オオルタイチ 1999年ドアーズ、レジデンツ、エイフェックス・ツインなどから受けた影響の元、即興的エッセンスを取り入れたスタイルでオオルタイチとして活動を開始。その後脈々と無意識下で錬られていた破天荒なメロディーセンス、衝動・突発的な非言語によるヴォーカルスタイルがダンスホールレゲエとの出会いにより爆発。打ち込みのトラックの上に"歌"をのせるスタイルへ変化した。2003年に正式な1stアルバムとなる『Yori Yoyo』をリリース。そのジャンル分け不可能な祝祭的なサウンドが話題を呼び、当時無名にして数々のメディアに取り上げられ、クレイジーケンバンド・横山剣、ボアダムズ・EYE、など数多くの先鋭的なミュージシャンからの支持を得た。 また国外でも精力的に活動中。音源のリリースの他ライブツアーも積極的に行う。昨年全30公演を越えるアメリカ、ヨーロッパツアーを成功させ、テキサスでの大型フェスティバルSXSW’09への出演や、以前からオオルタイチの愛好者としても知られるアルゼンチンの歌姫、ファナ・モリーナのオープニングアクトに抜擢されるなど、海外の聴衆にも喝采を持って迎え入れられた。今年5月にはシドニービエンナーレでのパフォーマンスも決定している。その活動の幅はトクマル・シューゴ、I am robot and proud など他ミュージシャンへのリミックス提供から舞台、演劇への楽曲提供、さらには役者など幅広い活動を展開している。今年末、三年ぶりとなる待望のニューアルバムのリリースを控えている。