その時代の音楽を切り取り、吸収、進化を繰り返すin the mix。このパーティーの音楽的本質はジャンルでは説明しきれない。Houseと呼ばれる音楽と、Houseと共鳴し合うTechno、Jazz、Break Beats、Electro、Disco、Garageなどを掌握し、大きな一つの流れとしてフロアに投影している。
そんな折衷主義の音楽理念はレジデント DJ MOCHIZUKIの活動からも見て取れる。海外ではウェストロンドンの聖地と呼ばれるパーティーCo-Op(U.K)にてIG Culture、DEGO、Afronaught、DOMUらと共演、ロンドン最大級のクラブFabric(U.K)ではRoss Allenとメインフロアをロックした。
今年5月にはウェストコースト系テックハウスの名門Sublevel(L.A.)でDOC MARTINとの共演も決まっている。国内でもMatthew Herbert、Basement Jaxxから、Lil Louis、King Brittまで彼の共演するアーティストやパーティーのジャンルを見ただけでもin the mixのレンジの広さは十分に伝わるだろう。
レジデントを預かる他のDJ達の活動も多岐に渡り、実におもしろい。
ガラージ、ディスコ・ダブをスタイルの基調とするDJ YOSHIOはDIMITORI FROM PARIS、RON TRENT、IG CULTURE SEIJIなど海外DJとの共演を同パーティーで重ねるほか、PUMAのアニバーサリー・パーティー(大阪)や、KOSHINO JUNKOのファッションショー(北京)など、その確かな音楽性を認められメインDJとして出演。