ゲスト: 高橋アキ: Piano 上野洋子: Vocals, 語り、他 YOSHIE: Dance、語り 立岩潤三: ダルブッカ、パーカッション
今度の1月29日(土)は、2010年の7月から始まったドビュッシー・シリーズのクライマックスとなり、ドビュッシーの作品だけではなく、全体を一つの音楽劇にします。そして、その音楽劇の中でドビュッシーの作品を初め、20世紀音楽の中でも、最も音楽に革命的な新鮮さを与えたジョン・ケージ、アントン・ウエーベルン、アルバン・ベルク、武満徹の作品をAyuoの作曲した音楽劇の歌と劇中音楽と共に演奏されます。 音楽劇はフランスの小説家、マルグリット・デュラスの小説『青い眼、黒い髪』に基づくものです。 なぜデュラスの小説『青い眼、黒い髪』に、これらの音楽を選んでいるかというと、デュラスの描き方はハートに言葉が突き刺して来るような深さを感じさせるものだと思っているからです。デュラスの育った東南アジアの時間の感覚と近い感覚がドビュッシーの『聖セバスティアンの殉教』やジョン・ケージの Music for Marcel Duchamp と武満徹のRain Tree Sketchにも感じられる。そして、デュラスの言葉の使い方や時間と空間の使い方にアントン・ウエーベルンのように一瞬の内に心を刺すような音楽に共通点を見ている。