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開催終了知的障害のある人たちの地域生活に関する国際交流集会

詳細

2007年01月12日 12:33 更新

【プログラム(予定)】
10:00〜10:30 あいさつ・趣旨説明
 国際研究集会の趣旨や集会に至るまでの経緯や蓄積を説明・紹介するとともに、日本における「中間施設」的な取り組みの大まかな把握や課題を述べる。(津田英二)

10:30〜11:00 報告1「あとからゆっくり」(大阪府大東市)新崎国広・高橋爾
 自立生活センターの取り組みから偶発的に生まれた、知的障害のある人たちを中心とした地域における居場所の意義や機能と、その居場所における活動の展開について報告する。

11:00〜11:30 休憩

11:30〜12:00 報告2「メインストリーム協会」(西宮市)横須賀俊司
 身体障害のある人たちの自律的な地域生活をめざす活動の中で、必要に応じて生まれてきた中間施設的機能について報告する。

12:00〜12:30 報告3「ゆらねっと」(仙台市)植戸貴子・司東亮海・後藤聡・成田創志
 知的障害のある人たちの自律的な地域生活を実現するための中間施設の試みにおける、本人たちの自発的なグループ活動と地域社会との関わりを報告する。

12:30〜14:30 昼食・交流
 昼食の歓談を利用して、参加者どうしのコミュニケーションを促進する。

14:30〜16:30 パネル・ディスカッション「国際的な視点からみた日本の現状」
パネリスト:Rohhss Chapman、文龍洙、末本誠  司会:松岡廣路
 イギリスのピープルファースト、韓国の福祉館、フランスのアニマシオン活動を参照しながら、知的障害のある人たちの地域生活支援の現状や課題、日本における中間施設における実践の試みを意味づけ、評価し、理論的・方法論的に検討する。

【海外からの招聘研究者】
Rohhss Chapman氏(英国・マンチェスター大学教員) 英国でも唯一の「知的障害学講座」に所属。ピープルファーストグループの支援者でもあり、オープン・ユニバーシティの「知的障害者社会史研究会」の主要メンバーとしても活躍。
編著書にExploring Experiences of Advocacy by People with Learning Disabilities,Jessika Kingsley Pub., 2006など。
文 龍洙氏(韓国・ソウル市立精神薄弱人福祉館事務局長) 韓国の地域福祉の展開を支える福祉館の発展に献身的に寄与している。
ソウル市の知的障害者の地域福祉に関してオピニオンリーダー的存在であり、広範なネットワークをもっている。

【趣旨】
 入所施設の解体に伴って元入所者が地域で生活するための基盤づくりが各所で急務となっていたり、障害者自立支援法にみられるようにフォーマルなサービスが困難に直面するなど、知的障害のある人たちの生涯にわたる質の高い地域生活を実現するためのさまざまな戦略的な取り組みが、近年ますます求められるようになってきています。
 他方、国連の障害者権利条約では、インクルージヴな地域社会をめざすという理念が謳われ、それの実現のためのインクルージヴな教育という理念や方法について議論が盛んになってきています。
障害のある人たちに対する合理的な配慮が社会の責務とされ、その欠如を差別として扱うといった流れの中で、日本において「通常の場における援助付き共生戦略」と理解されるインクルージョン理念は、社会全体の運動として展開されなければならないものと理解されます。
 このような動向を背景として、今回の研究集会では、知的障害のある人たちの地域生活を支える「中間施設」の意義や機能に焦点を絞って議論を展開します。
「中間施設」の意味する「中間」とは、フォーマルなサービスとインフォーマルな関係との中間、人やサービスを仲介し関係づけるという意味での中間、学校や職場と家族との中間、専門性professionalと素人性laymanとの中間、あらゆるセクショナリズムの枠を超えるという意味での中間など、多義的な「中間」です。
人を分類し、関係を分断し、限られた関係の中で問題解決を図ろうとしてきたこれまでのシステムをさまざまな問題の根源と考え、分散した人や資源をゆるやかに結びつけることで地域社会を変容させていくという戦略的拠点として、「中間施設」を位置づけようと思います。
 「中間施設」という概念の中味は、定義的に述べるのではなく、実際に展開しているさまざまな試みから学ぶことを通して豊富にしていくものと捉えます。そこで、研究集会においては、さまざまな事例から必要に応じて生み出されてきた「中間施設」としての試みを報告してもらい、その上で、それらを国際的な動向のもとで対象化・相対化することを通して、「中間施設」概念の重要性を捉え、その理論的・方法論的課題を検討します。

【主催・問い合わせ先】
神戸大学大学院総合人間科学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センター
(担当:津田英二)
 e-mail zda@kobe-u.ac.jp
 電話 078-803-7972
 Fax 078-803-7971
(会場は、JR六甲道駅、あるいは阪急六甲駅から、市バス36番系統「鶴甲団地行き」に乗り、「発達科学部前」で下車、すぐ目の前の建物です。)

【参加】
昼食の準備をいたしますので、1月31日までにメールかFAXでお申し込みください。
実費分(500円)をご負担いただきます。参加費は無料です。昼食が必要ない方のお申し込みは必要ありません。ご自由にご参加ください。

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  • 2007年02月03日 (土) 研究集会と銘打ちましたが、理論をこねくりまわすような会ではなく、参加者が交流しながら実践的な課題を深めるような会にするつもりです。
  • 兵庫県 於:神戸大学発達科学部
  • 2007年02月03日 (土) 締切
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参加者
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