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開催終了シリーズ・日本の撮影監督(2)

詳細

2006年12月28日 18:27 更新

来年のフィルムセンターでの『シリーズ・日本の撮影監督(2)』にて、鈴木喜代治氏と三木茂氏の撮影作品が上映されるようです。
以下、フィルムセンターHPからのコピーですが、内容を挙げさせていただきます。

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鈴木喜代治 Kiyoji Suzuki 1901-1989
ニュース映画の撮影を経て1934年に十字屋映画部に加入、顕微鏡の微速度撮影などを駆使しながら太田仁吉との二人三脚で優れた理科教材映画を生み出した。対象への愛情を感じさせる撮影術が評価され、戦後は再び太田とともに『いねの一生』(1950年)などの傑作に携わる。50年以上にわたって科学映画を追求した功績により、没後、科学映像の撮影者を対象とする「鈴木賞」が設けられた。


【17】 2/15(木)3:00pm 3/11(日)4:00pm

国民ニュース第1号 航空ページェント(11分・35mm・無声・白黒・不完全)
'26(国民新聞社)(撮)鈴木喜代治

細菌物語−病源体篇−(16分・16mm・白黒)
'41(十字屋文化映画部)(十字屋文化映画部)(撮)鈴木喜代治(構)奥山大六郎、村上良哉(音)百瀬暎一

あげはちょう(21分・35mm・白黒)
'49(日本映画社)(撮)鈴木喜代治(監)太田仁吉(脚)吉見泰(音)鈴木林藏

いねの一生(21分・35mm・白黒)
'50(日本映画社)(撮)鈴木喜代治、後藤義彦(監)(脚)太田仁吉、樺島清一(音)鈴木林藏

ニホンザルの自然社会(21分・35mm・白黒)
'54(三井芸術プロ)(撮)鈴木喜代治、坂崎武彦、鈴木武夫(監)矢部正男(脚)太田仁吉(音)黛敏郎

生命の流れ 血液を探る(26分・35mm・カラー)
'67(電通=電通映画社)(撮)鈴木喜代治、山中真男、浅野勲(監)樋口源一郎(脚)八幡省三(音)間宮芳生(解)宮田輝


1926年に代々木練兵場で行われ20万人の観客を集めたという『航空ページェント』は、ニュース・キャメラマンとして注目された鈴木の初期の仕事。『いねの一生』は稲の成長を微速度撮影で観察して日本の科学映画に一時代を画した傑作で、後に『ニッポン国古屋敷村』で稲の生態に迫った小川紳介も参照したという。『ニホンザルの自然社会』は、宮崎県幸島を舞台に、生物学者・今西錦司のグループによって研究されていたニホンザルの生態を初めてフィルムに収めたが、相棒・太田仁吉の最後の脚本作となった。


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三木茂 Shigeru Miki 1905-1978
1922年国活巣鴨に入社、枝正義郎のもと各撮影所で修業を積み1926年にデビュー。流麗なキャメラワーク、ハイ・トーンの画調が支持されて溝口健二の『瀧の白糸』(1933年)や、阿部豊、伊丹万作ら気鋭の監督に起用された。日食の観察記録『黒い太陽』(1936年)でノンフィクションに開眼、亀井文夫の傑作『戦ふ兵隊』(1938年撮影)を残した。戦後は三木映画社を設立して教育映画の製作に専念した。


【40】 2/28(水)7:00pm 3/25(日)1:00pm

黒い太陽(19分・16mm・白黒)
'36(朝日新聞社)(撮)(編)三木茂、林田重雄

支那事変後方記録 上海(77分・16mm・白黒)
'38(東宝文化映画部)(撮)三木茂(編)亀井文夫(音)飯田信夫(解)松井翠声


『黒い太陽』は、1936年6月19日、北海道での皆既日食を助手の林田重男とともに捉えたもので、日食の全過程のほか、紅焔(プロミネンス)、コロナ、そして世界初となる閃光スペクトルの撮影に成功した。また『上海』は三木の東宝文化映画部での初仕事で、日本最初の現地同時録音による記録となった。移動撮影やパノラマ撮影などを駆使して廃墟の街や激戦の跡をくっきり捉えている。


【41】 3/1(木)3:00pm 3/25(日)4:00pm

雅楽(11分・35mm・白黒・不完全・英語版)
三木茂

戰ふ兵隊(66分・35mm・白黒)
三木茂(監)(編)亀井文夫(音)古関裕而


『戰ふ兵隊』は、亀井文夫と三木、撮影助手の瀬川順一、録音の藤井慎一が漢口攻略作戦に参加する部隊に従軍した記録だが、軍部から期待された戦意昂揚映画ではなかったため上映が許可されなかった。また、映画全体の構成を見る演出家とファインダー内の映像に専心するキャメラマンとの姿勢の相違をめぐり、亀井と三木との間でいわゆる「ルーペ論争」が戦わされた。

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・その他の上映作品等も含めての、詳しい情報はこちらへ。

 解説
 http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2007-02-03/kaisetsu.html
 上映スケジュール
 http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2007-02-03/nittei.html


・一度こちらのコミュに情報を投稿してみたかったので、これでもう思い残すことはない(?)気分であります…。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2006年12月29日 01:20

    浜野蟹さま

    耳寄り情報ありがとうございます。顕微鏡撮影で知られる鈴木喜代治さんの初期作品が見たかったのでぜひ行きたいです。三木茂さんの『黒い太陽』も気になっておりました。近年軒並み大入りで知られるフィルムセンターですが、このプログラムくらいはゆったり見られることを期待しつつ…(でも西島秀俊さんがご来場されていたらあらためて尊敬します!)
    「もう思い残すことはない」なんて仰らずに、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます!!
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