として被写体の人々と対話し、考え、創造する。こういったコミュニケーションやコラボレーションの過程を映画としてまとめることの人類学的な意義や可能性に関して論じたい。


2.『同居とカメラ』[2006年〜(継続中)、約30分〜45分?]
京都のアパートの一室で、思いつきで撮り始めた作品。某学会という「学術的な場」に出品するために、制作者は同居人に作品への出演を依頼する。出演承諾後、撮影に取り掛かる。作品中では、撮影者と被撮影者、インタビュアーとインフォーマント、友人、研究仲間、同居人・・・といった入り組んだ関係が、カメラに触発されて様々なかたちで生起する。ちなみに、編集過程、上映過程、上映後の質疑応答なども撮影し、同居人に見せ、それらの様子も作品に取り込んでいくことにしている。その意味で、同作品は常に「未完」である。また、注意してほしいのは、この作品を、観る方々は、同時に被写体、同作品の一部になる可能性があるという点である。前述のように、上映風景、発表・質疑応答の様子はすべて撮影します。これを承諾できない方々は、上映、および質疑応答等の際、あらかじめご退場ください。


3.『present experiences』[2007年制作、公開、14分]
報告者が撮影・編集した本作品は、ケニアのプライマリ聾学校の生徒が用いる様々な表現手段のうち、身振りによる模倣的表現に注目した作品である。本作品の主要コンセプトは、「映像で映像を説明する」ことである。これまでは、映像作品それ自体で編集者の意図が視聴者にどれだけ伝わるかという実験をするため、予め文字媒体や口頭で作品を説明することは行わず、いきなり作品を見せるようにしてきた。本作品には、精緻化してゆく身振りでの模倣表現―身体の単純な動きの模倣から、多人数による「即興寸劇的コミュニケーション」まで―を盛り込んだ。途中登場する音声言語を話す子供を除き、被写体は全て聾学校の生徒である。本作品の隠れテーマとして、「調査者の被写体へのまなざしを、調査者自身が作品の中でいかにして引き受けることが可能か」を挙げておく。 (撮影:2004年〜2005年、構想:2ヶ月、編集:6日間)


4.ワークショップ「映像と人類学:映像コミュニケーションの可能性」
一橋大学で夏学期行われた本WSでの議論の紹介と今後の展望について報告する。このワークショップでは、映像哲学、映像人類学に造詣の深いイギリスの研究者Michael Richardson博士を講師として招聘し、以下のテーマで全8回にわたって映像視聴をした上で議論を展開した。報告では簡単に議論を紹介した上で、特に映像を視聴するということに焦点を当てたいと考えている。

「映像と人類学:映像コミュニケーションの可能性」WSプログラム(各回において以下のテーマでのレクチャー、映像視聴、ディスカッションを実施)
 第1回 人類学における映像の導入
 第2回 映像分析とテキスト分析 
 第3回 エスノグラフィック・フィルムの諸問題
 第4回 制作者と被写体の関係 
 第5回 歴史、記憶、人類学的まなざし 
 第6回 動作の視覚化と諸感覚 
 第7回 メディアの問題 
 第8回 院生による発表(映像作品の公開/美術館調査における写真の比較検
 討/You Tube分析)
 
WSの各回で視聴した映像素材については次を参照[http://sound.jp/visualanthro/]


[一橋大学院生紹介]
 
古川優貴(ゆたか)[一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程、社会人類学専攻]
ケニア西部、カレンジン系の住民が多い地域に所在する、寄宿制プライマリ聾学校に住み込みながら、2003年から2006年にかけて、のべ22ヶ月間フィールドワークを実施。聾学校の生徒によるコミュニケーションの手法と内容に注目した研究を進めている。3回目の調査から、記録手段としてDVカメラとMpeg4ムービーカメラを用いるようになった。調査中は、あくまで分析用として、聾学校の生徒や人々のコミュニケーションの様子をビデオに記録していた。帰国後は、「FileMaker Pro 7.0」を使って映像のデータベース化を進めようと試行錯誤中。現在の関心は、「コミュニケーションにおける言語と身振りの役割」。

田邊尚子 [一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程、社会心理学専攻]
現在、写真を介したインタビュー場面の語りを素材として、インタビュー場面の写真と語りの関係、コミュニケーションの特質について考察を試みている。一橋大学で夏学期行ったワークショップには、ヴィジュアルな素材を介したコミュニケーションという点に関心を持って議論に参加した。


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