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開催終了一日一章「グレート・ギャツビー」読書会in mixi☆

詳細

2011年05月22日 23:38 更新

こんにちは。
「ネットde読書感想文」コミュ内にて、村上春樹の短編をみんなで読もう☆というイベントを定期的に開いております。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=47319475&comment_count=405&comm_id=3154073&&mhome=1

今回、そこから派生して「村上春樹の翻訳ものをみんなで読もう」というイベントを開催することになりました!

課題本は「グレート・ギャツビー」です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62239544&comment_count=4&comm_id=3154073&&mhome=1


5月20日から一斉に読み始め、一日一章ずつお互いに経過報告をしながら読了を目指します。
村上春樹に興味のある方もない方も、フィッツジェラルドに興味のある方もない方も、是非是非ご参加下さい(^o^)/

コメント(79)

  • [40] mixiユーザー

    2011年05月23日 11:07

    第4章
    どうやらギャツビーとデイジーは過去につながりがありそうです.
    デイジーが独身の頃その郷里で大勢の将校に囲まれてちやほやされている頃
    多分ギャツビーはいったん手に入れそうになったのだと思ったに違いなく
    その後紆余曲折が会って、第1章の、海峡をはさんで灯火を引き寄せるように震えて手を差し伸べたのでしょう
    ギャツビーはオクスフォードの出身で、中西部の金持ちとの触れ込みですが、ニックにはそれが事実でないように思えています.クラス社会の嗅覚ですが、ギャツビー自身の話や証拠の品などから、事実と認めざるを得ません.
    デイジーとの過去の事が少しわかりかけて、逢引の手引きに手を貸すのでしょうか
    それにしてもギャツビーは回りくどい
    女性の皆さんは、たとえR・レッドフォードであれ、ブラッド・ピットであれこのように愚にもつかない遠慮を歓迎するのでしょうか

    多分いちころでしょうね
  • [41] mixiユーザー

    2011年05月23日 17:18

    4章読了〜。

    恋愛要素が入ると俄然テンションあがりますね!

    それにしても、ここでギャッツビーとデイジーが繋がるとは思いませんでした。
    それにしても、好きな彼女の事を考えて、屋敷を購入し、彼女の情報を知りたいから派手なパーティーを催してまでいるにも関わらず、隣の家から自分の屋敷を見てもらえるだけでいい!それ以上は考えてない!なんて、

    純情すぎる〜〜〜!

    ギャッツビーの恋をちょっぴり応援したくなっちゃいました。
    でも、相手は人妻・・・。
    展開が気になりますね〜
  • [42] mixiユーザー

    2011年05月23日 18:33

    今日からの参加です。

    何度も読んでるので、4章から読み始めました。


    4章では、徐々にギャツビーが生身の人間として描かれていきますね。
    ギャツビーとウルフシェイムの胡散臭さが際立ちます。

    ニューヨークに到着するシーンも印象的です。

    ギャツビーにとって(そして恐らくはフィッツジェラルドにとっても)
    ニューヨークとは、

    嗅覚を持たぬ金の生み出す願望によって築き上げられたもの
    世界のすべての神秘とすべての美しさを請け合ってくれる息を呑むような最初の約束

    なのでしょうね。
    素敵な文章です。


    後、結婚前夜の酔いつぶれたディジーの描写の「6月の夜みたいに美しく」という表現が大好きです。
  • [44] mixiユーザー

    2011年05月23日 21:47

    やっと四章読み終えました。早く皆さんの感想読みたくて&参加したくて急いで読みましたが、途中からすーっと物語に引き込まれてしまいました。
    まさかこんな形で1〜3章の布石が繋がるなんて思いもしませんでした。。。
    夫婦仲の悪いトムとデイジー、その友人のベイカー。
    そこにギャツビーが絡んでくるなんてexclamation ×2
    しかもギャツビーの紳士なこと。ただデイジーにちょっと会って屋敷を見せたいだけなんて…
    もしかしたら自分になびいてくれるんじゃないかって気持ちがまるっきりゼロではないのかもしれない。
    でも「ここまで」と線引き出来る冷静な頭も持ち合わせている。

    冷静と情熱のあいだ、情熱とストーカーの線引きってどこにあるんだろう、なんてふと思ってしまいました。
    こんなに一途に思われるデイジーがちょっと羨ましいです。

    改めて一章のラストを読み返すと、じーんときちゃいます。
    これからの展開がますます楽しみですexclamation ×2exclamation ×2
  • [45] mixiユーザー

    2011年05月24日 10:07

    第5章
    「なんて美しいシャツでしょう.」この言葉までの5年間は
    狂おしくひそやかな懊悩を氷解させた
    幸福のピークだったかもしれない

    映画で最も美しかったのは、シャツを投げるシーンだった
    蛇足ながら、衣装デザインはオスカーデラレンタ?
    悪趣味に思えるほどパステルトーンの洪水
    全てがデイジーのために準備されたものと考えれば
    素直に美しいと言える

    さらに蛇足ながら、レッドフォードが監督した、リヴァー・ランズ・スルー・イット
    で主演したB・ピットは初めて見た時レッドフォードの弟かと思った
    つまり今もしギャツビーを映画にするならブラピはピッタリかもしれない
    どなたかが、ブラピを想像したことは正しく面白かった

    おまけの蛇足、ロストゼネレーションとはその5年間の事ではないか
  • [46] mixiユーザー

    2011年05月24日 10:17

    1、2章では謎多き隣人。3章では穏やかな紳士、4章で胸に秘められた熱い情熱が打ち明けられて、5章ではまるで思春期の少年。三十路なのに。
    ギャツビーのイメージが章を追うごとに深みを増していくのが興味深いです。果たしてこれからどう展開していくのか。
    まだ5章なのにこんなにハッピーということは、「トムは愛人とデイジーはギャツビーとニックはベイカーとそれぞれ上手くいきました」ってわけにはいかないのかなぁ。

    それにしても、白いスーツに銀色のシャツに金色のネクタイってどんなセンスだろう。
    緊張のあまり顔面蒼白で目の下には隈、態度は明らかに挙動不審。
    彼の頭の中はデイジー一色なんでしょうね。すごいなぁ。
  • [47] mixiユーザー

    2011年05月24日 12:31

    シャツのシーンは、確かにちょっと面白かったですね。なにゆえデイジーはシャツに顔をうずめて泣いたのか。「まあ、ステキ」と感嘆するのは分かるんですが。感極まるものが彼女にあったんですかね〜。

    それにしても、ギャッツビーのオロオロっぷりには苦笑してしまいました。まるで思春期の少年。さぞや幸せなひとときだったのではないでしょうか。頭の中でずっと会いたいと願っていた人が目の前にいるんですからね〜。

    でも、相手は人妻・・・。
    これからどうなっていくんでしょうね。
  • [48] mixiユーザー

    2011年05月24日 20:44

    第5章、ギャツビーの魅力全開ですね。


    特に、

    ギャツビーが文字どおり顔面蒼白で、両手を上着のポケットに重りみたいに突っ込み、切羽詰まった目で僕をじっと睨みつけながら、水たまりの中に立っていた。

    ↑から↓

    しかしギャツビーの遂げた変化には、ただ目を見張るばかりだった。彼は文字どおり光輝いていたのだ。
    歓喜の言葉も身振りもなかったものの、新たに生じた幸福感が彼の身中から光線となって発し、その狭い部屋にまばゆく充満していた。


    この変化!

    ニックの目を通して、こちらにもその情景が浮かんできます。
    ディジィと打ち解けるまでの何とも言えない微妙な空気感も凄い描写力です。


    あげく


    「やあ、オールド・スポート」と彼は言った。まるで何年もあっていなかったような口ぶりである。
    握手を求めてくるんじゃないかと思ったくらいだ。


    ですからね。
    フィツジェラルドのユーモアのセンスたまらないです。


    そしてそんな描写のやり取りの締めをこんな素晴らしい文章で飾ってしまうところがまた素晴らしい。


    いかに燃え盛る火も、いかなる瑞々しさも、一人の男がその冥府のごとき胸に積み上げるものにはかなわない。
    No amount of fire or freshness can challenge what a man can store up in his ghostly heart.




    ピアノの演奏が出てくる「ラブネスト」面白いリンクが見つかったので貼っておきます。
    http://d.hatena.ne.jp/Great-Gatsby-NY/20090214/1234621480
  • [53] mixiユーザー

    2011年05月24日 22:44

    > masatoさん
    おおexclamation ×2歌詞ありがとうございますexclamation ×2
    簡単にですが和訳してみました。


    その愛の巣は心地よくてあたたかい。まるで農場に落ちていく鳩の胸のように。
    ベランダにはいろんなつる草がまとわりついていて、キッチンにはつるバラやバラがからみついている。
    小さな部屋には青いティーセット。
    ダンスルームは二人の夢の部屋。
    それはドームつきの宮殿より素敵なの。
    この愛の巣をあなたは「わが家」って呼ぶのよ。

    和訳はかなり適当な意訳なので間違ってたら指摘してやって下さい。。。


    たくさんのシャツに思わず泣いてしまうデイジーがなんで泣くのかよくわからなくて(なんとなーくはわかるんですが…)主人に聞いてみたら「簡単じゃん」ですってexclamation ×2exclamation ×2
    曰く「自分が失ったものの大きさを具体的に目の当たりにして泣いているんじゃないか」って。
    ああ、なるほどー。
    「この人と結婚しとけばよかった」っていう後悔…と言ってしまえば俗っぽいですが、そういった具体的な後悔の前に「私はこんなにたくさんのものを失ったのだ」と、ただただ呆然としてしまったのでしょうか。
    後悔するのは家に帰ってトムの顔見てからかな(笑)
  • [54] mixiユーザー

    2011年05月24日 23:08

    皆さん、本当に深い読みで感服します。
    毎回お一人ずつにコメントつけたいくらいなのですがあせあせ(飛び散る汗)ごめんなさいあせあせ(飛び散る汗)
    興味深く書き込み拝見してますよ(^o^)/ありがとうございます。


    最初は「こんなに想ってくれる金持ちイケメンっていいなー、デイジー羨ましい。ギャツビーも一途だしいい人じゃん」と単純に思ってましたが、皆さんの書き込み読みながら「うーん…」と考え込んでしまいました。

    ギャツビーをここまで突き動かしたのはなんなんでしょう。
    仮にデイジーと最初から結婚していたら、こんな富を築けていたでしょうか。
    デイジーに会いたい、認められたい一心でお金を稼いで…の結果だとしたら?
    欠落というマイナスの原動力でここまできたと仮定したら、この後ギャツビーはどうなるんだろう。

    彼の幻想の持つ活力〜のあたりはそんな未来を示しているようで不安になります。
  • [55] mixiユーザー

    2011年05月25日 07:31

    朝読書で6章読みました!
    色々考えさせられる章でした。

    ギャッツビーやデイジーのことを「未練がましいぞ〜」て思う反面、歳月を巻き戻そう、とする、そこまで人の気持ちを掻き立てる「恋」というものは、すごい、といいますか、一体なんなのだろう、と。

    巨万の富も大きな屋敷も、デイジーという女性一人が手に入れば、ギャッツビーは喜んで捨てるでしょうね。

    客観的にみたら、そこまで手に入れたい女性でもないような気がするんですけどね〜。お金をもってて、ある程度頼りになれば、ほいほい男についていっちゃいそうなあせあせ

    他の方のデイジーの印象も聞いてみたいところです。

    ギャッツビーの恋路が気になります。

    〉じゃがいもうさぎさん
    デイジーの泣くシーンの解説ありがとうございました。すごくよく分かりましたウインク
  • [56] mixiユーザー

    2011年05月25日 13:49

    第6章
    デイジーがトムと一緒にパーティーへやってきます
    なんだか以前と違って色あせてしまった印象です.
    ギャツビーは過去を取り戻せると信じているようですが、

    彼の出自が明らかになってきます
    彼が切実に求めたものはデイジーというよりは、デイジーを育む世界
    といえそうです。ただ育ちが良く自立できない女性なのですが、豊かさや
    ひとかどの男にふさわしい象徴性を持っているのでしょう.

    それにしても、この作家の表現、比喩はとても美しい
    美しいだけでなく、この小説の書き出しの部分には志のようなものが感じられ、
    表現者であれば誰でもそう心得るべき指針とも思えます.
    「人間の基本的良識や品位は、生まれながらにして公平に振り分けられるものではない」つまりこの部分を年頭に置いて読み進めると、

    デイジーは男なら皆放って置けない美しい心根の優しい女性ではあるが、
    夫の浮気に悩み、だからと言って誰かに頼っていなければ、自立して
    生活するなどおぼつかづ、ぼんやりした、何かを変えてやろうなんて決して考えない、そんな女性なのではないだろうか.

  • [58] mixiユーザー

    2011年05月25日 22:39

    第6章は、、哀しいですね。


    捉えがたい韻律、失われた言葉の断片。
    遥か昔、僕はどこかでそれを耳にしたことがあった。

    思い出しかけていたものは意味のつてを失い、そのままどこかに消えてしまった。
    永遠に。



    ギャツビーの夢が叶って、そして叶ったが故に損なわれていく瞬間を目の当たりにするニック。

    6章は哀しいですが、ギャツビーとデイジーのキスのシーンは美しいですね。
  • [59] mixiユーザー

    2011年05月25日 23:59

    初めて読んだフィッツジェラルドの本がこれで良かったと改めて思いました。
    訳が好きな作家だからとかもありますが、なんて繊細で美しい文章なんだろうと。
    そして美しい文章だからこそ、ギャツビーの「過去をやり直す」力がよりいっそう悲しい。

    こうありたかった自分、こうあるべきだった過去。その幻想を打ち立てようとするギャツビーの姿勢はやはり不自然ですよね。
    どんなに頑張っても自分の両親や生まれ育ちを後から書き換えることなんて出来ないし、出来ていると思ってるとしたらそれはまさに幻想。
    彼は幻想を現実にしようとしているんですね。
    うーん…。

    次章はちょっと長めですexclamation ×2頑張って読みますexclamation ×2
  • [60] mixiユーザー

    2011年05月26日 11:40

    第7章
    ギャツビーとトムがデイジーをめぐり対峙します
    プラザホテルは耐えがたく暑く、イライラが募ります
    エックルバーグの看板の前で事故が起きますが、犠牲になったのは
    トムが乗った車と勘違いして飛び出したその愛人マートルです
    誰のせいでこんな事になったのか、読者は混乱します

    相変わらずギャツビーはデイジーを思いやりますが、
    なぜか物悲しく、空虚に思えるのは何故でしょう
    例え後ろ暗くても、一定の成功つまり派手なパーティーを開いたり、
    大きな屋敷を整えたり、贅沢な車や洋服は
    分別を超えた感傷のなせる技と言い切れるでしょうか
  • [61] mixiユーザー

    2011年05月26日 17:40

    7章は非常にハードですね。胃にきます、ぐっと。ボディーブローのように。

    デイジーが「こういう事態を想定してなかった」のは驚きです。旦那と元彼を一緒にしておいて平気なわけがない。混ぜるな危険ですよ。
    「昔好きだった人と今好きな人が両方いて二倍愛されてる感じぴかぴか(新しい)」とか「私を取り合わないでぴかぴか(新しい)」とか思ってる程度なら、あまりにも考えなさすぎかなぁ…。
    デイジー自身はどうしたいのか、よくわかりません。
    いるよね、こういう人。

    トムはトムで都合良すぎだろー。
    仮に愛人のことバラされて「人のこと言えるかexclamation ×2」と責められても、多少悪ふざけが過ぎたのは認めるが本気でマートルを愛してたわけじゃない(だからお前らよりマシ)と開き直りそう。
    いるよね、こういう人。

    それにしても凄いなぁと感心するのは、百年近く昔のアメリカの話なのに、2011年の日本人にも共感を抱かせる点ですね。
  • [62] mixiユーザー

    2011年05月26日 20:22

    三十歳 それが約束するのはこれからの孤独な十年間だ。


    この文章を初めて読んだとき、絶対30になる時思い出すだろうな、と考えたことを思い出します。
    そして、あと半年ほどで実際に30になるという所まで気がつけば人生の駒が進んでました。

    というわけで今更ながらニックに凄く親近感が湧いてきましたが、何といってもギャツビーにどうしても感情移入して読んでしまいます。



    でもギャツビーに感情移入して読むと7章はツラいですね。


    ジェームズ・ギャッツが作り上げたジェイ・ギャッツビーという仮面がボロボロと崩れ落ちていく様が痛々しいです。

    特にトムとデイジーの結婚式に紛れ込んだビロキシのエピソードから、ギャツビーの出自の怪しさに話題が転換する場面は、何か胃が痛くなりました。


    デイジーの混乱とギャツビーの憔悴と対象的に、落ち着きを取り戻していくトムが印象的です。
    そしてデイジーの混乱と、トムの落ち着きの理由は、多分どちらも同じで「金」なのではないかと思います。

    「金」は経済力もそうですし、家柄の正当性みたいなものも含まれているのではないかと思います。

    ギャツビーの「金」が(トム的価値観においては)正当なものではない、ということが明確になっていくことで、トムはーデイジーの愛もこれで自分から離れるはずはないと確信してー落ち着きを取り戻します。

    デイジーにしたところで、愛と金は不可分なものなのでーギャツビーの華麗なシャツに涙したのはそういう価値観の現れではないでしょうかーギャツビーの「金」の正当性に疑念が生じると、気持ちまでぐらついてしまうようです。


    ちょっと個人的過ぎる読みにつき、見当違いもあるかと思いますが、そんなことを感じた7章でした。
    最後に、この文章も、何かぐっときました。



    病んだものと健康なものとのあいだの相違に比べれば、人間一人ひとりの知性や人種の違いなんてそれほど大したものではない
  • [63] mixiユーザー

    2011年05月26日 20:52

    7章読み終わりました。

    友達同士が言い争ってて、そこに居合わせてしまって、というなんとも苦い、居心地の悪い思いを味わった感じがしました。

    でも、随分昔に書かれた小説なのに、現代にも通じるところがスゴイ!


    事故のシーンはビックリしました。
    こんなことがあるのか、と。ていうか、ひき逃げして逃げちゃダメでしょ!あせあせ(飛び散る汗)

    ギャッツビーもデイジーを可愛がりすぎ、というか甘やかしすぎ。

    女はこの後が怖いんですよ〜、ふふふ。
    自分も女ですが。

    物語も佳境ですね〜
  • [66] mixiユーザー

    2011年05月27日 11:50

    第8章
    まるでギリシャ悲劇を思わせる痛ましさです
    マートルのだんながギャツビーを殺すわけですが、
    二人とも被害者であり、加害者でもあるような

    それでもなぜかホッとしています
    落ち着くべきところに落ち着いたみたいに
    二人に対して同情は禁じ得ませんが、もうそろそろ
    ばかげた狂騒から逃れて、ゆっくりと休ませてやるべきなどでは
    といったような

    ニックは一貫してギャツビーを是認する事が出来ませんが、
    何がしかの好意を寄せて、 哀れで、ひたむきでさえある妄執に
    「誰も彼も、かすみたいなやつらだ」「みんな合わせても、君一人の値打ちも無いね」
    という言葉を送ります。
    それは同時に、はなむけであり、慰めでもありそして無論お別れの言葉でもあるように

    金色の帽子をかぶり、高く跳んで見せたのですが、
    上手く着水できなかった友人に対して
  • [67] mixiユーザー

    2011年05月27日 21:53

    ついにギャツビーの虚構に満ちた人生が終わりました。。。
    ですが何故だか、収まるべきところに収まったような、不思議な感覚。
    徐々にバランスを崩して、そのうち倒れると思っていたら、案の定…。

    ニックが彼に掛けた言葉はギャツビーにとってどんな感慨をもたらしたのか。
    自分が作り上げてきた幻想をことごとく否定され崩されて、彼自身も揺らいでいたのでしょうが、ニックの一言はせめてもの救いになったんじゃないかしら。
    多分ですが。

    デイジーとトムはこれからどんな夫婦になっていくのでしょう。
    ある意味共犯者めいた二人は、愛ではない何かに縛られていくのかな。

    せめてニックはベイカーと幸せになって欲しいのですがどうかなぁ、この流れだとそれも怪しい。
  • [70] mixiユーザー

    2011年05月28日 06:12

    遅くなりましたが、8章読んでの雑感です。

    まとまりなく恐縮です、


    ウィルソンが何で死んでいるかがどうもしっくりこない

    何故、ウィルソンが死んでいる?
    _自殺?でもその理由は?

    ギャツビーの死が描かれていないのは何故?
    _グロテスクなまでにリアルに描写されたマートルの死との対比?

    「それはただの私事にすぎない」の意味は?
    _トムを一時的に愛したことはデイジーにとっての取るに足らない私事なのか
    _デイジーの些細な心理を気にすることが、ジェームズにとっての私事であり、(虚構であれ理想像である)ギャツビーにとっては、取るに足らない事象なのか


    ギャツビーにとって、というかジェームズ・ギャッツにとっては、デイジーはデイジー自身である以上にまず「良家の娘」であって、彼が作り上げようとした、ジェイ・ギャツビーという理想像に含まれる存在なのではないか



    さて、今日はいよいよ最終章ですね。
    後ほどじっくり読みたいと思います。
  • [71] mixiユーザー

    2011年05月28日 12:33

    第9章
    物語は2年後から再開ですが、
    葬儀の寂しい回想と、ニックとベイカーの顛末
    トムとの偶然の再会などを通して
    ギャツビーの死は恐ろしく遠いものになって
    一幕の浅はかな芝居を演じた当人たちが、全て観客になってしまって
    居たたまれない気持ちになりますが、
    利害を上手く乗り切ったのは、上流の特権とでも思い込んでいるのでしょう
    世の中の何か複雑でばかげた事は、世の中で起きることで、
    その埒外にいる人種としては、ただ眺めているだけだとでも言うように

    ギャツビーが少年時代に立てたスケジュールが物悲しく幼く
    余韻として残ります

    「明日はもっと速く走ろう.両腕をもっと先まで差し出そう」
    そうやって手に入れられるものが必ず存在する事を
    ギャンツ少年がどうして疑う事が出来ただろう
  • [72] mixiユーザー

    2011年05月28日 18:57

    9章を読む雰囲気十分の天候ですね。

    自分までギャツビーの葬列に参加しているような気分になりました。

    9章は今までの章以上に名文のオンパレードなのですが、最後の文章が何度読んでも溜め息が出る美しさなので、少々長いですが引用させてください。


    ギャッツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。それはあのとき我々の手からすり抜けていった。でもまだ大丈夫。明日はもっと早く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。・・・そうすればある晴れた朝にー

    だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。

    Gatsby believed in the green light, the orgastic future that year by year recedes before us. It eluded us then, but that's no matter -
    to-morrow we will run faster, stretch out our arms further...And one fine morning -

    So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.





    ちなみに最後の一文はフィッツジェラルドの墓石にも刻まれています。
    写真付きのblogがあったのでリンクを貼っておきます。
    http://diplomatdc.wordpress.com/2009/04/24/the-great-gatsby-and-f-scott-fitzgeralds-grave/


    途中から参加でしたが、とても有意義な読書体験が出来ました。
    皆さん、どうもありがとうございました。
  • [74] mixiユーザー

    2011年05月28日 21:59

    雨の中読み終えました。ギャツビーの葬式はパーティの賑やかさと反比例するように、あまりにも寂しい。
    ギャツビーは、いったい何をどう間違ってしまったのだろうと何度も考えました。
    でも…多分、ギャツビーは何も間違えていなかったのです。ただ彼の周りの流れが、彼をおかしな方へ運んでしまっただけなんだと思います。
    彼は何事も諦めなかったし、常に努力を怠らなかった。出来る限りのあらゆることをやった。
    そこまで真っ直ぐ自分を信じて突き進める人が、世間にどれだけいるでしょう?

    歳を重ねるごとに読み返したい大事な一冊になりました。
  • [75] mixiユーザー

    2011年05月28日 22:06

    昨日おサボリしてしまったので、まとめて書きます。

    8章
    ◎ギャッツビーの、デイジーに最初に惚れた理由が、男に囲まれていたから、とか、家柄とか、外見・オプションで惚れた感じがして、不純とはいかないまでも、女性としても「う〜ん?」と思いました。

    ◎「誰も彼も、かすみたいなやつらだ」「みんな合わせても、君一人の値打ちもないね」のセリフから、二人の友情がうかがえて、「ウルッ」ときちゃいました。

    9章
    ◎ギャッツビーが死んじゃってすごく悲しいです。前半で純愛要素もあり、感情移入をしていただけにショックが大きいです。
    また、葬式にデイジーが来ないこと、あんなにパーティで大騒ぎしていた人たちが葬式になると一人も来ないこと、がとても悲しい。一体今までのバカ騒ぎはなんだったのだろうか。ギャッツビーは、幸せな人生を送れていたのだろうか、と無常感が漂う。

    ◎ニックが「君のために誰かを呼んであげるよ、ギャッツビー。だから心配しなくていい。僕はちゃんとしかるべき人を呼んであげるから、大丈夫だよ」という思いが泣けました。私もギャッツビーのために、かけずりまわって弔問客を探してあげたくなりました。

    ◎「だからこそ我々は、前へ前へ進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも」の一文が、この物語全体を表しているようで好きです。


    海外文学はあまり読まないので、読書会を通じて、この物語に出会えて本当によかったと思います。
    またぜひ参加したいです。
  • [77] mixiユーザー

    2011年05月30日 11:04

    とてもいい経験になりました.
    この物語は、作者とその妻ゼルダの個性が色濃く投影されているようです.
    作家としての志はニックへ、性格や普段の生活はトムへ、
    ゼルダと出会った時のフィッツジェラルドはギャツビーへ
    デイジーはゼルダへ。そんな風に考えると理解できます.

    狂騒の時代、第一次世界大戦後の未曾有の好景気つまりバブルですが、
    中産階級の台頭によって、戦争に参加した若者もどんどん稼げるような錯覚に陥って
    一方若い女性は、開放的になると同時に、稼げる人を見つけて、
    中産階級的な生活を勝ち取る事が急務でした.
    そのような社会的背景からすると、作者とその妻はまさに成功者だったわけですが、
    ギャツビー執筆の時はすでに破綻が襲ってきていて、
    夫々の精神状態は物語りの通りかもしれません.

    一方失われた世代とは、戦後未熟なままに社会に投げ出されて、指針を失った
    人々の事ではないでしょうか.

    作者はこの世代のまさに代表のように言われていますが、単に風俗を良くあらわしているということでなくて、当時の精神性をも代表しているのだと思えます.
    そしてこの小説が優れているのは、叙情的な比喩や美しい文体のみならず、善悪を超えたドラマ性にあると考えます。

    よく比較されるヘミングウェイは父性の強いダイナミックなドストエフスキー型とすると、フィッツジェラルドは悩みを克服していくゲーテ型といえるかもしれません.

    今日アメリカ文学を代表する作品となりえたのは、美しい修辞とは別に作品がアメリカでしか生まれなかった、言い換えればアメリカの苦悩と喪失感を表現した事によるものだからではないでしょうか.

    偶然でしょうが、村上春樹が解説で挙げたドストエフスキー、フィッツジェラルド、レイモンドチャンドラー、三人ともアルコールに依存して、命を縮めています.
    (ヘミングウェイもそうですが.)せめて、今回素晴らしい翻訳をなした村上春樹は健康で、さらに素晴らしい活躍をしてくれる事を祈ります.

    イスラエル賞のスピーチは感激しました.この作家が強固な壁に挑む卵であるとしたら、無数にそのつぶてを投げつづけなければなりません.創作のみならず、優れた翻訳によって、埋もれていくかもしれない才能に新たな光を当ててくれればと願います.
  • [78] mixiユーザー

    2011年05月30日 11:12

    皆さんの感想に大いに刺激されました.
    今まで気づかなかった事も多く、新しい魅力を発見できました.
    初めての経験ですし、感想文は多分中学校以来ですが、
    皆さんの感想を読みながらというのは、得難い経験です.
    印象や感じ方に違いがあるのはもちろんですが、
    改めて、小説は読み手によって、新たな物語りを生み出すと
    何かそのように思えてなりません.
    機会を与えていただいた、じゃがいもうさぎさんと、参加の皆さんにお礼
    申し上げます.
  • [79] mixiユーザー

    2011年05月30日 16:27

    発案者のじゃがいもうさぎ。です。
    皆さん、本当にありがとうございました。
    こういった企画は参加してもらって初めて成立するので、最初は「スルーされたらどうしよう;めっちゃ凹むなぁ」と不安もありました;
    でも蓋を開けてみたら、たくさんの方に参加していただいて、とても楽しいイベントになりました。
    私はこの本が今回初だったので、本当に次の章への期待でドキドキしながら読めましたし、読んでいる最中のドキドキや感想を同時進行中の方々とやりとりするのもとても面白かったです。

    上にも書いてありますが、もともとは「ネットde読書感動文」というコミュの中で、村上春樹の短編小説をみんなで読み合うイベントから派生した企画でした。
    普段決まったメンバーでわいわいやっているのですが、こうやって他の方の話が聞けるのも新鮮でした。
    実をいいますと、その村上春樹イベントメンバーで新しくコミュを立ち上げたのです。
    「村上春樹∽短編小説」
    http://mixi.jp/view_community.pl?id=5651625
    えーと、やってることは今までと変わりません。
    ただ、一日一章ではなく、半月に一編です。一か月で二編のペースで、村上さんの短編小説を読んでいくコミュニティです。
    どういう雰囲気かはいままでのイベントを覗いてみてください。
    ちなみに、6月16日からは「TVピープル」の読書会が始まります!
    村上春樹さん好きな方は是非ご参加ください。

    重ね重ね、ありがとうございました。
    こういったカタチの読書会もまたやろうと思います★
mixiユーザー
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  • 2011年05月31日 (火) 5月20日〜5月29日までの9日間かけて行う読書イベントです。
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