Language profile
90年代のクラブシーン黎明期、イギリスのナショナルチャート(8位)にヒットトラックを送りこんだ伝説的アンビエント・ハウスレーベルAO(英)、また、H II H “Feels Like Heaven”(映画「リング」のテーマ)など、当時のダンスミュージック専門レーベルとしては異例のメガヒットを放って注目を集めたParatone(日)出身のDJ/プロデューサー2名による新たなユニット。「スローハウス」をキーワードに”Mind Dance Music”を標榜する。DJ Synthesizer(掛川陽介)は、自由で感覚的な演奏・制作スタイルと奔放で意外性の高いDJセットで知られる人物。本澤尚之は、U.F.O.に見いだされ”MULTI DIRECTION 2”でデビューし、ハウスを核としたジャンル越境的な音楽性が高い評価を得た“TrippingToro”(1867名義)を発表後、数々のプロジェクトでキーパーソンとして活躍する異才である。2人はこれまでにも多くの共同制作を手掛け、昨年、ドイツBoomtown Mediaからダウンテンポ作品をリリースしたほか、現在、イギリスLo Recordingsからエレクトロニカ作品のリリースを控えるなど、国籍やジャンルにとらわれない無境界な音楽活動を展開中。2000年代初頭にテックハウス、エレクトロニカなど、「もうひとつのクラブミュージック」を積極的に紹介したクラブイベント”Language”(主宰DJ Synthesizer)がユニット名の由来となった。「ランゲージ」は彼方へと開かれるためのパスワード。
Kaori (Featuring Vocalist)
1999年にドイツの新進気鋭テクノアーティスト、トーマス・シューマッハのプロデュースにより90年代初頭のクラブアンセム”Good Life”のカバーバージョンをリリース。世界中のクラブサーキットで大ヒットを記録する。その後、主にベルリンのクラブシーンの影響を受け、スティーブ・バグ、マイク・ヴァン・ダイク、パスカルFEOSなどのアーティストらとコラボレーションを展開。一方、国内においても、DJ Toby、Hiroshi Watanabe、Kagami、DJ Tasaka、GK、DJ Kawasaki、Hitoshi Ohishi等のトップクリエーターたちとともに精力的に作品を発表する。Crue-L Recordsより2作のEP ”Oasis”、”In My Head”とフルアルバム”Flow”をリリース後、現在ニューアルバムを制作中。発売が待たれている。今回、名実ともに本格派ボーカリストとして存在感を増す彼女が”Language”の音楽性にシンパシーを表明。90年代UKクラブシーンの最重要ナンバーのひとつであり、伝説的なヒットを記録したオーパスIII ”It’s a fine day”の他、オリジナルチューンを含む4曲のボーカルを担当した。