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開催終了【出資者急募】小冊子『食と農から暮らしを変える、社会を変える:行動のためのヒント集』

詳細

2006年05月01日 23:37 更新

「ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさん招聘シンポジウム」に合わせて、ヘレナさん
が代表を務めるNGO(ISEC)が作成した資料の日本版を発行することになりました。

下記のメールを読んだ上で、趣旨に賛同頂き、出資して頂けたらうれしいです。

よろしくお願いします。

-------- Original Message --------
Subject: [ancientfutures][00979] 【出資者募集】食と農から暮らしを変える、社会を変える
Date: Sun, 30 Apr 2006 19:04:59 +0900
From: KAMATA Yoji <rajkumar@s3.dion.ne.jp>

みなさま

5月20日から始まるヘレナさん招聘シンポジウムに間に合わすべく、現在、『食と農から暮らしを変える、社会を変える:行動のためのヒント集』が編集、デザイン作業の大詰めを迎えております。

シンポジウムの詳細は
http://www.afutures.net/modules/news/article.php?storyid=8

編集のプロや、ヘレナさんシンポのとても素敵なチラシを作ってくれたグラィックデザインのプロや、イラストが描ける人などが参画してくれることになり、思っていたよりも中味がずっとよくなりそうです。

それで、できたら簡易印刷でホッチキスでガッチャンコというのではなく、A5サイズの持ち運びしやすい冊子にしたいという話になってきました。

ページ数が、中味の方が64ページほどありますので、1000部ほど刷るとだいたい20万円前後はかかります。

この費用の全部でなくても一部を出資金によってできれば賄えないかなと思います。(「懐かしい未来」と「地域から始まる未来」の映像は、両方ともそういう形で有志の出資金を元に日本語版が作成されました。)

1口5000円。募集は40口。
冊子は配布とともに、販売も行い、収入が経費を上回った場合には、NPO法人開発と未来工房を母体とするこの懐かしい未来ネットワークの活動経費(ホームページの維持費その他)に使わせていただきます。
お振込み先:郵便振替口座 00140-8-316916 懐かしい未来ネットワーク

出資金の締め切りは、5月9日。
10日には印刷所に原稿を渡すので、出資していただける方は、かならず事前に私までご一報ください。rajkumar@s3.dion.ne.jp (鎌田)
出資していただいた方は、冊子の最後にお名前を明記します。出資者一人ひとりからの一言メッセージも載せたいと思いますので、メッセージとともにメールをお送りください。また、匿名希望の方はその旨お伝えください。

それと、出資を検討してくださる方には、現時点での原稿(デザインをする前のテキスト原稿。555kb)をメールでお送りすることもできますので、ご希望の方はその旨お伝えください。

できあがったら、出資者の方々には、2部お送りいたします。

内容の構成は以下のようにします。日本ではまだ十分理解されていないグローバリゼーションのさまざまな問題点とそれを超える具体的な行動を解説しているアクションパック(以下の構成の第1〜3章)に加え、わかりやすいと評判のよかった「グローバルからローカルへ」のパンフの内容と、2003年のビデオ上映会のときのヘレナさんからのメッセージも入れます。

イントロダクション
第1章 アクション
−自分で、そして仲間で実行できる具体的な活動の提案−
(1) 個人としての行動
(2) 地域における行動
(3) ローカルフードに関する取り組み
(4) あなたも市民活動家?
(5) ISECの活動
(6) 懐かしい未来ネットワークの活動
(7) 手紙(意見書)の書き方
第2章 インフォメーション
−アクションで取り上げられた事柄に関する参考資料−
(1) グローバリゼーション
(2) グローバリゼーション用語集
(3) スーパーマーケット
(4) 貿易と援助
(5) 政策変更
(6) グローバル化する有機農産物の問題点
(7) 補助金
第3章 食と農の関連組織
(1) 地場農産物との関わり(ローカルフード・リンクス)
(2) 食と農に取り組む団体
(3) 食と農に取り組む国際的な団体
第4章 グローバルからローカルへ
モノカルチャーへの抵抗とコミュニティの再建
第5章 ヘレナさんからのメッセージ
あとがき

イントロダクションの部分をご参考までに、以下に添付します。(ちょっと長いですが)

*  *  *  *  *  *  *  *  *
イントロダクション
「食と農から暮らしを変える、社会を変える」とは
いま、この地球が直面している環境問題や社会問題に対する危機意識が高まっています。それは汚染された大地から動植物の絶滅、失業や犯罪、民族対立にまで及びます。この危機の全体はあまりに多様であるため、問題に遅れをとらずに解決策を考え出していくことなどできるはずがないと、誰もがあっけなく打ちのめされ、無関心にさえなってしまいます。

しかし、多くの問題が収束する要(かなめ)を発見できれば、これらを解決しようとする私たちの試みを達成する大きな力となります。食と農はそうした要のひとつです。食べ物がどのように生産され、流通し、市場に出回るのかということについて考え、関わり方を変化させ、行動に結びつけていけば、経済活動や私たちの暮らす地域、環境の全体にわたって、新しい一連の利益をもたらすことができるでしょう。すでに、世界中の人びとがグローバル化した食のシステムに疑問を投げかける運動をはじめ、持続可能な、より地域に根ざした代替案を創造しようと活動を開始しています。

この「食と農から暮らしを変える、社会を変える−行動のためのヒント集−」は
ローカルフード運動(註1)を世界規模で広げていくのに役立つ情報を提供する
ために企画されたものです。みなさんが、「グローバルからローカルへ(Global
to Local)」を合言葉にした運動(註2)に関心を寄せ、参加し、自分自身のプ
ロジェクトを立ち上げて行動を始めるきっかけとなることを願っています。
それでは、まず始めに、効果的な社会活動のあり方をお伝えしたいと思います。

(註1)ローカルフード
地域及び地球の持続可能性のための原理のひとつ。その地域で育った農産物を、遠隔地に売るのではなく、その地域内で流通させ消費すること。あるいは、消費者が購買のときに、地域で生み出されたものを選好すること。直訳すると地元の農産物、地場農産物、郷土食といった言葉になると思われるが、ぴったりくる日本語がないため、ローカルフードという英語をそのまま使うことにする。運動として一番近い概念は、地産地消(その地域で採れたものをその地域で消費する)。

(註2)「グローバルからローカルへ」を合言葉にした運動
経済グローバル化を超える方向性としてのローカル化を指向するさまざまな運動。『グローバルからローカルへ:モノカルチャーへの抵抗とコミュニティの再建』(ISEC作成。日本語改訂版 開発と未来工房作成。2006年4月)本小冊子の第4章として収録。

抵抗と再生
社会活動には、レジスタンス(抵抗)とリニューアル(再生)という、異なるけれども関連し合う二つのアプローチが必要です。
危機感が膨らむ今日の状況の中で、勢いを増す破壊的な潮流をスローダウンさせ、いずれは停止させる目的をもった活動を、私たちは「レジスタンス(抵抗、反対運動)」という言葉で表現します。ここでいう活動には、郊外のショッピングモールの建設に反対することや、小規模な農業を営む農民の生活を脅かす政策に対するロビー活動(議員への働きかけ)、WTOや世界銀行、グローバリゼーションの推進派に対する抗議に参加することも含まれるかもしれません。レジスタンスといっても、攻撃的になったり、革命的である必要はないのです。効果を発揮するレジスタンス活動の多くは、例えば本や記事を回し読みしたり、地方紙に寄稿するといったように地味で、持続的なものです。

「リニューアル(再生)」という言葉は、現行のシステムに対する前向きな代替案を創造しようとする試みを表しています。古き良き伝統や慣習を再発見し、失われつつある伝統をより持続可能なものにする取り組みともいえます。リニューアル活動の一例としては、農民市場(ファーマーズ・マーケット)や消費者協同組合、友達や近所の人々と共に行う庭づくりなどがあります。

ともに行動しよう!
国の経済政策を転換させようとする試みであれ、自分自身が暮らす地域でのローカルフードの生産(地産地消)を推進しようとする試みであれ、変化を起こす活動は、グループで取り組むことでより楽しく、より効果的になります。
もちろん、個人としての抵抗や再生の活動は重要ですが、私たちが友人や近隣の人びとと連帯することで、変化はとても早く、拡大していきます。また、みんなで目的を共有しているという感覚が、精神的な強さを育み、行動のための意欲を与えてくれます。

行動するための知
私たちは本や雑誌、インターネットを通して得られる大量の情報に囲まれています。大半の人にとって、必要なこととは情報を探し出すことではなく、焦点を当てるべきものごとを選び抜くことです。そして実社会での私たちの経験を背景に、それを整理し、分析し、評価する方法を学ぶことでしょう。

そのためには「全体像」を理解することが、根本原因と問題との相互関係を明確にする手助けとなります。こうして、一見したところはばらばらの情報の山に、重要な問題を見つけ出すことができるのです。全体像を捉えることは、ひとつひとつの問題の詳細を知ることより、はるかに有益です。ですから、物事の解決を専門家に任せきりにしないように。ちょっとでも集中的に学ぶことで、大多数の政治家よりも多くを知ることができるでしょう。行動のために学びましょう。

「食と農から暮らしを変える、社会を変える」の使い方
みなさんがこの冊子を手に取り、ご自身のためにお使いになった後、他の人びとへ手渡してくださることを望んでいます。
*  *  *  *  *  *  *  *  *

急なお願いで申し訳ありませんが、ぜひ良いものを作りたいと思います。
よろしくお願いいたします。

鎌田陽司
NPO法人開発と未来工房 代表理事
懐かしい未来ネットワーク 代表

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