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開催終了『船、山にのぼる』上映会

詳細

2008年09月15日 09:11 更新

〜森が引っ越します〜
たくさんの木が船になって、森に帰っていく。
ひとの想いもゆっくり引っ越して、村の真ん中の大きな木も大移動。
ダム水没地で繰り広げられた12年に及ぶ森の引越しプロジェクトを描く。
東京都下、三多摩では初めての上映です。

■開催日 9月23日(祝・火)11時と14時 (開場15分前)
  各回上映終了後 本田孝義監督トーク
■開催場所 永山公民館5階ベルブホール(小田急・京王永山駅下車)
■前売り鑑賞券 800円
 当日鑑賞券  1,000円、小中学生 500円
 全席自由、未就学児無料
■上映作品の詳細、チケットの前売申込は
 ⇒ http://taenoha.com/fune/fune.html

<解説>
近年、日本でもアーティストの活動を描いたドキュメンタリー映画が多数製作されるようになってきました。本作は、広島県北東部・灰塚を舞台にした壮大なアート・プロジェクトを描いた作品です。「ダムを作る」ことによって何が起きるかを可視化したのは、美術家と写真家と建築家からなるユニット・PHスタジオ。1984年に発足した彼らは、「家具」「家」「都市」といった既成の枠組みを「棲む」というキーワードでそれらの解体と再読を試みてきました。その中でも、1994年〜2006年に取り組んできた、森の引越しプロジェクト「船をつくる話」は、最も長期にわたるプロジェクトとなりました。
監督は自らの故郷を描いた『ニュータウン物語』の本田孝義。
「故郷が水没する」という圧倒的なマイナス状況の中で、コミュニティーや環境に対して、アートに何が出来るのかを描き出しました。

<あらすじ>
1965年、広島県旧三良坂町、吉舎町(現三次市)、総領町(現庄原市)にまたがる灰塚で、ダム建設計画が起きた。以後、15年以上にわたって反対運動が続いたが、1984年に建設を受け入れた。その後、水没予定地の住民は水没地の近くに生活再建地(その一つが“のぞみが丘”)を作り、1993年から移転を開始した。その頃、1994年にダム周辺環境を自然と文化の調和が取れたエリアとするため灰塚アースワークプロジェクトが始まった。PHスタジオは、ダム工事に伴い20〜30万本の木が伐採され森林が水没するという話を聞いたことから、「森の引越し」をテーマとしたプランを発表した。具体的には、伐採される木を使って、全長60メートルの巨大な筏状の船を作り、ダム完成時に行われる試験湛水(最高位まで貯水する)の際に船を移動させ、その後の水位低下を利用して山の頂上にのせる、という壮大な計画であった。この計画は、「船をつくる話」と名づけられた。当初、半信半疑で話を聞いていたのぞみが丘の人々も、PHスタジオの人々の地道な活動を見聞きするうちに、計画の実現を信ずるようになっていった・・・。

2007年/カラー/88分/DV
製作:ビジュアル・トラックス、戸山創作所
監督:本田孝義 撮影:本田孝義、林憲志、濱子正 編集:本田孝義
音響構成:米山靖 音楽:風の楽団 ナレーター:川野誠一 プロデューサー:伏屋博雄 
支援: 文化庁 配給:戸山創作所
出演:PHスタジオ、灰塚の方々、他

   カチンコ『船、山にのぼる』予告編 
                ユーロスペースのご案内は終了しています。

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2008年09月18日 20:46

    「エコスゴイ未来はここにある!greenz.jp」の記事から
    http://greenz.jp/
     
    ダムはコンクリートの塊を山の中に建てるもので、自然環境破壊の象徴のように言われることもある。しかし、ダムはクリーンエネルギーである水力発電を行う発電所にもなりうる。
     
    そんなダムと環境の関係を考えさせてくれるのが、12年に及ぶ森の引越しプロジェクトを追ったドキュメンタリー映画「船、山にのぼる」である。
     
    この映画が私たちに語りかけてくるのは自然や環境というものがいかにコミュニティにとって重要なものかということだ。コミュニティというものは人と人とのつながりだが、それを支えているのは、そこに属する人々が共通に持つ自然や環境なのだ。この作品は、ダムを通してコミュニティと環境の関係を描くことで、自然や環境が人間の“生”にとっていかに重要なものかということも言っている。
     
    建築家ユニットみかんぐみの竹内昌義さんは、この作品に次のようなコメントを寄せている。
     
    人を取り巻く環境は単なる物質的な集合ではなく、それまで育ってきた記憶と経験が織りなすテキスタイルのようなものだ。
    ダムの建設により日常の場が水没することで、それらは現在と断ち切られてしまう。
    水の底でつくられ、浮かび上がったこの船は過去と現在を繋ぐ装置であり、水没という事実の象徴でもある。
    このフィルムは船が単なるオブジェではないことを教えてくれた。
     
    ダムの是非という現実的な問題よりも、もっと根本的な、人と環境の関係について考えさせてくれる作品だ。

    ---------------------------------------------------------------------------

    森も木も人々の想いもゆっくり動きはじめたとき、
    500年前からある大きな木の引っ越しがはじまりました。
    そして船は、ほんとうに山にのぼることができるんでしょうか?

    『船、山にのぼる』の機軸は、船が山にのぼるお話ですが、
    もう一つ最も象徴的なエピソードが樹齢500年の巨木の移植です。
    [えみき爺さんがやってきた]
    http://ww35.tiki.ne.jp/~nozomigaoka/pdf/kouhou/003-2.pdf  

    この映画にはコミュニティと環境の想いがいっぱいちりばめられています。
    ひと・まち・えいが!〈たえのは〉の上映会にぜひ足を運んでください。
mixiユーザー
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  • 東京都 多摩市・永山公民館ベルブホール  
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