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開催終了【7/22】僕とヴィジュアル系【神楽坂】

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2011年07月21日 22:38 更新

今では「メジャーなモノに興味はなくマイナーなモノをたくさん知っているディープなボク」をアイデンティティとしているサブカルクソ野郎こと僕ですが、小学生くらいの頃までは比較的マトモでした。
子供の頃から歌が好きで、小学校に上がった頃にはテレビの歌番組から流れてくる、スピードとかマックスとか小室大先生プロデュースの曲とかを聴き、近所のレンタルCD屋でそれらのシングルを借りてカセットに録音したりしていたものです。
小学4年生の時に作った文集では「将来は歌手になりたい」と書き、担任の先生から
「なんだお前、歌手になるったって歌下手くそじゃないか、ガッハッハ」
「ワッハッハ」
とクラス中の笑い者にされたりもしました。菊地先生お元気ですか、僕は今でもあなたの事が大嫌いです。

違うんです、そういう事を書きに来たわけじゃないんです。

僕が本格的にバンドに興味を持ちつつあった90年代後半というのは、ヴィジュアル系バンドブームが到来していた時期でもあり、MALICE MIZERやSHAZNA等が疾風の如く現れ話題を呼び、ランキングのトップ10には常に必ずどこかしらのヴィジュアル系バンドが入っており、PENICILLINがオリコンの表紙を飾っているような時代でした。
そういう風潮だったので、顔も頭も悪い小学生だった僕は「なるほど、バンドというのはこういうカッチョいい人達がキメキメのポーズでやるものなんだな。じゃあオレには無理だ」と途方に暮れながら、夕焼け空の下通学路をとぼとぼと歩いたものです。

その頃僕は誕生日にCDコンポを買ってもらい、それを再生するためのCDを手にするべく、近所のCD屋で1枚50円とかで売られているような古いシングル盤(短冊形のアレ)をわっせわっせと買い集めていました。
その日もCDショップリバティー(4年前に潰れて今はゴルフ屋になってる)で安いシングルCDを探していたところ、なにやら他の物と比べても異彩を放っているジャケットの物を発見したのです。
まず持ってる楽器がおかしい。当時の勝手なバンドの定義として、バンドというものはボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムで構成されているものだ、というのがあったのですが、そのジャケットに写っている人々が持っている物はベース以外そのどれにも当てはまらない楽器を持っている。
アコーディオン、謎の8弦楽器(後にマンドリンという名前である事が判明)、そして首から下げる小学校に置いてあるような太鼓。
なんじゃこれはと思う間もなく、次に写っている人々の姿もおかしい事に気がつく。どこの国の物かわからないような民族衣装、オカッパ頭、太鼓を持っている人は坊主頭にランニングという、どう考えても今まで僕が観てきたバンドにはいなかったような4人が、CDのジャケットに掲載されていたのでした。
ジャケットをひっくり返してみると、そこにはバンド名と曲名が書かれていました。

「たま さよなら人類/らんちう」

結局僕はこの珍妙なジャケットとバンド名に負け、200円だか300円だかでこのCDを買って家に帰ったわけです。
これは一体どんなものかしら、と思いながら自室のコンポにCDを入れてスタート。するとここで大ショック。スピーカーからは、今まで聴いた事がないような音楽が流れてくるじゃないですか!
ギンギンいうエレキギターの変わりにペケペケと鳴る生ギター、キラキラした音を鳴らすキーボードの変わりにピアノ、アコーディオン。なにより正確なリズムを刻むドラムの変わりに、不思議な間で鳴るチャカポコとした音(これが桶や鍋の音であるという事は後に知る)。そして朴訥としているが妙に引っかかる歌詞とメロディ。
その全てが、今までにあったバンドの既成概念を突き崩すもので、2曲聴き終わった時には、僕はコンポの前で呆然としていました。
「こういうのも有りなのか!」
と大変衝撃を受けたショウタ少年(11歳)は、その後自転車を乗り回して町中のCD屋を周りたまのCDを探し、少しずつ作品を集めていき、曲を覚え、同時期に偶然手に入れたフォークギターでたまの曲を練習し(難しすぎてほぼ弾けなかったけど)、小学校の卒業文集に「将来はギタリストになってたまのようなバンドを組みたい」という旨の事を書いたりしていました。今まで散々ヒドい文章を書き散らしてきましたが、あれほど恥ずかしい文章はありません。あれを公開されたらおしまいなので僕は一生悪い事はできません。

それからナゴムなどの80年代のインディーズの方に意識が向いたり、プログレッシブロックを聴いてスターレスの壮大さに涙を流したりと、順調に道を踏み外して入ったわけですが、気がついたらだいぶ前置きが長くなってしまいました。
つまり「バンドをやりたい→でもそれはヴィジュアル系みたいなカッチョいい人達にしかできない→とほほ→たまを知る→こういうやり方でもいいのか!→ようし!」という道を辿ってきたので、実はヴィジュアル系バンドに対する知識がほとんど無いのです。むしろあえて避けて通ってきたと言ってしまっても良いでしょう。そんな奴がメイクをしたり衣装を着たりするバンドをやっているのだから不思議なものです(ぐゎらん堂の前にやっていたバンドもメイク有り、衣装有りだった)。
90年代のバンドなら多少はわかるのですが、00年代に入るとまるでついていけないというのが現状なのです。というわけで誰か僕にヴィジュアル系バンド講座を開いてください。

というここまでの話を、一旦皆さん全て忘れて頂きたい。
ここからが肝心のライブ告知です。

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■七月二十二日(金)
神楽坂EXPLOSION
MusicArtproduction presents 2ヶ月連続企画
「〜4狂〜狂いし居場所は此処に在る・・」
□開場:十六時 / 開演:十六時半
□前売:三○○○円+呑物代
□出演:
・『正義』崇拝教團JUSTICE KING
・MIEL
・Vale,
・ラストール宮殿

ゲスト:
・Mu☆Mu
・ぐゎらん堂
・FICE 座 RAINBOW
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まあ、つまり、その、そういう事ですよ。
ぐゎらん堂の出番は割と早いので早めに来て頂ければ観られると思います。という曖昧な表現。
そして僕はこの日病院に行ってから神楽坂へ向かうのですが、果たして間に合うのでしょうか。
フタを開けてみたらベーシストがいなかった、という事態にならないようにしたいと思います。

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  • 東京都 神楽坂EXPLOSION
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