ダンスミュージック新時代のトップランカーKARIZMA。 Basement BoysクルーとしてDJ Spenと共に、長きにわたり活躍し、ハウスのヒット曲を量産してきたKARIZMA。しかし彼が一躍「時の人」となったのは2006年に少数のプロモ盤が出回った”Twyst This” が、きっかけだろう。アルバム製作途中で関係者のみに配られたこの曲はGilles Petersonの英国人気ラジオプログラム“The World Wide”にて紹介されると、正規リリース前にも関わらず“The World Wide”の年間ベストシングルの14位にチャートイン。
そして、2007年ソロデビューアルバム”a mind of its own”をリリースするとKARIZMAはあっ!と言う間にクラブシーンを席巻してしまった。ネクストアーティストとして多くのメディアが取り上げ、DJからオーディエンスまでが彼の音楽を崇拝。「時代に理解されるまで寝かせ続けた」と本人が語る強烈な本作は、テックでありながらどこかオーガニックとさえいえるライブ感とソウルネスを持ち、どのジャンルにもカテゴライズされない独自性を宿した傑作である。その懐の深いサウンドスタイルはGilles Peterson、Ben Westbeach、Bugz in the atticなどのジャズ/ウェストロンドン勢からTimmy Regisford、Quentin Harris、Louie Vega、DJ Spinna、Tony Humphries、Dennis Ferreなどハウス界のレジェンドからホープまでが絶賛するに至った。その後もDJミックスシリーズ”Coast 2 Coast”や、”Soul Heaven”(Kenny Dopeとの共作)をリリースし、DJ Gregory、Raw Artistic Soul他、幾多のリミックスを手掛けた。
そして!!KARIZMAの忘れてはいけないもう一つの魅力、DJとしての才能である。ガラージ、クラシックからテッキーなジャズハウス、ブロークンビーツをCDJ3台駆使し、楽器を扱うかの様に演奏。ライブのように音楽をその場で構築していく姿は、フロアに「衝撃」の二文字を刻み込む。3年連続出演を果たしたSouth Port Weekender、World Wide Festival in Seteなどのフェスティバル、ここ日本でも8月のジャパンツアー、そして11月のT.C.J.Fでその才能は発揮され、フロアを熱狂させたのは記憶に新しい。
■木村勝好(crasty / in the mix / afrontier / POSSIBILITY)
青山LOOPで行われているハウス/クロスオーヴァーイベント「in the mix」をホームに、MotionBlueYOKOHAMA他、首都圏のジャズクラブ、カフェ、ラウンジなど、様々なスタイルの場所で、サウンドによるコンフォータブルな空間演出を行なう。どんなに異なる雰囲気、状況であっても、音楽のエッセンシャルな部分をエモーショナルに表現することを信条としている。ハウス、ジャズ、ラテン音楽など、多彩なジャンルを独自の解釈で構成していくフリーフォームな選曲を、是非体感してほしい。
■八木俊明(crasty / in the mix)
自身がリスペクトしてやまないI.G.CULTURE、MarkdeClive-lowe、SEIJIとの共演を経て、ウエストロンドンの混じり気のないブラックネスを注入される。そして現在、日本では数少ないリアルなヴァイヴスを表現できる、ブロークンビーツDJとして進化を続けている。ジャズ〜ブラジリアン〜ブレイクビーツを通過した豊かな音楽性を武器に、研ぎ澄まされたグルーヴの波を作り出し、暗闇のフロアをディープに揺さぶる。