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開催終了DEEP PURPLE高音質・貴重盤“爆音”試聴会

詳細

2013年11月30日 02:05 更新

17回目となりました“爆音試聴会”、久々にアーティスト単独の特集で参りたいと思います。
今回のお題は、HR界の基本にして定番、DEEP PURPLEです♪

以前開催したLED ZEPPELINほどではないかもしれませんが、パープルにも、なかなか面白い“ワケあり”の盤が多数存在します。

私は決してディープなPURPLEコレクターではありませんが、幸運にもいくつか興味深い盤に出会う事が出来ました☆

オリジナルやテストプレス、プロモ盤などが持つ音の凄みや、盤による音の違い、さらにはその背景にあったであろうドラマに思いを馳せながら、楽しめるイベントに出来ればと思います♪

衝撃主な使用予定盤衝撃

●「Shade Of Deep Purple」'68
●「The Book of Taliesyn」'68
●「(same)」('69:各US・Tetragrammatonレーベル白プロモ)

※第一期の3枚は、オリジナルである米Tetragrammatonの白プロモ盤を使用します。
実はこの3作品は、巧妙に作られたカウンターフィット盤が多数存在し、それをオリジナルと信じて販売・所有している人も多いという面倒なことになっていますし、3枚目発表直後にTetragrammatonレーベルが倒産したため、状態のいいマスターが存在しないと言われています。
当時のプレスであるオリジナルのプロモ盤で、この3作品の真の魅力が楽しめるでしょう♪
また、当時のシングルなども使用予定。

●シングル「Hallelujah (I Am The Preacher)」('68:US・Tetragrammaton)
イアン・ギランが参加した初シングル、米・Tetragrammatonレーベルからの発売は68年とされています。3rdリリース時にはもう、ロッド・エヴァンスは解雇されていたと言うことですね。

●シングル「Black Night」('70:US白プロモ)
この有名なシングル、実はUKオリジナルより、このUS白プロモの方が強烈です。聴いてのお楽しみですね♪

●「In Rock」('70:UK初版・マトA1/B1)
一般に初版とされているのはマトA2/B1ですが、極少数ですがA1/B1の“真の初版”が存在します。
明らかな違いは「Speed King」のMixで、恐らくA1/B1のバージョンは、リッチーの逆鱗に触れ、Mixのやり直しをさせられたものと思われます。
その分、逆に2人のイアンの凄さがよく分かる仕上がりとなっています。
マトA2/B1の盤と、違いを聴き比べる予定です。

●「Fireball」('71:UKオリジナル・マトA3/B3)
●「Machine Head」('72:UK初版・マトA1/B1)
この時期のシングルB面・アルバム未収曲など使用予定。

●「Made In Japan」('72:UKオリジナル別マスタリング・マト枝番なし)
このライブの名盤もプレスに関して面白いものがいくつかありますが、この別マスタリング盤の存在についてはあまり知られていません。
何が違うかは、これもお楽しみで…(以前に書いていますが…)

●「Who Do We Think We Are」('73:UK初版・マトA1/B1)
なおこの時期のシングルはモノ盤や、B面曲が意外に高音質に仕上がってしまったモノなど、面白い盤がいくつかあります。

●「Burn」('74:UK初版・マトA1/B1)
●「Stormbringer」('74:UKテストプレス)
●「24Carat」('75:UKテストプレス・Aside only)
●「Come Taste The Band」('75:UK初版・マトA1/B1)
●「Perfect Strangers」('84:UK初版・マトA1/B1)

その他、関連作として、WARHORSEの2作(UK・Vertigoオリジナル)CAPTAIN BEYOND「(same)」(US白プロモ)など、箸休めとして使用も☆


【日時】2013年12月14日(土)午後7時スタート予定

【場所】スノウドニア(BAR Snowdonia)
   東京都世田谷区池尻3−28−6 1stアミューズビル3F
   TEL 03(3422)3030

【会費】ありません。たくさん飲んでください

ご参加の際には、一言コメントを添えていただければ幸いです☆

コメント(30)

  • [1] mixiユーザー

    2013年11月26日 19:11

    よろしく\(^o^)/
    待ってますよ!
  • [2] mixiユーザー

    2013年11月26日 20:27

    ヨカぬ〜。これ早めに決まってれば東京滞在を一日延ばしたのにぃ。
  • [3] mixiユーザー

    2013年11月27日 16:06

    >>[1] 今回もお世話になります。よろしくお願いいたします♪
  • [4] mixiユーザー

    2013年11月27日 16:07

    >>[2]  ううむ、残念ながら、前倒しも先延ばしも出来そうにありません(^^;
  • [5] mixiユーザー

    2013年12月08日 21:51

    イベント使用にあたり、プロモシングルなどを聴き直しておりますが、新たな発見がありますねえ♪

    「Fireball」はMonoの音に期待していましたが、これだけ分離よく録れた音だからか、ステレオサイドの方が面白くて、アルバムのUKオリジとは違った、USプロモらしい実に鋭い音を聴かせてくれます☆

    「I'm Alone」「When A Blind Man Cries」などもUS白プロモで使用予定♪

    本当は最近聴いて一番おもしろかったのは、ZEP「Rock'n'Roll」のUS白プロモなのですが、それはまた別の機会に…
  • [7] mixiユーザー

    2013年12月08日 22:51

    >>[6] 書き込みありがとうございます。
    いつもの感じですと、23時までに終わることはまずありません。興が乗れば1時くらいまで続くこともあります♪
  • [9] mixiユーザー

    2013年12月11日 21:50

    ひさびさに参加したいんですが、他の用事があって7時からは参加できません。9時ごろ参加でもよろしいですか?
  • [10] mixiユーザー

    2013年12月11日 23:05

    >>[8] お待ちしております☆ どんなブツをお持ちかも、こっそり教えてください♪
  • [11] mixiユーザー

    2013年12月11日 23:06

    >>[9] もちろん問題ありません。というかまだ半分も行っていないかも(^^;
  • [12] mixiユーザー

    2013年12月11日 23:29

    Sadienさん、ありがとうございます。では、参加します。
  • [13] mixiユーザー

    2013年12月12日 22:39

    一つ新発見と言うか、知識不足が露呈したかもしれません(^^;

    あの日本公演アンコールバージョンの「Black Night」、最高音質は75年「24carat」UKテストプレスに違いないと思い、昔入手していたのですが、実はこのテイク、調べてみると73年「Who Do We Think We Are」リリース時のシングル「Woman From Tokyo」のヨーロッパ盤のB面が初出のようでした。

    ドイツ盤を所有していたので試しに聴いてみたところ「24carat」テストプレスよりも数段素晴らしい音にビックリ!(そりゃあ、2年あればマスターの鮮度に差がつくのは当然ですが)

    英米日やアジアでは「24carat」が初出で、日本でもこのバージョンが騒がれていたために盲点でした♪

    ということで、このドイツ盤シングルもラインナップに加わります☆
  • [14] mixiユーザー

    2013年12月12日 22:45

    こんばんは。用賀にあるロックバーの常連仲間のKさんもお誘いしたところ、ぜひ参加したい旨回答をいただきましたので、参加者1名を追加してください。先日、都内某所でSADIANさんにもお会いしたことがあるとおっしゃっていましたので、ご存知かと思います。
  • [15] mixiユーザー

    2013年12月13日 01:13

    >>[14] おそらくZEPがお好きな方ですね♪ ZEPも久々にやりたい気もしますが☆
  • [16] mixiユーザー

    2013年12月13日 22:31

    SADIENさん、こんばんは。明日はよろしくお願いします。ところで、米テロラグラマトンの1st、2ndを所有しているんですが、どちらも十周年前にかなり安く買えたので、カウンターフィットではないかとの疑念が拭えずにいます。明日持ち込んだら、本物かどうかの鑑定をしていただくことはできますか?
  • [17] mixiユーザー

    2013年12月14日 00:01

    >>[16] もちろんです☆ 了解いたしました。
  • [18] mixiユーザー

    2013年12月14日 11:03

    SADIANさん、ありがとうございます。友人のKさんは私より先にお店に着くと思いますので、どうぞ始めておいてください。
  • [20] mixiユーザー

    2013年12月15日 01:42

    皆さま、お疲れ様でした♪ 多くの方にお集まりいただき、充実した試聴会になりました☆ありがとうございました(^^)

    詳細については、追々あげていこうかと思います(まだ前回のレポートも残ったままなのですが…)
  • [21] mixiユーザー

    2013年12月15日 09:34

    皆さん、お世話になりました。
    SADIANさん、今回も素晴らしい企画の提供、貴重なレコードの持込みと丁寧な解説、ありがとうございました。また近く開催されることを楽しみにしています。
  • [23] mixiユーザー

    2013年12月15日 21:48

    ケンシロウです。とても真摯で暖かい雰囲気の中あっという間に過ぎてしまった3時間でした。SADIENさんの柔らかでセンシティヴなお人柄やその深い知識から披露して下さる愉快なお話。スノウドニアのマスターのホスピタリティに笑みがこぼれ、あの場に集った音楽好きの皆様のアーティストや『音』に対する『愛』や『敬意』といったものがよく伝わってきて行った甲斐がありました。後程拙い体験記を書かせて頂いてイベントとお店のご紹介をさせて頂こうかと思っております。貴重なコレクションを聴かせて頂き有難うございました。わーい(嬉しい顔)お題目がDPということも在ったのかもしれませんが凡百のライヴよりも余程楽しかったです。本日寝不足になりましたが行って良かったです。
  • [24] mixiユーザー

    2013年12月16日 00:10

    >>[21] ありがとうございました☆ 知識の深い皆さまにお楽しみいただけるかどうか不安ではありますが、また性懲りもなく、考えようかなと思っています♪
  • [25] mixiユーザー

    2013年12月16日 00:13

    >>[22] 「Fireball」初版お持ちいただき、ありがとうございました♪ ところでインド盤、えらいことになっていましたね☆ 私、それを見て他で探しまくり、3枚ほど同じものを送料込5分の1以下でゲット出来ました(無事にハンガリーから届いたらですが…)
    やはり病気です…
  • [26] mixiユーザー

    2013年12月16日 00:19

    >>[23] 遠いところを遅くまでありがとうございました☆ お楽しみいただけたようで嬉しい限りです。こうした企画を思いついたらマイペースで続けてまいりましたが、楽しんでいただけることが何よりの励みになります。
    マイナーかつマニアックな企画になることも多いのですが、よろしければまた是非遊びにいらしてください♪
  • [28] mixiユーザー

    2013年12月19日 17:23

    では、のんびりとレポートを♪

    今回も特に凝った構成ではなく、基本的に年代順に聴いていくことにしました。

    といいつつ、まずはカバー曲ながら、彼らが最初に名を成したヒット曲である、1stアルバムの翌月にリリースされたシングル「Hush」('68:US・Tetragrammaton:写真左)から聴くことに。

    通常盤のシングルですが、やはりリリース当時の瑞々しい、迫力のある音を楽しむことが出来ます☆

    続いて1st「Shade Of Deep Purple」('68:US・Tetragrammaton白プロモ:写真中の左)からオープニングの「And The Adress」と、ジミヘンのカバー「Hey Joe」を聴きました♪

    実は1stアルバムリリース時には、白プロモが作られていませんでした。
    これは「Hush」のヒットで味をしめたレコード会社が、今後はちゃんとプロモーションしようと、2ndリリースと同時にプレスしたモノと思われます。

    しかし2ndのリリースは1stのわずか5カ月後ので、その後Tetragrammatonレーベルが倒産して質のいいマスターが消失していることから、この盤も当時の鮮度の高いマスターから制作された高音質を楽しめました。

    続いて2nd「The Book of Taliesyn」('68:US・Tetragrammaton白プロモ:写真中の中)は、アルバムではなく、白プロモシングルが2枚ありましたので、「Listen, Learn, Read On」('68:US・Tetragrammaton白プロモ:写真右の左)「Hard Road」」('68:US・Tetragrammaton白プロモ:写真右の右)を聴きました。

    US白プロモ特有の中高域が切れの良い、華やかな音の特徴はもちろんのこと、「Hard Road」の爆発音のようなドラムのタッチと、終盤のリッチーのソロの突き刺さるような音色が特筆モノだったように思います。

    そして3rd「(same)」('69:US・Tetragrammaton白プロモ:写真中の右)からオープニングの「Chasing Shadows」を聴きました。これまでの、全体的にリバーブでエフェクトされた様な音作りから、よりタイトでストレートな音色でプロデュースされ、第2期への流れを感じさせる音作りで、プロモ盤らしいシャープな音が楽しめます。

    これで第1期が終わり、怒濤の第2期へと突入するわけです♪
  • [30] mixiユーザー

    2013年12月22日 21:08

    意外と知られていないようですが、Ian Gillanが参加して初めてのパープルのリリースは、 シングル「Hallelujah (I Am The Preacher)」('68:US・Tetragrammaton:写真左)です。

    Tetragrammatonレーベルの記録によると、リリースは68年になっており、これが正しいと考えるとRod Evansは3rdのリリースを前に解雇されていたことになりますが、Rodによる最後のシングル「Emmaretta」が69年リリースと記録されているところを見ても、前後関係は多少不自然に思えます。

    内容は第一期の名残のあるバックに若きイアンの素晴らしい歌が映える好ナンバーでした。

    そして69年の12月、Tetragrammatonレーベルは、パープルの「Concerto For Group And Orchestra」のリリースを最後に倒産。このUS盤を見かけることはなかなかありませんが、チャンスがあったら是非入手してみたいですね☆

    そしてバンドは、リッチーが主導した賭けにより、当時大成功を収めていたZEPを追撃すべく、路線の大転換を図ります。

    70年、アルバム「In Rock」と、そのプロモーション用としてリリースされたシングル「Black Night」。

    今回は「Black Night」を、UKプロモ盤とUS白プロモ盤(写真中)の聴き比べをいたしました。

    UKプロモ盤は、中低音のしっかり締まった重心の低い音で、UKチャート2位となる衝撃も納得の出来でしたが、実はUS白プロモの方が中高音のキレと音圧に優位があり、HRとしての迫力はUS白プロモに軍配が上がるような気がします。(これも好みの問題かとは思いますが)

    そして問題の大傑作「In Rock」・・・

    イベントの説明にも記しましたが、一般に初版とされているマトA2/B1(写真右:左から3枚目)の前に、極少数ですがA1/B1の“真の初版”(写真右:一番右)が存在します。

    なぜこのようなことが起きたのか?それは「Speed King」のMixの違いにありました。
    まずは、現在でもこの曲のスタンダードな音作りの大元となったマトA2/B1の、暴力的なほど轟音のリフが炸裂するバージョンを楽しみます。

    そして問題のA1/B1の“真の初版”。冒頭のバンドのフリー演奏〜クラシカルなオルガンまではそのままで、リフと歌に突入すると、明らかに音が違うのです。
    あのド迫力のギターとKeyのリフが引っこみ、エフェクトのあまりかかっていない生々しいIan Gillanの歌と共に、Ian Paiceのドラムがかなり前面に出てきているのです。

    これで、恐らくA1/B1のバージョンは、リッチーの(ジョンも?)逆鱗に触れ、Mixのやり直しをさせられたものと思われます。

    しかし特にソロのバックなどで、Ian Paiceはこんなに巧みに演奏していたのかなど新たな発見も多く、ソロ部分のギターはかえってA2/B1よりも前に出ているくらいで、曲をよく知っていれば、このバージョンはこれで非常に楽しめるモノでした。

    また当然のことながらA面の「Bloodsucker」「Child In Time」は、普及しているマトA2/B1よりも音の鮮度が高く、特に「Child In Time」のオルガンの響きは、崇高に思えるほど豊かだと感じられます☆

    ということでA1/B1の盤に関しては、A面3曲を楽しみました♪
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  • 2013年12月14日 (土) 土曜:午後7時スタート予定
  • 東京都 (三宿:スノウドニア
  • 2013年12月14日 (土) 締切
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3人