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開催終了『梁塵秘抄』うたう

詳細

2007年12月07日 00:07 更新

『梁塵秘抄』をうたう

10年前に構想し、4年前に作曲家に委嘱し、
この10月末に出来た曲。
初めて尺八や二十弦琴の邦楽器と共演することに!?


『梁塵秘抄』よりー声、尺八、二十絃箏のための

              作曲・尺八 関一郎(プログラムノート)


我が国で歌曲と言うとピアノ伴奏が普通ですが
梁塵秘抄は平安末期に女芸人によって歌われていた事、
すでに箏や尺八は当時存在していたことを考えて、
伴奏楽器はこの二つの楽器に決めました。
この曲では新箏と呼ばれる二十絃(或いは二十一絃)の箏が使われます。

作曲するにあたってこの時代の歌唱法、
演奏スタイルをある程度継承しながら時代を超えた
新しい展開によって今日的であることを意識しました。

一曲目はゆったりした平安時代の宴を連想させる穏やかな曲ですが、
二曲目は雰囲気は一変し、
三曲目は一曲目のエコーでありながら新たな方向を目指します。

次の三つの歌詞が歌われます。

  一 嵯峨野の興宴は
    鵜舟 筏師 流れ紅葉
    山陰ひびかす箏の琴
    浄土の遊びに異ならず

  二 心凄きもの
    夜道 船道 旅の空 旅の宿
    木闇き山寺の経の声
    思ふや仲らひの 飽かで退く

  三 茨小木の下にこそ
    鼬が笛吹き猿舞でかい舞で
    稲子麿賞で拍子付く
    さてきりぎりすは鉦鼓の鉦鼓のよき上手


〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 


『梁塵秘抄』は十二世紀、後白河法皇によって編纂され
<今様>などが納められている。
ときはあたかも平家と源氏が政権を争っていたおり、
そうした戦乱のただなか、
かの法皇は日夜<今様>の稽古に明け暮れ、
「生涯に咽喉から血を吐くこと三度」と。
『梁塵秘抄』をなすことに心血を注いでいたと伝えられている。

 明治になりその一部(十巻のうち一と十)が発見され
白秋など詩人に多大な影響をあたえた。

ある時からこの<今様>を実際の音として現代に蘇えらせたい、
今日(こんにち)の<今様>を歌いたい、と思い立った。

作曲をお願いし、手元に楽譜が届くまでの数年かかった。

  
作曲・尺八の関一郎、琴の藤川いずみ両氏とともに
ステージで歌うことができることへの感謝。
そしてその演奏を聞いていただくよろこび。


藤川いずみ http://www.k5.dion.ne.jp/~koto21/index.htm

関一郎   
http://www.ora-j.com/member/seki.htm

http://www004.upp.so-net.ne.jp/kazshow/profileSeki.html


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  • 2007年12月13日 (木) PM7時開演
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