開催終了草月（そうげつ）いけばな展
詳細
2006年05月25日 10:19 更新
美術の話題ではないので恐縮ですが、来月いけばな展があるので紹介します。
「草月（そうげつ）いけばな展」
場所：新宿タカシマヤ１０階
会期：前期６月８日（木）〜１０日（土）
後期６月１１日（日）〜１３日（火）
時間：１０：００〜２０：００
（１０日は１９：３０閉会、１３日は１８：００閉会）
入場は閉会の３０分前まで。
料金：前売７００円、当日８００円
詳しくは草月ＨＰ http://
「News&Information」をご覧下さい。
草月流という日本最大の前衛いけばな流派による展示会です。
「植物を使った造形芸術」である草月のいけばなは、
我々美術愛好者にも十分興味を持てる対象であると思っています。
むしろいけばなを知らない人にこそ見てほしい！
好奇心と創造心が刺激されるはずです。
※タダで入手した前売券が２枚余っています。
１枚で１人前期・後期どちらか１回のみ入場できます。
ポリまでメッセージをいただければ郵送にてお譲りできますので、
遠慮なくお申し出ください。
「草月（そうげつ）いけばな展」
場所：新宿タカシマヤ１０階
会期：前期６月８日（木）〜１０日（土）
後期６月１１日（日）〜１３日（火）
時間：１０：００〜２０：００
（１０日は１９：３０閉会、１３日は１８：００閉会）
入場は閉会の３０分前まで。
料金：前売７００円、当日８００円
詳しくは草月ＨＰ http://
「News&Information」をご覧下さい。
草月流という日本最大の前衛いけばな流派による展示会です。
「植物を使った造形芸術」である草月のいけばなは、
我々美術愛好者にも十分興味を持てる対象であると思っています。
むしろいけばなを知らない人にこそ見てほしい！
好奇心と創造心が刺激されるはずです。
※タダで入手した前売券が２枚余っています。
１枚で１人前期・後期どちらか１回のみ入場できます。
ポリまでメッセージをいただければ郵送にてお譲りできますので、
遠慮なくお申し出ください。
コメント(6)
2006年07月01日 22:47
６月１０日（土）に行ってきました。
遅くなりましたが、私の気に入った作品を紹介します。
１枚目：テーマが「花と器」なので、最も器を活かした作品のひとつだと思いました。ガラス花器が涼しげで美しく、バランスの中に緊張感がある洗練された夏らしいいけばなではないでしょうか。
２枚目：こんもりとした不思議な雰囲気。「ナウシカ」の世界の腐海のようです。写真に撮るとどうしても平面的に見えてしまいますが、真ん中の空間のあやしさが素敵だと思いました。
３枚目：とても印象的な、大胆なデザイン。いかにも「草月」といった感じのいけばなでした。孔雀が羽を広げた姿、あるいは華やかに着飾った宝塚スターのようなものを連想しました。
2006年07月01日 23:30
続きです。
４枚目：背景が汚くてちょっと残念でしたが、とても好きな作品です。赤い花が崖の上に立つ美しい女性を思わせ、水墨画のような雰囲気を感じました。ずっと見ていたかった…（ため息）。
５枚目：入り口から入って一番最初に展示されていました。とても不思議な、他にあまりないタイプの作品です。器の内側にも花が映り、静謐、という言葉がしっくりくるような印象を受けました。
６枚目：すごくバランスがいいと思いました。計算された構図・配置でとても好きです。大胆でありつつも緊張感のある作品ですね。
いかがでしたか？ 少しでも雰囲気が伝わればいいな。
季節柄、アジサイ・アリアム（ねぎぼうず）・スモークツリー（煙の木）・フトイ・ドウダンツツジなど、同じ花材があちこちで使われていましたが、やはり同じ作品は一つもありません。
初代家元の勅使河原蒼風の言葉に、「いけた花は人である」という言葉があります。いけばなにはその人がそのまま出る、という意味です。素敵な作品を目にすると、それをいけた人のことを考えさせられます。それは美術の世界も同じかな。しかし、いけばなにはいけばなでしか表現できない、緊張感・即興性・発想の転換などなどの要素があり、私はそれらに惹かれていけばなを続けているのだとしみじみ思いました。
さてさて、次は１１月には「草月展」という１年で最も大規模な展示会が日本橋・高島屋で開催されます。
ぜひまたここで紹介したいと思います。それでは。
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