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開催終了ゴシックハートとメンタルヘルス第二回

詳細

2005年05月24日 12:47 更新

 前回、第一回がロブ@大月さんの急病で対談ができなかったため、第二回としてもう一度イベントをやります。興味のある人は気軽に来てください。


ゴシックハートとメンタルヘルス
〜今、生きづらさの様式美を巡って〜

 5月29日(日) 午後2時会場、3時半開始 
場所 早稲田大学文学部正門、斜め前、居酒屋「あかね」
地図と電話番号等は下記のコミュを参考にしてください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=60859

 明日は今日よりも幸せであるとか、人間精神は改良できるとか、人は平等であるか、努力すれば必ず報われるといった言葉を信じられなくなったとき、すなわち近代的民主的価値観が力を失ったとき、ゴシックはその力を発揮する。たとえば貧富の差が拡大し、富む奴は富に富み続け、貧しい者はそこから抜け出す術がない、不合理不条理な制度がまったく改まらない、社会的階級がはっきりし、立場のよい者がすき放題に弱者を苛み、やられる奴はやられっぱなし、しかもそれを変更する手段がない。そのための憎悪と軽蔑が剥き出しになり、よりひどい偏見が拡大し、排他的な民族主義や帝国主義が自らを正義と主張し続け、そこから発する暴力を多数が指示している。2004年現在だ。

 こういう場で単純に明るい未来と人類の善性を信じられる人がどれくらいいるのだろう。現実の制度の多くが優位者のためのものであることは既に見透かされている。

 そして実のところ、現実社会という「誰かのための制度」を憎み、飽くまでも孤立したまま偏奇な個であろうとするゴシックは、そういうクズな世界での抵抗のひとつなのである。

                      高原英理 「ゴシックハート」より

  
 時代閉塞の感覚、つまり、この世界を生きづらいと感じることと、ゴシックハートは、決して無関係ではない。そして「健康的な精神」をこの世界で保っていくことができなくなった人々、それを自らの、いや、自分たちの呼び名として名乗った人々、「メンヘラー」「自傷らー」もまた、この感覚とは無関係にはいられない。「ゴシックハート」と「メンタルヘルス」を繋いでいるのは、この世界を生きることの生きづらさ、「世界の不毛性」ではないだろうか?

 この対談では「ゴシックハート」の執筆者であり、澁澤龍彦氏、中井英夫氏の流れを直接受け継いだ高原英理氏と、「BURST」誌上でデビューし、「リストカットシンドローム1、2」を記した、ロブ@大月氏を招いてゴシックハートとメンタルヘルスについて語り合う。そしてこの二つについて語り合うことは、この世界の不毛さをどう生きていくのか?という問いに答えようとすることでもある。高原氏の深く、聡明な知識と知性、それと、数千人のリストカッターや自殺志願者に会い、長年にわたって取材し続けてきたロブ氏の経験から、果たしてどんな光が見えてくるのだろうか?  

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2005年05月11日 18:57

    >♀ばんび子♀

    これなくても大丈夫ですよ。イベントのトークは録音してテープから起こして本(同人誌みたいなの。たぶん200部くらいで数百円?)にする予定なので。よろしくー 
mixiユーザー
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  • 2005年05月29日 (日)
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