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開催終了12月15日、能の五番。

詳細

2009年12月14日 20:28 更新

管理人様、失礼いたします。大阪ロイヤルホースの小林です。

12月15日、火曜日。

ロイヤルホース特別企画 能楽「謡と小鼓」
【能の五番仕立て】
観世流 シテ方 山中雅志
大倉流小鼓方 清水晧祐
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・開場時間:17:00 ・開演時間:19:30/21:00
・チャージ料金:2,500円 barcounter=ノーチャージ

大阪市北区兎我野町15-13 ミユキビル1階
TEL: 06-6312-8958・9
FAX: 06-6312-2991       ROYAL HORSE
・ 阪急、阪神、地下鉄、各線梅田駅 徒歩5分
・ JR線大阪駅 徒歩5分
(地下街ホワイティの「泉の広場」M14番出口より南へ2分)
ロイヤルホース公式サイトは、http://www.royal-horse.jp/

『能の五番』
能の作品を登場する役柄と曲趣によって5つに分ける分類法があり、「五番立」と呼ばれています。五番立がいつ頃どのように成立したのかはよくわかっていません。「江戸時代の正式の演能が翁の後に能を五番演ずるものだったから」という説明をよく耳にしますが、江戸幕府の公的な演能の記録を見ると、五番立に沿ったプログラムではありません。
むしろ演能形式以上に、五番立と関係があるのは謡本(うたいぼん)です。近世以降に作られた謡本のなかには、1冊に5曲ずつ収めるタイプがありますが、そこでは5曲が五番立の順に並んでいます。一般に五番立が浸透したことには、こうした謡本の影響が少なからずあったと考えられますが、この分類法が謡本から生まれたという確証はありません。
このように来歴もはっきりせず、あまり厳密な分類ではないものの、五番立にはとりあえず現行のすべての曲を入れることができるので、便利に使われています。現在では1日に5番の能を演ずることはほとんどありませんが、演能の順序を示すことより、その能がどんな曲趣の能かを示す指標として役立っています。
初番目
神が登場して世の中が良く治まっていることを祝福したり、社寺の縁起を語ることなどを内容とする能です。「脇能(わきのう)」とも呼ばれます。結婚式でよく謡われる『高砂(たかさご)』や、男神や老神が舞を舞う『養老(ようろう)』『弓八幡(ゆみやわた)』『老松(おいまつ)』、荒々しい神や龍神が「舞働(まいばたらき)」[勢いよく勇壮に立ち働くこと]を舞う『賀茂(かも)』『竹生島(ちくぶしま)』などがあり、これらの演目はよどみなくすがすがしく演じることを大切にします。
翁(おきな)高砂(たかさご)
二番目
「修羅物(しゅらもの)」「修羅能(しゅらのう)」とも呼ばれます。『平家物語』の登場人物の霊が現れ、自分の最期の場面や、死後の苦しみを見せる能です。武士は殺生を繰り返した罪で、死後は戦いにあけくれる「修羅道」へ堕ち、苦しみ続けると考えられていました。『敦盛(あつもり)』『清経(きよつね)』『忠度(ただのり)』『頼政(よりまさ)』『実盛(さねもり)』など、世阿弥の名作が多いジャンルです。平家の公達(きんだち)の霊をシテとする「負け修羅」に対し、源義経(みなもとのよしつね)がシテの『八島(やしま)』、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)がシテの『田村』、梶原景季(かじわらかげすえ)をシテとする『箙(えびら)』の3曲を「勝ち修羅」と呼ぶことがあります。また、『巴(ともえ)』のように女性をシテとする曲もあります
清経(きよつね)巴(ともえ)。
三番目
優雅で美しい歌や舞を見せ場としている能です。能を代表する名曲が多く、女性がシテとなっている曲が中心なので「鬘物(かつらもの・かづらもの)」とも呼ばれます。古典文学に登場する優美な女性の霊をシテとする『松風(まつかぜ)』『井筒(いづつ)』『江口(えぐち)』『野宮(ののみや)』『定家(ていか)』、草花の精をシテとする『西行桜(さいぎょうざくら)』『遊行柳(ゆぎょうやなぎ)』『杜若(かきつばた)』、天人をシテとする『羽衣(はごろも)』、現実の美女やそのなれの果ての老女などが登場する『熊野(ゆや)』『千手(せんじゅ)』『関寺小町(せきでらこまち)』などがあります。その他、貴人の男性がシテの『小塩(おしお)』『雲林院(うんりんいん)』などもここに分類されています。
羽衣(はごろも)楊貴妃(ようきひ)定家(ていか)
四番目
「雑物(ざつもの)」「雑能(ざつのう)」とも呼ばれ、他の4つのグループに入らない作品は皆ここに分類されています。『三輪(みわ)』『龍田(たつた)』のように「神楽(かぐら)」を舞う女神の能、『三井寺(みいでら)』『隅田川(すみだがわ)』『班女(はんじょ)』『花筐(はながたみ)』など、親子や男女の別離と再会を描く物狂能(ものぐるいのう)、劇中のシテの芸能を見せ場とする『自然居士(じねんこじ)』、嫉妬や怒りで鬼となった女性を描く『葵上(あおいのうえ)』『道成寺(どうじょうじ)』や、地獄に堕ちた男女が登場する『善知鳥(うとう)』『求塚(もとめづか)』『通小町(かよいこまち)』のような能、中国の題材を扱った『邯鄲(かんたん)』『天鼓(てんこ)』、現実の男性をシテとする『安宅(あたか)』『鉢木(はちのき)』『俊寛(しゅんかん)』など、多種多様です。
邯鄲(かんたん)砧(きぬた)隅田川(すみだがわ)
五番目
主に人間以外の異類が登場する能です。「切能(きりのう)」とも呼ばれ、1日の最後に演じられることの多かった能のグループです。鬼や畜類の霊が出る『殺生石(せっしょうせき)』『鵺(ぬえ)』、怨霊をシテとする『船弁慶(ふなべんけい)』、天狗や妖精の登場する『鞍馬天狗(くらまてんぐ)』『猩々(しょうじょう)』、『土蜘蛛(つちぐも)』『紅葉狩(もみじがり)』のような鬼退治の能、男性貴族などの霊が登場して舞を舞う『融(とおる)』『絃上(けんじょう)[観世流は『玄象(げんじょう)』]』など、それに『海人(あま)』『当麻(たえま)』といった菩薩(ぼさつ)の能も、ここに入ります。
猩々(しょうじょう)融(とおる)


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