国立音楽大在学中よりジャズ活動を始め、‘71年、「渡辺貞夫クインテット」でプロデビュー以降、「日野皓正クインテット」、「森山威男カルテット」を経て、その後、自らが結成したトリオで活躍。 ‘84年には「板橋文夫ジャズ・オーケストラ」を結成。 ‘85年からは、エルビン・ジョーンズ(Ds)や、レイ・アンダーソン(Tb)など、世界的なミュージシャンとのワールドツアーを成功させ、国際的な活動に入る。 ‘90年代に入ると、アジアでの活動も広げ、韓国、インドネシア、タイ、香港などで「地球を救うコンサート」や「タイ国王継承50周年記念祭」のフェスティバルに招待されている。 ‘06年の「横濱ジャズプロムナード」では、スペイン在住の画家、堀越千秋氏が、関内大ホールで、板橋オーケストラのバックに巨大なカンバスを吊り下げて、演奏をききながら絵を描くという離れ業を披露、観客を驚かせた。 映画音楽も多数手掛けており、柳町光男監督『19歳の地図』、萩庭貞明監督『さまよえる脳髄』、台湾スタン・ライ監督の『暗恋桃花源』、香港映画クリストファー・ドイル監督初作品『A WAY WITH WORDS』(‘99年8月邦題“孔雀”で公開)などがある。