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開催終了新潮劇院 京劇公演

詳細

2009年09月11日 08:12 更新

2009年10月10日(土)
開場 17:30/開演18:00
曳舟文化センター ホール
(京成線・京成曳舟駅より1分、東武線・曳舟駅より3分)

演目
《三国志・二将軍》
《双背凳》
《楊家将・三岔口》

中に演じられます演目《双背凳》。
今では滅多に大陸中国でも演じられなくなった演目です、古典劇ですが殆どコントです。
こんなバカバカしい京劇もあります、派手な立ち回りも、唱もない台詞劇です。
これは、大陸から来る大きな劇団でも日本では出来ない演目でしょう…全てを中国語で演じられても聞き取れません、面白みも半減です。

在日の京劇団ならでは…全編・日本語で演じます。
「日本語ぉ?ソレも面白みが半減なんじゃぁ?」…北京で丑(道化)角を、弟子入りでシッカリと叩き込まれたアタクシが責任もって翻訳、監修を務めます。
この夏は、北京の師匠のもとに行き、細かい指導からコノ芝居の真髄をシッカリと習ってまいりました。

長年、この芝居を日本でも…と、考えてきましたが。日本語で演じてもきっと日本のお客さんは喜んでくれうないだろうなぁ〜でも中国語だけじゃ、聞き取れる方はホンノ数名だけだろうしぃ?
そんな悩みを抱えてました…しかし、この春に公演で来日した我、師匠に…「言葉に囚われるな、観客に伝えるのが、我々俳優の仕事、中国語、日本語の問題じゃない」と後押しをいただき、決断いたしました。

勿論、京劇の雰囲気をシッカリと踏まえ壊す事なく、演じさせていただきます。
そりゃ〜どうしても日本の台詞では「新しく書き換えられた」と感じられる箇所もあるかもしれませんが、脚本に忠実に演じます、どうぞお楽しみ下さいませ!!!

また同演目内で、今では少なくなった花(女役)旦の足技"纏足"も復活させています、併せてお楽しみ下さい!!

<出演>
張春祥、馬征宏、殷秋瑞、侯偉、張冠玉、于躍
チャン・チンホイ、張皎月、張烏梅、他
<楽師>
洪鋼、金虹、許佳 他

[前売]
S席:5,000円
A席:4,500円(高校生以下、2,000円)
※墨田区民は各500円引
※当日券は各500円増

興味のあるかた、チケットのご予約はコチラ↓↓
http://shincyo.com/main_01.htm

コメント(16)

  • [1] mixiユーザー

    2009年09月13日 17:58

    …と、いう事でこの芝居《双背凳》が公演されるまでの制作日記を書いてみようと思います。

    昨夜、脚本を前に打ち合わせ等を…。
    まずは、センエツながら京劇を勉強する先輩として、京劇の雰囲気がどういうモノか、ソレを日本語で演じても壊さないには、何に注意するべきか…などを偉そうにも語らせていただきました。

    正直、日本人にとって理解できない概念もあります、ソレをどう解決していくか、3人集まれば文殊の知恵とも言います…時間くるまで努めます。

    今年で丁度、京劇、弟子入りをして20年になります、必ず何年かおきに京劇で試されます。
    10年目には、北京で会された京劇コンクールで金龍賞をいただきました。
    20年目にはもっと具体的に、お客さんと真っ向からむかい合う…コレで試されるんだなぁ〜と、覚悟を決めました。
  • [2] mixiユーザー

    2009年09月14日 05:05

    はい、今回主役の張烏梅でございます。

    ワタクシを主役に抜擢という、師匠の張春祥と先輩チンホイさんのクソ度胸…もとい信頼に答えられるよう、また、お客様にご満足いただけるよう尽力する次第でございm(_ _)m

    早速、打ち合わせの模様など、アップさせていただきます。台本で意味の通じないところがないかどうか、入念にチェック中です。意味はわかるんだけど日本語にするとよくわからない、という箇所が多く、序盤はその辺で四苦八苦です。

    例えば、女性を褒めるパターンとして、日本語だったら「お嬢さん」みたいに「若いですね」というニュアンスを使うのですが、中国では「年上の方が偉い」ということで、逆に「年配ですね」という方が良い、とか。

    理屈はわかりますが、日本語で「さすが、年くってますね!」みたいなことを言ったら、到底褒めてるとは思えませんよねあせあせ
  • [3] mixiユーザー

    2009年09月16日 19:12

    昨日は、午前中から打ち合わせや傾向と対策を話し合いました。

    なにせ京劇を、日本語で全編演じるという芝居なんで…。
    人が、心地好いと思うリズムや、面白いと思う動作は、国の問題ではないという事に30歳になった時に感じました。

    初めて、日本語で京劇を演じる事になったのは今から17年前だったと思います。
    昆劇《双山下》の小坊主を日本語で…違和感だらけでどうしていいのか解らず、思うようにその"雰囲気"を表現できずに随分と悩みました。

    下記、こんな事は、演者の口から言われたり、書かれたりするのは間違っているんだと思いますが…。

    日本語で京劇を演じる依頼が続きます…今まで。
    アンケートには「日本語は邪魔だ」「道化役だからと、日本的なギャグに変える必要性があるのですか?」。
    そのお声から、京劇の公演に呼ばれなくなった時期もありました。
    …皆様よりも演じるアタクシ、もっと違和感を感じていたので脚本は忠実に訳し、大先輩方、大師匠方々の演るVTRを、ジックリと観てコピーして挑みました。

    しかし、"日本語"であるからそう聴こえてしまう…悩み増えるバッカリでした。

    どうすれば…五年後ほどたった時に、感じたのは「京劇の京白(世話台詞)と日本の話芸のリズムが似てる」んだという事に気がつきました。

    それまでは"全く異なる物"と思い込んでいましたが、ある日なんとなく聴いていた浪曲(浪花節)とソレが実によく似ていると感じました。
    中国語と日本語という事が大きな壁の様に感じていましたが、それよりも根本であるリズムは似ているという事です。

    "伝統"という部分も大きく引っかかっていました、変えてはいけないモノ…。

    よそに眼を向ければ…アメリカのラップも、日本語のラップも同じですね。
    そこで人が、気持ちがイイと感じる根本のリズムは、国(言葉)の問題じゃなく、歴史の問題でもないんだと気がつきました。

    随分と気が楽になりました…まぁ、観客の皆さんの、好き嫌いはあります(苦笑)。

    また、バスター・キートン、ハロルド・ロイド、チャールズ・チャップリン…無声映画のスター達、彼等の作品は、誰が観ても面白いと思える。
    歴史的に観ると彼等のギャグや技は、そのもっと昔から中国でも、あるいは日本で演じられていた技だったりと、文献に残っていたりもします。
    同じく、面白いと感じる物語や、動きやギャグは、国(言葉)の問題じゃなく、歴史の問題でもないんだと気がつきました。

    京劇を日本の多くの人に知ってもらうには、まずはストレートに楽しんでもらえる"芝居"である事が重要なんだと思います。
    京劇も、伝統的な芸術である前には、北京の民衆の娯楽であった…。

    打ち合わせの間には…日本経済新聞から、この《双背凳》についての取材も電話で受けました、力まずに励みます。
  • [4] mixiユーザー

    2009年09月20日 01:58

    シルバーウィークは伊豆で京劇教室の合宿をしております。

    チンホイさんが、今日はメイク指導などをいたしましたが、

    我々はこの合宿に便乗して《双背凳》の稽古予定でございウッシッシ
  • [5] mixiユーザー

    2009年09月23日 22:57

    産経新聞に掲載された記事です、どうかご一読を…。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000500-san-ent

    コメント3に、"経済新聞"と書きましたが、"産経新聞"の間違いです。
    謹んでお詫び申し上げます。
  • [6] mixiユーザー

    2009年09月26日 03:56

    「道化役は一分刈り!」司令が出たので、とりあえずつるんつるんにしてみましたあせあせ
  • [8] mixiユーザー

    2009年09月26日 23:45

    子供も大人と同じように理解できますよね…イヤ、言葉とかでなくて雰囲気なのかなぁ?
    お父さん、お母さんはもっと身近に感じてらっしゃると思います。
    知識や言葉という概念がまだ無い子供は、根本な部分で素直に反応してくれますよね。

    面白と感じれば、笑う。
    詰らなければ、厭きる。

    子供が喜ぶ物は大人も楽しい、大人が喜ぶ物は子供も楽しい…それが、本物のエインターティンメントなんだと思います。

    小さい頃に聴いた落語とか講談、ワケ解らないけど雰囲気だけでも楽しかったですよ。

    今回の演目は、動きで観せるモノです。
    是非お運び下さい、きっとお子さんが我々のバロメータになってくれます!
  • [9] mixiユーザー

    2009年10月02日 03:22

    最近、稽古のしすぎで表情が恐怖に固まっている張烏梅ですげっそり

    京劇なんてぜんぜん知らなかった頃、伝統芸能というものは、
    一挙一動細かく段取りが決まっているんだろうと思っていたのですが、
    実際にはそういうわけでもないようでしてあせあせ
    役者に応じて、演出はどんどん変わってまいります。

    特に、今回のように道化がやる会話劇となりますと、
    アプローチの仕方は通常の演劇と大差ないように感じます。

    しかしながら、その中にやっぱり京劇の様式というものはあるわけでして、
    経験の少ないワタクシは、そこから離れていかないように、
    注意しながら取り組んでおります。

    …と言っても調子に乗ってきたら忘れちゃうんですけどむふっ
  • [10] mixiユーザー

    2009年10月02日 14:28

    京劇の俳優はよく「乾浄」という言葉を使います。

    「他台上乾浄!」等といったように。

    直訳は「清潔」等という意味だけど、ほかにもいろんな意味も含みます。

    京劇の場合は、「無駄が無い」と言った意味でしょう。
    大きな軽業の後の着地、身じろぐ事の無い見栄だったり…ぶれる事の無い片脚足での独立。
    余計な動きや芝居、所作が無い事も、さします。

    不安になると「何かしなきゃ!」と間を埋めようと動いたりしますが、それは「不乾浄」…必要最低限の動き表情だけでお客さんに伝える。

    京劇の極意なんでしょうね、そう言ゃ〜師匠に「唱も踊りもない演目は、指差し確認程度だけの動きにしとけよ」なんて言われたっけアタイも…。
  • [11] mixiユーザー

    2009年10月02日 22:45

    日記中に、失礼いたします。
    以前、横浜中華街でチンホイ様の京劇を拝見しました。
    今は九州に引っ越してしまい、今回の劇は残念ながら観にいけません。
    絶対、楽しそうですよね・・・目がハート
    長崎には中華街があるので、ランタンフェスティバルには京劇があるとか。
    いつか長崎で公演・・・なんて夢を見ながら、
    劇の成功をお祈りしております満月
  • [12] mixiユーザー

    2009年10月04日 01:18

    その節はありがとうございました。
    長崎は僕の生まれた処です…生まれただけですけど。

    ただいま、稽古に励んでおります。
    イイ感じになってきてます、いつかご覧になって下さいませ。

    明日も昼夜と稽古です、稽古もしてて楽しいですよ面白い芝居です!
  • [13] mixiユーザー

    2009年10月05日 16:52

    昨日は鼓士(指揮者)と合わせての稽古でした。

    京劇では所々で、合の手のように打楽器が入ってくるので、
    鼓士がタイミングを合わせられるように、セリフをものすごく立てるとか、
    次のセリフまでの間を空けるとかしないといけないのです。

    ひとつセリフを言ったら、ぐっと我慢!みたいな。

    でも、ついつい、普通の芝居のようにポンポンとセリフをかけあったり
    話を先に進めたりして、鼓士に「わかんないよ!」言われてしまう事態にげっそり

    また、逆に合の手のリズムが入ってる間は、基本的に次のセリフを
    入れないのですが、ついつい待ち切れずに入れてしまったりあせあせ(飛び散る汗)

    …我慢だ!
  • [14] mixiユーザー

    2009年10月09日 00:27

    さて…いよいよ明日となりました。

    果たしていかなる玉手箱、時間来るまで務めましょう!!
  • [15] mixiユーザー

    2009年10月11日 03:10

    ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

    いたらぬ所もあろうかと思われますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

    これからも、いっそうの努力を積んでまいります。

    重ねまして、ありがとうございました。
  • [16] mixiユーザー

    2009年10月12日 04:58

    無事、公演が終わりました☆
    ご来場の皆様に、まず感謝!
    そして、スタッフ&出演者にも感謝です。
    ホントに皆さんの応援&ご協力がないと立ち行かなかったです。

    主役をやった感想なども書いていたのですが、
    だいぶグチになってしまったので、ここには書かないでおきますあせあせ

    写真はとりあえずサンチャコウの役人で。
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