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開催終了『ブルデュー国家資本論』(EHES出版局)刊行記念 〜国家を知ることは、自らを知ること〜

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2017年03月25日 00:35 更新

JUNKUトークセッション
2017年4月15日(土) 19:30〜
『ブルデュー国家資本論』(EHES出版局)刊行記念
〜国家を知ることは、自らを知ること〜

山本哲士(文化科学高等研究院ジュネラル・ディレクター)
聞き手:木畑書信(評論家)

『吉本隆明と『共同幻想論』』(晶文社)、『フ−コ一国家論』、『ブルデュ一国家資本論』(ともに、EHESC出版局)の国家論3部作の完成を記念し、世界線に立つ論客、山本哲士が「国家を知ることは、自らを知ること」と現代人の国家思考を突き破る地平を語ります。
現代人の認知構造は国家の構造と合致しています。大転換のなかで混迷する現在、停滞する政治、混迷する市場経済、そして不祥事をかさねる官僚界、子どものいじめ、医療ミス、家族崩壊 、個人の不安、などは人びとの国家思考の壁に塞がれて、新たな可能性が開かれない情況にあります。国家は、国民がつくりあげたものであって、国家が冷たい怪物として聳えたって支配しているのではありません。吉本の共同幻想国家論、フーコーの統治制国家論、ブルデューの国家資本論から、誤った国家像にかわる、本来の国家=自分と〈いま〉を解き明かします。自分が、社会的代行者(国民、市民、生徒、親、教師、医者、患者、会社員、役人、消費者等等)へ転じられて生活をおくっていることが国家の行動そのものです。その国家配備、国家資本、幻想から自己技術をいかに働かせて、自分自身となっていきうるのか。

【講師紹介】
1948年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科、博士課程修了。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境設計学。元信州大学教授、元東京芸術大学客員教授。〈場所―地球〉の経済/政治/文化を近代学問体系を超えて総合的に設計・構築する超領域的研究。1975年 イパン・イリイチが主宰したメキシコのCIDOCへ遊学。1986年より『季刊iichico』編集・研究ディレクター。1988年「文化科学高等研究院(EHESC)」を設立。著書・編著は50書以上、編集雑誌は130冊以上に及ぶ。『学校の幻想 教育の幻想』(ちま学芸文庫)、『文化資本論』(新曜社)、『新版・ホスピタリティ原論』、『哲学の政治 政治の哲学』(文化科学高等研究院出版局。『 ピエール・ブルデューの世界』、『吉本隆明の思想』(三交社)、『ミシェル・フーコーの思考体系』、『イパン・イリイチ』(EHESE出版局)で思想家4部作を完成。『哲学する日本』、『〈もの〉の日本心性』、『国つ神論』、『高倉健・藤純子の任侠映画と日本情念』で新たな日本論を開示。国家論3部作、昨年2016年12月刊 『吉本隆明と『共同幻想論』』(晶文社)、2016年11月刊『フーコー国家論』、本年2017年3月『ブルデュー国家資本論』を一挙書き下ろし。

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■会場:ジュンク堂池袋本店4階喫茶コーナーにて。入場料1000円(ドリンク付き)。定員40名。
■受付:事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくは電話にてご予約承ります。
■トークセッション当日の開場は、開演時間の30分前からとなっております。
■〜国家を知ることは、自らを知ること〜(TEL:03-5956-6111、FAX:03-5956-6100)

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