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開催終了自然と食の安全から考える原発と私達

詳細

2007年11月13日 13:38 更新

京都大学の学祭で以下のような企画を行います。
近畿地方の方はぜひおいでください。もちろん無料です。
主なテーマは上関原発と六ヶ所再処理施設です。

★★★転送転載歓迎★★★


★自然と食の安全から考える〜原発と私達〜★
パネル展示&講演会

講演 「失われゆく海辺の自然〜上関原発予定地長島の自然を守る〜」 講師 加藤真さん 
(京都大学人間環境学研究科教授。研究テーマは日本の渚における生物多様性とその保全について。
長島の自然を守る会の調査にも参加。著書として「日本の渚−失われゆく海辺の自然」(岩波新書)がある。)
講演 「六ヶ所再処理工場をとめるために…」 講師 小坂勝弥さん
(反核環境NGO「グリーン・アクション」スタッフ)公害・薬害の患者運動を支援する中で人権思想に触れる。
放射性廃棄物問題に関する市民運動をつなげる「核のごみキャンペーン関西」の事務局を担当。)
日時 11月25日午後3時より
場所 農学部本館w314教室 
パネル展示:長島の自然を写した写真と六ヶ所再処理工場について
DVD:「瀬戸内の原風景 長島」長島の自然を守る会作成 30分
★★★パネル展示とDVD上映は北部祭典期間中毎日、北部構内銀杏並木において行います。★★★
主催 農学部学生自治会常任委員会
お問い合わせ ajichikai@yahoo.co.jp
1 長島について
 山口県の東南、柳井半島の南部地域を長島といいます。ここに中国電力が原子力発電所の新規建設を予定しています。しかし、この地域には瀬戸内の原風景ともいわれる貴重な生態系が残っています。かつて瀬戸内の海辺にあった自然は今ではそのほとんどが失われ、限られた地域に残されているに過ぎません。長島の自然を守る会はこの地域の貴重な生態系を記録しながら、その保護を訴えています。

原発反対運動は20年以上続いています。特に海を挟んで建設予定地と正面から向かい合う祝島では島の人間の9割以上が反対しているほか、自然を生かした無農薬ビワやビワの葉茶、添加物なしの魚やタコの天日干しなどを作って販売していることでも有名です。

 人間の消費活動が地球の環境復元力を超えるものであることが判明し、持続可能な社会の実現が求められている今、新たな原発は本当に必要なのでしょうか。地元では地域を二分する対立がつくられてきた一方で、電力の大消費地に暮らす私たちに自然破壊を容認しているという当事者意識はあまりに希薄だったのではないでしょうか。今こそ、その断絶を乗り越える想像力が求められています。長島の貴重な自然の素顔に触れてください。生物の多様性が生みだす 関係の豊かさを感じてみてください。

2 六ヶ所村再処理施設とは?
先月26日に今年度2度目となる核燃料46トンが搬入された、この秋から本格操業されている再処理施設は原発1基が1年で放出する放射性物質を1
日で放出するといわれています。
使用済み核燃料棒を寸断し、むきだしにして化学処理を行う再処理の仕組み上避けられない事態であり、さらに排気や排水の過程においてコスト上の問題から回収装置がつけられていないことが事態に拍車をかけています。
また高レベル汚染物を最終的に埋めて処分するためのガラス固化体を作る技術もいまだ確立されているとは言い難い状況です。
この高汚染工場がまきちらす放射性物質が青森に住む人々と自然・農水産業にどれだけ悪影響を与えてしまうのでしょう。
さらに40年操業すると工場の解体・処分まで合わせて19兆円の経費がかかります。再処理により、圧倒的に増える高レベル汚染物と高品質プルトニウムの行方はいまだ不明朗なままです。

3 長島と六ヶ所をつなぐもの
 日本の原子力利用計画は核燃料サイクル構想を通じてひとつにつながっています。そして、その根底には科学技術をもって放射能の危険を完全に管理することができるという過信があります。しかし、現実には死の灰を安全に処分するための技術は確立していません。いずれなんとかなるであろうという見込みによって、問題は拡大され続けています。

 使用済み核燃料の再処理によって、日本の原子力利用はプルトニウムという新たな危険の扉を開くことになります。と同時に、管理を放棄された放射能汚染が三陸沖から東日本沿岸に拡大します。そうして、食の安全が失われます。そうなる前に、私たちは核燃料サイクル構想の是非を改めて考え直さなければなりません。
4 豆知識
クリプトン85という放射性の希ガスが六ヶ所再処理工場から1年間で排出される量はチェルノブイリの10倍、かつ過去の全ての核実験が放出した量を上回るといわれています。
これはトリチウム(三重水素)や炭素14でも同様です。トリチウムは液状気体状合わせて年摂取限度量にして3億5800万人分もの量を排出すると事業者により申請されています。

プルトニウムは加工の工程で機器などにこびりつきやすく、年間8トンのプルトニウムを扱える六ケ所では80キロは「行方不明」になってしまいます。しかもプルトニウムの年摂取限度量はわずか1.4億分の1グラムです。

事故を起こした「もんじゅ」で知られる高速増殖炉は核兵器向きの高品質プルトニウムの生産に最適ということが知られています。通常プルトニウムの保有は核武装の意図を疑われます。現在40トンあまり保有している日本政府は、ただでさえ持て余しているプルトニウムをこれ以上増やしてどうするのでしょうか。

ウラン鉱山はオーストラリアや北米、インドなどで先住民居留区に多く発見されています。
西欧の殖民により豊かな地から荒地に追いやられ、鉱物資源(金や銅、ダイヤモンドなど)がそこで見つかるとまた痛めつけられるというプロセスが今も繰り返されています。

核実験はマイノリティーが住む南太平洋の島々や、沙漠など国内外の植民地で行われてきました。

「劣化ウラン」は核分裂性の高いウラン235が少ないという意味でそう呼ばれています。

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