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開催終了日本トランスパーソナル学会・東北支部主催セミナーのお知らせ

詳細

2007年12月11日 21:25 更新

         新春セミナーのご案内 

日本トランスパーソナル学会・東北支部では、当学会副会長である“菅靖彦 氏”をお迎えし「新春セミナー&ワークショップ」を開催いたします。

日時 平成20年1月12日(土)AM 9:30〜PM 5:00

会場 仙台市市民活動サポートセンター内 セミナーホール
     〒980-0811 仙台市青葉区一番町4丁目1-3 
     TEL:022-212-3010

講師 菅 靖彦 氏 ( 当学会副会長 )

参加費 学会員・学生 6,000 円  一般 8,000 円

お申し込みについては、この案内の一番下をご覧下さい。


       「 わたしたちの生老病死 」

高齢化社会の進行、病院内での死の急増、90%が病院死となっている現状。
「死の定義」の曖昧化「生きること」の意義の喪失と、その蔓延。
社会の荒廃と、それに伴う自殺や犯罪の増加傾向。

このような時代背景の中、ターミナルケアやグリーフケアが注目され、「死生学」や「死への準備教育」の必要性が強く叫ばれてきています。

「私は何のために生きているのか?」生

「どのように老いていくか?」老

「どうして病気になるのか?」病

「どのような時に死は訪れるのか?」死

それらの本質的な意味を改めて問われる時代になってきました。

この「生老病死」を、ご自身の問題として見つめてみませんか。


ドイツの実存主義哲学者ハイデガーは、著書である『存在と時間』の中で、人間を「死への存在」と定義しました。
彼は『個人の存在は生きている間は常に「現存在」として存在するが、この現存在は「その都度あること」でしかないために、完結した形で認識されることがない』と提言しています。

いったい、自分にとって「生きていること」とはどのようなことなのか・・・
「私」は何者なのか?何を目的に此処に居るのか?何を為そうとしているのか?

それは、誰かに言われたからではなく、状況のせいでもなく、自分への問いかけに自分自身で答えを出してこそ、初めて「自分のこと」になります。
そうなることで人生への取り組み方も自発的となり、より創造的なものになっていくのだと思います。
自分は何のために生まれてきたのか?また、何を目的に働くのか?その意味や意義は?こういった「内的な自分」に曖昧な者と、あるていど明確となっている者とでは、人生への取り組み方にも自ずと違いが生じてくるものです。

私は35歳の時、黒澤明監督の作品『生きる』と出会いました。

※ 映画『生きる』の内容について
(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

“黒澤明”監督が、人間の真の生きがいを問うたヒューマンドラマの傑作。胃癌に冒され、自分が余命幾ばくもないことを知った市役所市民課長(渡邊勘治」が、市民の要望に応えるために小公園を建設しようと奔走する姿を描く。 主演:志村喬


映画の冒頭における「この男は、死んでいるのである。」というナレーションが、彼がこれまでどのような生き方をしてきたかを如実に物語っています。
「死んだように生きているのか?」、または「たとえ残された時間は短くとも、たしかに生きているのか?」。
黒澤は、観る者に生きることの意味を問いかけます。

現代社会は「死」を捨象したところに存在し、いわば「死」をタブー視することでかろうじて維持できているような面があります。 近代以前においての死は誰にも身近なものでした。日々の生活の中で「老いて死んでいく」ということは最も重大な思索の対象でもありながらも自然に受け入れられていたように思えます。

しかし、90%が病院死となっている状況下で「病院内での死」があたりまえとなってしまっているとすれば、「死」から目を背け、まるで自分とは無関係でもあるかのような錯覚を起こしてしまうのも仕方のないことかもしれませんし、「死」と向き合わずに済むために、自ら「忙しい状態」に没頭し、「今はそれどころではない!」とばかりに目の前の困った出来事を無意識に演出しながら、気を紛らわせているようにも観えます。

ハイデガーは「自らの死」を自覚せずに人生は始まらないという旨の言葉を残していますが、いろんなところで聞こえる「むなしい・・」といった呟きや嘆き、さらに一種の諦め感にも似たニヒリズムが蔓延するこのような時代だからこそ、敢えて自分の「老い」や「病」、そして「死」に向き合うことが必要だと思うのです。


お申し込み方法

参加の申し込みは、お名前・ご住所・電話番号を以下へのメール、またはFAXにてお知らせ下さい。

nosasaki2002@yahoo.co.jp
FAX 022-243-0281

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  • 2008年01月12日 (土)
  • 宮城県 仙台市
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