怪獣・テレビ・アイドル・プロレス熱が昂じ、近畿大学在学中から数々の同人誌制作に参加、マスコミの道を志す。大学中退後、様々なアルバイトを経て、編集プロダクション「ビジュアルA&T」を立ち上げるとともに、その事務所内で、キャラクターグッズを扱う不思議商会を経営。88年、単行本『大映テレビの研究』で、本格的作家デビュー。FANT・ASIA'97 PUBLIC PRIZE FOR THE BEST ASIAN FILM(グランプリ)受賞作品映画「PERFECT BLUE」の原作も。執筆活動のかたわら、ラジオ番組の構成、パーソナリティにも進出。88年4月3日、ABCラジオ「誠のサイキック青年団」スタート。マスコミにでてこないウラ情報やタブーとされていることをズバズバと笑いの要素を交えながら怪しげな宗教団体や商売人のことを賛否はともかく、マスコミが怖がって書かないときも、果敢にその怪しさを指摘するなど関西圏では高い知名度を誇り、最近は関東地区でも人気がある。
90年に雑誌「薔薇族」にて漫画家デビュー。事実に基づくネタ中心に描くスタイルに顰蹙と注目を集める。96年に前例の無い性的マイノリティ全てを対象にした会員制「COCKTAIL BAR MIXROOM」をオープン。性的少数者を基本に同年末「変態の主張」シリーズ開始。公的機関を巻き込みHIV/エイズをテーマにしたイベント内活動がゲイコミュニティでの啓蒙活動の走りとなる。竹内義和プロデュースでぶんか社より単行本「怒涛のゲイライフ」出版。その後、様々なジャンルのマニア誌にリアルな話題を描きまくる。一般人が興味本位での参加する数が増えたのを天邪鬼な理由で10年目となる「変態の主張」シリーズを今年の12月に終了させる。また竹内・大黒堂コンビによる新刊発売が決まり今回のイベント開催につながった。関西熟女会の産みの親でもある。