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開催終了70's世界の隠れたHR名作アナログ原盤“爆音”試聴会

詳細

2009年10月12日 12:08 更新

前回、ZEPやYESなどのUKオリジナルを中心に、MELLOW CANDLEやCZAR、CRESSIDAまで織り交ぜて開催し、それなりに好評だった爆音試聴会♪

今回は少々趣向を変えて、というか、より深みにはまった企画で試聴会を行いたいと思います。


雷世界中の70年代HRから“厳選”した、隠れた名盤をアナログオリジナルで爆音試聴する会雷

その条件として・・・

ムード英米のメジャーアーティストは一切除く。

ムードヨーロッパでも、例えばドイツならSCORPIONSやACCEPTといったメジャーアーティストは除外(恐らくNEW TROLLSは使用すると思いますが・・・というとどの曲か分ってしまいますね♪)

ムード楽曲・演奏・録音のすべてに一級品であること。

ムード厳選するために、一カ国多くて3アーティストまで。各アーティスト2〜3曲までに留める。

…“マイナーだから悪かろう”という要素は一切排除し、ZEP、PURPLE、SABBATHといったアーティストを初めて聴いた瞬間のような、新たな衝撃と感動を参加者に感じていただくイベントを目指します☆

しかも今回は、マイミクにして“World Rock Music(60s&70s)”コミュを主催する、驚異のHRコレクター、たる氏も参戦予定。

北欧・東欧の名作群は言うに及ばず、東南アジア・中東・中南米などの知られざる逸品が出揃うことでしょう手(チョキ)


【日時】2009年11月7日(土)午後9時スタート予定

【場所】スノウドニア(BAR Snowdonia)
   東京都世田谷区池尻3−28−6 1stアミューズビル3F
   TEL 03(3422)3030

【会費】ありません。たくさん飲んでくださいビール

※ラインナップ予定を掲載する予定でしたが、たるさんとの話し合いで、当日まで内緒にしようということになりました。しかし何も情報がなければ傾向がつかめないでしょうから、決定している主な作品から、写真の掲載出来る3枚のみ公開いたします。

★旧西独代表・・・NIGHT SUN「Mournin」('72:写真左)

★仏代表・・・VISITORS「(same)」('74:写真中)

★ノルウェー代表・・・AUNT MARY「Loaded」('72:写真右)


このジャケにピンときたなら、ご参加の価値ありでは?

ピンと来なくてもHR好きなら、気に入っていただけるでしょう☆


【ご注意】大人数が集まるとは思えませんが、会場は30人ほどが限度です。
場合によっては途中で募集を締め切ることも可能性としてはなくはないかも?

ご参加の際には、一言コメントを添えていただければ幸いです☆

コメント(57)

  • [18] mixiユーザー

    2009年11月08日 15:13

    メインさん

    非常に分りやすかったのと道が空いてたので、あの後**分で自宅に到着出来ました新幹線

    またイヴェント等、ご一緒いたしましょうるんるん
  • [19] mixiユーザー

    2009年11月08日 16:32

    昨晩はとても楽しめました。
    普段はなかなかこのような機会はないので最高な気分でした。
    実は翌日朝から仕事だったので泣く泣く途中退場させていただきました。
    SADIENさんを始め皆さんともう少しお話もしたかったんですが、それはまたの
    機会に…。
    次回も楽しみにしています。
  • [20] mixiユーザー

    2009年11月09日 01:22

    みなさん!ご来店ありがとうございました。

    今回は、特に1曲ずつの解説をやって頂く形式をとりましたが、
    なかなか良かったと思ってます。

    近々企画しますので、またお付き合いください。
  • [21] mixiユーザー

    2009年11月09日 08:45

    >nobさん

    ありがとうございました♪

    次回は是非、ディープな音楽の話をじっくりと☆
  • [22] mixiユーザー

    2009年11月09日 08:46

    >くぼたっちさん

    お楽しみいただけたようで、幸いです。

    メインさんをお送りいただいたようで、最後まで聴いていただき、ありがとうございました☆
  • [23] mixiユーザー

    2009年11月09日 08:48

    >メインさん

    ありがとうございました☆

    まだまだそれぞれの国に深いシーンがあって、今回は代表的なものだけ、ほんの触りといった感じです。

    旧ユーゴとかハンガリーとか、単独で充分充実したイベントが出来るのですが、いきなりはさすがに少々マニアックすぎるかなと・・・
  • [24] mixiユーザー

    2009年11月09日 08:50

    >東欧さん

    こちらこそ、ありがとうございました♪

    私も東欧から深みにはまって行ったクチなので、是非じっくりとお話させていただきたいです☆
  • [25] mixiユーザー

    2009年11月09日 08:51

    >デッキさん

    毎度毎度ありがとうございます。

    こういった企画もスノウドニアあって、デッキさんあっての賜物です♪

    次回は何をやりましょうかね(^^)
  • [26] mixiユーザー

    2009年11月09日 09:23

    ということで、取り上げた名盤たちを簡単にご紹介していきましょう。

    イタリア・・・・・・
    ●NEW TROLLS「UT」(写真左:‘72)

    言わずと知れたイタリアの大人気バンドの、最高傑作とも言われる5枚目ですが、分裂直前の緊張感が良い結果に出ているという見方も出来ますね。

    ということでB1の、イタリアンポップ史上の名バンドが唯一、ギタリストNICOの趣味でZEPに喧嘩を売ったようなHR大作がイベントのオープニングとなりました。


    ●OSAGE TRIBE「Arrow Head」(写真中:‘72)

    正統派シンフォが珍重されていた日本ではいまひとつ人気がなかったものの、海外のコレクターでは昔から評価の高かった個性派の秘宝です。

    ジャケットのデザインの様に先住民族的なイメージの楽曲は好みを分けるかもしれませんが、タイトル曲は問答無用のスリリングなHRの名曲です♪

    ●FLEA「Topi O Uomini」(写真右:‘72)

    後にGOBLINに参加するマランゴロ兄弟が参加していた屈折HRバンド。

    何せ前身のFLEA ON THE HONEYは屈折ポップだし、この後のETNAはジャズロックなので、タダのHRですむはずがなく、今回はB1の9拍子変則HRをチョイス。

    演奏力もこの楽曲の発想もただものではなく、CAPTAIN BEYONDへの挑戦というか、後のDREAM THEATERの出現を予見させると言ったら、言い過ぎかな?
  • [27] mixiユーザー

    2009年11月09日 09:37

    旧西独・・・・・・・
    ●NIGHT SUN「Mournin」(写真左:‘71)

    この年代にして驚異の、HR必殺の一枚♪

    バンド自体は謎が多いが、プロデューサーはテクノを中心に数多の名作を物したコニー・プランク。流石に空間演出や音響処理は素晴らしく、この名作の深みを幾重にも増しています。

    はっきり言って捨て曲はありませんが、A1〜2でぶっ飛ばしてみました。

    ●NOSFERATU「(same)」(写真中:‘70)

    何と70年にドイツでこんな凄い作品があったのです。ジャケットで引かないでください(^^;

    アルバム全体のイメージはへヴィなジェスロ・タルといった感じですが、A1「Highway」は超弩級変則リフとへヴィかつテクニカルな演奏にノックアウト必至です。これはプログレファンにもお勧め♪

    ●GIFT「Blue Apple」(‘74)

    1stはZEP系で結構サイケ色もあったHR名盤でしたが、この2ndに至って一気にPURPLEタイプのプレ様式美HRに変貌。

    その中でもA5の、RAINBOWを先取りしたようなファーストナンバーで行って見ました♪
  • [28] mixiユーザー

    2009年11月09日 11:30

    旧東独・・・・・・・
    ●PUHDYS コンピ「Hallo3」(写真左:’74)から

    と、ここで今はなきベルリンの壁をまたいで、旧東独へ。

    今や旧東独最多のアルバム数を誇る人気アーティストだが、74年の東独でのロック解禁以前から、アンダーグラウンドでHRのカバーシングルなどを発表しており、デビュー前の音源コンピ「Hallo」シリーズでもその時代の記録を聴くことができます。

    今回使用したのは、そのコンピのVol.3のオープニングを飾るHEEP色強いへヴィナンバー。後に1stにも収録されました。

    ●ELECTRA「Electra Combo」(写真中:‘74)

    そのコンピ「Hallo3」でもラストに収録され、この年アルバムデビューを飾った彼ら。4作目はシンフォの名作として話題になりましたが、この1stはフルートをフューチャーしつつも、HEEPからの影響を感じさせる、軽快かつテクニカルなプログレHRを聴かせてくれます。

    その中でも比較的ストレートなA3を選んでみました。

    旧ユーゴ・・・・・・
    ●BIJELO DUGME「Kad bi bio Bijelo Dugme」(写真右:‘74)
    旧ユーゴでは、スタジアムを楽々満杯に出来る国民的バンドの歴史的1st。

    今や映画音楽の巨匠となったゴラン・ブレゴビッチが、前身バンドJUTROの名曲をさらにスケールアップして再録した代表曲♪

    これもHEEPの影響が見て取れますが、名演&熱演です♪
  • [29] mixiユーザー

    2009年11月09日 11:53

    旧ユーゴ・・・・・・
    ●SMAK「Zasto Ne Volim Sneg」(写真左:‘81)

    旧ユーゴを代表するもう一方の雄SMAK。

    代表作はテクニカルな大作を含む1stや、洗練された楽曲と演奏で、英・米・独でも発売された傑作2ndなどがありますが、この5thのオープニングは、初期RAINBOWのような中近東メロディを活かしたオルガン&ギターの導入から、豪快に爆走するHRの傑作です。

    ハンガリー・・・・・
    ●SKORPIO「A Rohanas」(写真中:’74)

    ハンガリーが外貨獲得を目指して仕組んだスーパーグループLOCOMOTIV GTのベーシストが、バンドがアメリカンロック色を強めていくことに反発し、よりストレートなロックを追及すべく新たに結成したバンドの1st。

    さすがに気合充分で出来もよく、ハンガリー国内だけで70万枚売れたといわれるこのアルバムのオープニング&タイトル曲は、邦訳すれば“疾走”“突進”というタイトル通り、豪快かつ小気味よいHRの傑作です♪

    ●PIRAMIS「2」(写真右:‘78)

    ハンガリーロック黎明期の名バンドのベーシストが、某アイドル的人気バンドのイケメン&ハイトーンVoを引き抜いて結成したHRバンドの傑作2nd。

    ツインリードが秀逸のオープニングもいいですが、彼らの楽曲中もっともソリッドなラストが、今回のイベントにはピッタリでしょう☆
  • [30] mixiユーザー

    2009年11月09日 13:40

    ポーランド・・・・・
    ●TEST「(same)」(写真左‘72)

    ブルースロックバンドBREAKOUTのギタリストが結成した、ポーランドでは突然変異的な本格的HRバンドの唯一作♪

    本格的な演奏と楽曲スタイルを持ちながら、アレンジや展開が一筋縄で行かないのが、やはり突然変異的。

    今回は中でもリフ展開が一番カッコいいA4を試聴しました☆

    ルーマニア・・・・・
    ●SFINX「Lume Alba」(写真中:‘75)

    次作「Zalmoxe」がシンフォニックの名盤として日本盤も発売されましたが、辺境ロックとしてはこのアルバム(おそらく1st)の方が面白かったりします。

    B1、2の方がいかにも類型的HRといった感じですが、今回のイベントではA2の6拍子HRをチョイス。

    クリーンな音色でテクニカルに弾きまくるGソロはヤン・アッカーマンに比肩する素晴らしさです♪

    イスラエル・・・・・
    ●JERICHO「(same)」(写真右:‘71)

    知る人ぞ知る、音楽シーンが実に充実しているイスラエル。名盤数多あれど、70年代HRの代表作といえばこれでしょう。何といっても英A&Mという大メジャーからリリースされたわけですから。

    ということで、資料によってはブリティッシュハードの名盤として堂々とラインアップされております。

    イタリアンロック的なシンフォニックな一面もありますが、やはりリフ展開の超強力なA1に限るでしょう♪

    イスラエル産サイケの名盤を物した前身バンドCHIRCHILL'Sから、同じくHR名盤JERICHO JONESを経て、充実の傑作となっております。
  • [31] mixiユーザー

    2009年11月09日 14:12

    ギリシャ・・・・・・
    ●SOCRATES「On The Wings」(写真左:‘73)たるさん所蔵

    70年代ギリシャの代表的ロックバンドといえば、APHRPDITE'S CHILDとSOCRATES(正式名SOCRATES DRANK THE CONIUM)でしょう。

    次作「Phos」がヴァンゲリスとの共演で一番知られていますが、HRとしてはこの3rdが最も強力!ということで、これだけまだ未聴だったのですが、今回タルさんにお持ちいただいて、聴くことができました。

    確かにこれが抜けていいですねえ♪

    類型的なHR的リフ展開から離れて、適度にエスニックな響きが何とも言えない作品です。

    南アフリカ・・・・・
    ●SUCK「Time To Suck」(写真中:‘71) たるさん所蔵

    南アフリカはアイテム数はそれほど多くないものの、水準の高い作品が沢山リリースされています。

    この作品はカバー中心ながら、その猪突猛進型HRのあまりのパワフルさに、世界中のHRコレクター羨望の的となっております。

    今回たるさんがお持ちになった盤も、実に状態の良いものでした、極楽極楽♪         

    ●FREEDOM CHILDREN「Galactic Vibes」(写真右:‘71)たるさん所蔵

    ということで南アフリカを代表するバンドといえばこれでしょう☆

    サイケの文脈で語られることも多いのですが、この3rdは本家ブリティッシュロックもビックリの音をしています。

    しかしこれも素晴らしいコンディションの盤でした♪

    書き忘れましたが、イタリアのOSAGE TRIBEも、たるさん所有品です☆
  • [32] mixiユーザー

    2009年11月09日 16:04

    遅くなりましたが、
    土曜日の試聴会凄く楽しい時間を過ごさせていただきました!
    中でも弾いて弾いて弾きまくるピラミス2が最高でした!
    次回の爆音試聴会も楽しみにしております。
    ありがとうございますぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
  • [33] mixiユーザー

    2009年11月09日 16:21

    ただいま、自宅に到着!!!

    みなさん!楽しい時間をありがとうございました。
    またの機会を楽しみにしています。
  • [34] mixiユーザー

    2009年11月09日 16:32

    インドネシア・・・・
    ●AKA「Do What You Like」(写真左:‘73)たるさん所蔵

    近年のインドネシアプログレの充実振りは目覚しい限りですが、70年代から驚愕の名作が数点見受けられます。

    中でもHRの決定版はこれでしょうね。彼らは多くのアルバム(7作?)をリリースしていますが、へヴィロックとしてはこれが一番のようです。

    今回これも初めて聴くことが出来ました♪ ストレートかつ豪快なサウンドは国の事情から同年代の欧米に比べて音質的にやや古さを感じさせるものの、そのパワーは驚異的です☆

    ●SUPERKID「(same)」(写真なし:'72〜3?)たるさん所蔵

    これは名前も初めて聴きました(^^;
    今回唯一、ジャケットがありません(辺境の貴重盤ではままあることですが・・・)

    本来はポップグループで、数曲ハードなのもやってみた的な感じのようですが、これがかなりイケてます☆

    スリーマンアーミー的ゴリ押しリフに、コーラスを活かしたVoアレンジ、演奏技術も録音も一流、これは只者ではないです。

    アルゼンチン・・・・
    ●Miguel ABUERO & NADA「(same)」(写真中:‘73)たるさん所蔵

    故MIGUEL ABUEROはSSWとして第一線で活躍していたアーティストですが、渡欧中にフランスで録音したという幻の逸品がこれです。

    録音も空間処理も素晴らしく、フランスという絶好の環境で、アーティストのサイケデリックな才能が開花した絶妙な一作と言え、実に素晴らしい作品です。

    今やオリジナル入手は至難の業、これも素晴らしい盤でした♪

    ●CONTLARUZ「Americanos」(写真右:’73)たるさん所蔵

    こちらもアルゼンチンの秘宝。

    プログレのフィールドでも充分に評価されている傑作ですが、B1はHRとして充分すぎるほどドラマチック!

    南米らしい暖かいメロディと、イタリアンへヴィロックの様な邪悪さもあわせ持つ素晴らしい一枚です。
  • [35] mixiユーザー

    2009年11月09日 16:34

    >全力さん

    ありがとうございました(^^)

    お楽しみいただけて、良かったです。

    僕もあらためて新しい発見がありました。次は何をやりましょうかねえ☆

  • [36] mixiユーザー

    2009年11月09日 16:38

    >たるさん

    お疲れさまでした!

    お力をお貸しいただいたおかげで、とても充実した会になりました♪

    遠方から来ていただいて、ご尽力いただき感謝に絶えません☆

    しかし、世界中のロックで何か企画を実行しようとすると、悩み、迷い、キリがありませんね(^^;
  • [37] mixiユーザー

    2009年11月09日 20:04

    アルゼンチン・・・・
    ●PAPPO’s BLUES「Volumen1」(写真左:‘71)

    70年代アルゼンチンを代表するHRバンドのデビュー作。

    彼らはアルバムを7作出していますが、重低音リフの破壊力はやはりこの作品が最高でしょう。

    サバス並みの豪快さを持つ1曲目をお聴きいただきました♪


    チリ・・・・・・・・
    ●SOL Y MEDIANOCHE「33’30Latitud Sur」(写真中:‘84)

    一気に80年代に行きますが、女性Voを要したドラマチックなシンフォニックHRです。

    南米らしい独特のメロディや曲進行が随所に見られますが、今回紹介したB3は、このイベント中最もプログレ的な様式美を持っており、後のネオクラシカル系を予見させるような曲で、近年のMATRAZに通じるものを感じさせます。

    人によってはこれを一番評価するのでは?

    オーストラリア・・・
    ●BUFFALO「Volcanic Rock」(‘73)

    一部でオセアニアのサバスと称される名バンドの2nd。

    確かに豪華なへヴィさは通じるものがあるかもしれませんが、サバス程の邪悪さや沈み込む感覚はなく、ただただ爆裂するギターと重厚なリズム隊が心地よい、痛快なHRの名作です。

    この2ndが最高作でしょうが、3rdまでは同様に楽しめますね♪
  • [38] mixiユーザー

    2009年11月09日 20:22

    スペイン・・・・・・
    ●NU「Cuentos De Ayer Y De Hoy」(写真左:‘78)

    スパニッシュプログレ屈指の名盤として古くから有名な一枚ですが、HRとしての破壊力もスペイン屈指です☆

    まるでイタリアの名アーティストOSANNAやイルバレにサバスが合体したかのような、邪悪さとへヴィさは、ちょっと他では見られないのでは?

    このアルバムも捨て曲なしですが、つかみに最高の一曲目を使わせていただきました♪

    彼らは3rdからしばらく、本格メタルバンドに変貌しますが、それでもフルートソロだけはやめないという、こだわりのアーティストでした☆


    ●EVOLUTION「(same)」(写真中:‘70)

    70年のスペインにしてこの音も凄い!

    ビートグループの発展形とはいえ、優れた楽曲と高度な演奏で、多少音が古くても一気にブッ飛ばされます。

    これも原盤はほとんど無理。今回は残念ながら70年代のアナログ再発を使いました。

    スイス・・・・・・・
    ●TOAD「Tomorrow Blue」(写真右:‘72)

    スイスはジャーマンハードに比較的近く、後にKROKUSに発展するTEAや、AFTER SHAVEといったHRバンドを多く輩出していました。

    しかしその中でも決定版はTOADでしょう。

    CREAMやスウェーデンのNOVEMBERと同系のへヴィリフ主体のHRだった前作1stから、専任Voが抜けてトリオとなった近作から、ギターのVic Vergantがノビノビと活躍したせいか、より洗練されたHRサウンドに変貌。

    さまざまにテンポを変え展開する一曲目を聴くだけで、彼らの実力がわかります♪
  • [39] mixiユーザー

    2009年11月09日 21:54

    オランダ・・・・・・
    ●CARGO「(same)」(写真左:‘72)

    オランダはプログレでは世界に名だたるアーティストを多く輩出しているのに、HRとなるとこれといった決め手がない。

    面白い音楽性を持ったアーティストはいるのだが、HRで括ろうと思うといまひとつ抵抗があるわけです。

    そんな中で世界のコレクターの間で評価されているのがこのCARGO。しかし今回のイベントでの問題は、インスト部分の尺が長い(これがいろいろな展開をしているとまだいいのだが、ギターソロが長いのです)

    そこで今回は一番短いB1を試聴(しかしこれもソロが無駄に長い)。

    それでも後のVAN HALENを思わせる乗りのいいナンバーで、もっとコンパクトに曲をまとめたら評価があがったと思うのですが、どうでしょうか?

    ベルギー・・・・・・
    ●IRISH COFFEE「(same)」(写真中:‘71)

    逆にベルギーのほうがオランダよりもHRはやや豊作です♪

    なかなか凝った展開とアレンジで聴かせるWATERLOO、その後進ともいえる、HEEPをより重厚にクラシカルにしたようなJHINGIZ KHAN、そして決定的といえるアーティストが、このIRISH COFFEE・・・。

    GとOrganの織りなす、タイトなHRは世界レベルでも一流です。あえてたとえるなら、ふざけた部分のないPURPLEでしょうか?

    ということで一曲目で決めさせていただきました♪

              
    スウェーデン・・・・
    ●TRETTIOARIGA KRIGET「same」(写真右:‘74)

    これは北欧屈指のへヴィプログレの名盤としてよく知られていますが、あえて選ばせていただきました。

    スウェーデンのHRと言えば、NOVEMBERはどうした!? KEBNEKAISEの1stだって凄いぞ! ASOKAは? LIFEは?という声は多々あるでしょうが、ええい!うるさい!

    やはり高度な演奏力に裏打ちされたロックの持つ破壊力で評価すれば、この作品の右に出るものはなかなかないのです♪

    YESと比較されることも多いですが、YESよりも重く激しく、HR的な負のエネルギーに満ちています。壮絶な一曲目をお楽しみください☆
  • [40] mixiユーザー

    2009年11月09日 22:22

    昨日の興奮覚めやらぬままセットリストの何枚かをせめてCDでもと検索するも
    国内店は、ほぼ全滅状態・・・OTZ
    UG店もHRに定評のあるKRもダメ。

    もちアマゾンにはあるわけもなく、GEMMでHOSTを見切りカード決済!
    ・・はたして届くのか!?(信用していません)

  • [41] mixiユーザー

    2009年11月10日 09:10

    >くぼたっちさん

    そうですか、ありませんか。

    ヤフオクやebayでは、そこそこ見かけますから、地道に探していただくのがいいかもしれません☆

    PAPPO'sBLUESはアマゾンで今、何故か安く出てますよ♪
  • [42] mixiユーザー

    2009年11月10日 09:43

    デンマーク・・・・・
    ●CULPEPPER'S ORCHARD「same」(写真左:‘70)

    70年のデンマークにも突然変異的傑作が・・・

    彼らの本質はトラッドベースのフォークだと思うのですが、この1stはサイケの影響が色濃かったタイミングに優れたギターの弾き手が加わったことで、偶発的なHRを生み出したと言えそうです。(実際、次作以降ハードな要素は激減します)

    特に、オープニングのバンジョーに続いてスタートする一曲目は、本来の曲の良さに加え、完全に(?)リッチーに喧嘩を売っているような疾走ギターが素晴らしい♪

    ノルウェー・・・・・
    ●AUNT MARY「Loaded」(写真中:‘72)

    北欧70's本格HRの真打ちといえば、この作品でしょうか♪

    前作1stは、まだビートサイケテイストが色濃く、本作で一気にPURPLEタイプのHRの一級品を生み出します。
    そして次作ではYESに迫るハードシンフォを作り上げるのですから、このバンドの進化は目覚しかったわけです。(これが最終作になりましたが・・・)

    とにかくこの時代の北欧HRのサンプルとしては非の打ち所のない素晴らしさです。
    イベントでは、オープニングの疾走インストから、重心のズッシリと低い、シャッフルのハードブルースへと、A1〜2を続けてお楽しみいただきました♪

    ●HOST「Hardt Mot Hardt」(写真右‘77)

    僕にとって70's北欧HRナンバー1はこの作品です。楽曲・演奏力・アーティストとしての個性のどれをとっても文句なしの一級品です。

    そして今回爆音で鳴らしてみて、あらためてわかったのは、この盤が録音もカッティングも実に優秀な盤だったということです。雷鳴のようなドラムを鋭く切り裂くギターをはじめ、すべての音の鮮度と臨場感が素晴らしい♪

    今回は、日本人の考えるHRの様式では理解不能なメロディと曲想でありながら、やたらめったらにカッコいいとしか言いようがないオープニング曲を起用いたしました☆
  • [43] mixiユーザー

    2009年11月10日 10:30

    ノルウェー・・・・・
    ●RUPHUS「New Born Day」(写真左:‘73)

    傑作が多く、今回一カ国で4作品選んでしまったノルウェーですが、いいものはいいのだから仕方ない(^^;

    RUPHUSは本国のみならず、ドイツBRAINレーベルからも作品をリリースし続けた実力派で、後にジャズロックに変貌していくことから分るように、演奏も非の打ち所がない。

    男女のツインVoに堂々とした演奏は、これも世界レベルの一級品であり、一曲目はそのバンドの個性を充分に活かしきった名曲といえるでしょう♪

    ●FLAX「One」(写真中:‘76)

    そしてこちらも優秀な楽曲と演奏能力を持ちつつ、前乗り気味のスリリングな演奏が先の3バンドとは違った個性を持つ、欧米でコレクターズアイテムとして人気の作品です。

    タイトに疾走するリズムに、HEEPの影響が色濃いコーラスワークと聴き所充分。
    日本でいまひとつ人気がなかったのは、Keyが活躍しないからでしょう。

    その中でも緊張感あふれるB4を試聴してみました♪

    フランス・・・・・・
    ●VARIATIONS「Nador」(写真右:‘70)たるさん所蔵

    ANGEやMONALISAが有名なせいか、シアトリカルなプログレのイメージが強いフランスですが、音楽文化的に優れた国ですから、あまり知られていないだけで、HRにも優れた作品が結構あります。

    フレンチロック黎明期にあって、ストレートなHRで傑出しているのが彼らでしょう。その中でも代表的なA1は今回のイベントにピッタリの破壊力でした♪

    しかしこれも状態のいい盤でした。さすが、たるさん☆
  • [44] mixiユーザー

    2009年11月10日 10:42

    フランス・・・・・・
    ●VISITORS「same」(写真:‘74)

    今回のイベントの最後を務めさせていただいたのは、へヴィプログレの一大傑作でありながら、長らくメンバーの素性が謎とされていた幻の逸品。

    しかしその実、某プロデューサーが世界進出を視野に入れ、凄腕のミュージシャンを集めたプロジェクト作であることが分っています。

    もちろんその狙い通り、そして皆様もご存知の通り、超弩級のへヴィロックが炸裂する傑作となっております。

    トリにふさわしく「怒りの日」で、22カ国38アーティストで4時間以上に及ぶイベントを締めさせていただきました♪

    皆様、お疲れ様でした☆
  • [45] mixiユーザー

    2009年11月10日 10:56

    解説ありがとうございます。
    凄く勉強になりますね☆
    これを参考に自分好みのハードロックを探して行こうと思います!

    P.BLUES、アマゾンにあるんですねexclamation & question帰ったらチェックしてみます。


  • [46] mixiユーザー

    2009年11月11日 10:54

    密林でパポーズブルースとバッファローをゲット出来ました。
  • [47] mixiユーザー

    2009年11月11日 13:28

    >全力さん

    BUFFALOはそれなりの値段ですけど、PAPPOは結構お値打ちだったでしょう?(^^)

    2枚以上購入で10%offですから、さらにお得(回し者か♪)
  • [48] mixiユーザー

    2009年11月11日 13:42

    >全力さん ほか皆様

    例の曲が入っているPUHDYS1+2も密林で安いですよ♪
  • [49] mixiユーザー

    2009年11月11日 15:12

    さて、70's世界の隠れたHR名作アナログ原盤“爆音”試聴会で紹介したもの以外にも素晴らしい作品はたくさんあります。

    今回はオリジナルにこだわったためご紹介できなかったものもが多々ありぜひ皆さんに聞いてほしかったボリビアのCLIMAXやペルーのTARKUSにPAXといった南米勢。イタリアのIl Rovescio della Medagliaの1stやTEOREMIそしてBLACK WATER PARKなどのドイツの名作群、フィリピンのJUAN DELA CRUZ関係、CANADAのSEXにWAR PIGSなど枚挙に暇がありません。

    もし次回あるならオリジナル音源にこだわらすに紹介するのもありかなっと思っています。

    PS.本当はアメリカのマイナーヘビーサイケ&ハードもいいなあ(実はこっちがわたしの真骨頂)と・・・AGE OF REASON,PROBE,BIG BROTHER EARNIE JOSEPH,THUNDERPUSSY,etc...
  • [50] mixiユーザー

    2009年11月11日 20:30

    >たるさん

    お疲れ様です♪

    いろいろやってみたい企画があって、今回はそれらの最大公約数的なイベントでしたから、各国のシーンをつまみ食いした程度で終わらざるを得ませんでした。

    まあ、サンプル興行みたいな感じといってもいいでしょうか♪

    本来でしたらジャーマンや旧ユーゴだけでも一晩イベントが出来るくらいの名作がありますからね。

    南米やイタリア勢はフリーインプロっぽいものや比較的ストレートなハードサイケ、録音の辛いものははずす方向だったので、かなり該当外になりましたし、この間の選曲の傾向からすると、僕は整合性の高い、比較的様式美系に近いものが好みでしたし、たるさんはもっとストレートなものがお好みだと思いました♪

    ですからJUAN DE LA CRUZなどはフィリピンを代表する名アーティストですが、NOVEMBERと同様に重めのリフ主体のHRは方向性として避けていましたので、例えばダウナー、ストーナーなHRだけ集めて、グルーヴィーに決めるような曲を集めてみるのも面白いかもしれません。

    ジャーマンも幅を広げて、JERONIMOやSILBERBALTやSUNDAYといったタイプの違うものを取り混ぜていくと、もっと奥の深さがわかりますよね。
    (ちなみにBLACK WATERPARKはスノウドニアに日本盤が置いてあります。我が家にはBASFオリジナルと日本盤がありますので、聴き比べるのも一興です)

    あと、以前にイベントでUSマイナーHRはやったことがあったので、今回は意識してアメリカをはずしましたが、自分はやはり様式美系が中心の選曲になったので、たるさんの渾身の選曲でUSサイケ&ハードNIGHTなんてのは凄そうですね☆

    何にせよ、いろいろアイデア(というより妄想!?)は尽きません・・・(^^;
  • [51] mixiユーザー

    2009年11月11日 20:42

    SADIENさん

    確かに私は様式美系やシンフォ系は苦手ですね。だから私に選曲を任せると硬派な物、攻撃的なものになってしまいそうです。

    あと、変なものも好きなので・・・
  • [52] mixiユーザー

    2009年11月11日 20:44

    SADIENさん

    情報ありがとうございますぴかぴか(新しい)
    チェックしてみます。
  • [53] mixiユーザー

    2009年11月11日 21:56

    わーい(嬉しい顔)SADIENさん
    こんな選曲になるでしょう。

    >たるさんの渾身の選曲
    AGE OF REASON(写真左)
    BIG BROTHER EARNIE JOSEPH
    BOOTH,DAVIS,& LOWE
    Joe PRICHARD & GIBRALTAR
    JOSEFUS
    KINGDOM
    MAJIC SHIP
    MICAH
    MORLY GRAY
    MUTHA GOOSE
    OZ KNOZZ
    POOBAH
    POLYPHONY
    PROBE(写真中)
    ROUNDHOUSESAINTE ANTHONY'S FYRE
    SHORT CROSS(写真右)
    SURPRIZE
    THUNDERPUSSY
    WHALEFEATHERS

    あえてマーキュリー、CapitolやRCAなどのメジャー系ははずしましたがそれでも書ききれないほどアメリカにはありますから・・・あとアートロック系やプログレハード系の自主制作も混ぜるととんでもない数になりますね。
  • [54] mixiユーザー

    2009年11月11日 23:34

    書き込みに不備がありました。

    ROUNDHOUSESAINTE ANTHONY'S FYRE

           ↓

    ROUNDHOUSE(写真左)
    SAINTE ANTHONY'S FYRE(写真右)

    と二つのバンドになります。
  • [55] mixiユーザー

    2009年11月12日 09:23

    >たるさん

    さすがに凄いですねえ☆

    でも意外なことにプログレ系の作品が結構入っていますね♪

    ここまでくると、まだ聴いていないものがたくさんあります(^^;

    ジャケはたるさんのコミュで拝見しておりますが♪
  • [56] mixiユーザー

    2009年11月12日 10:46

    るんるんSADIENさん
    こんなラインナップでぜひやりたいです。

    >でも意外なことにプログレ系の作品が結構入っていますね♪
    プログレ系といってもアメリカのバンドは攻撃的なものが多くハードロックの変形という感じですね。実はアメリカでプログレと呼ばれているものはアルバムの中の一部の曲がそれっぽいだけで後はハードロックというアルバムが少なくないです。

    そうそうアメリカの自主制作の中にはマジかよというくらいひどいのも多いですが(そういうのに限ってむちゃくちゃ高い)そういうのも混ぜても面白いかも・・・
  • [57] mixiユーザー

    2009年11月12日 12:24

    御教授ください。何とか両師について行きます手(グー)
mixiユーザー
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