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開催終了10/22木pm7半 第五回勉強会活動『描写』を煮詰める(持ち寄るのつづき)

詳細

2015年10月01日 00:59 更新

【第五回文芸部勉強会活動 『描写』を煮詰める (持ち寄るのつづき)】

時間:19:30〜(21:00終了予定)定刻にお出で願います。恐れ入りますが、開始10分前以前のご到着はご遠慮ください。

司会:無味無臭改めエディー

『描写(対物)』を持ち寄る
『描写(対物』を真似る
『描写(対物』を煮詰める

今回は持ち寄り企画のつづき
前回持ち寄った具材を煮込みます
さらに下ごしらえが必要な方はご用意ください

ようするに、前回のものを使ってもよいし新しいものを持ってきてもよいということです
初参加も歓迎いたします
そのさいに、どういう特徴の描写でどうしてそれを選んだかの説明をしてください
なんとなく前々回、前々々回のテーマを意識しつつ、対物描写を考えてみましょう

前回あったNG作家のリストはなくします
できれば違う作家のものを一人につき三つ前後持ち寄ります

会では他人の持ち寄ったものの中で気になるものもクロスして真似てみようとも思います
すなわち他人に真似して欲しいものを意識して持ち寄ることもできます

不明な点がありましたら書き込みまたはご連絡ください

なお時間の許す限りにおいて前々回までの実験のおさらいもしたいと思います
その際に過去の回の参加者は時を経て得られました着想を発表できます

今回は課題本はありません
代わりに対物描写の例を含めた資料を用意する計画です
会の前半か後半に時間があればご紹介いたします

それではご参加のみなさま、当日よろしくお願いいたします
楽しみにしています

日時 10月22日(木)pm7:30開始 pm9:00 終了予定

※ 開催場所、形式は「半蔵門でゆるい読書会」と同じで 下記の通りです 。
参加費
 1000円(紅茶またはワイン1杯付き)
 お食事をご希望の方はコメント欄でお申し込みください(別途500円。内容はお任せ願います)。
 また、確認の意味で、お食事不要の方は、お手数ですが、「食事不要」とご記入ください。
お土産について:読書会中に皆でつまめる菓子、果物などのお土産は歓迎です。なお飲み物のお土産はご遠慮ください。(CafeBarKIYONOは飲食店です。お食事の持ち込みはできません。飲物の持込は1000mlまで/ごと500円の持込料を申し受けます)

定員:8名 ( JONYさん、司会を合わせて8名とさせていただきます)

会場: 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
地図:googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://bit.ly/p15SIR

参加申込 : 下記のコメント欄にお食事の要否を記載して、このイベントの参加クリックボタンを押してください。

コメント(30)

  • [2] mixiユーザー

    2015年10月01日 09:47

    前回に引き続き、私も参加したいです。
    よろしくお願い申し上げます。
  • [5] mixiユーザー

    2015年10月05日 23:55

    >>[3]
    そんなにむつかしいことはないです。

    ぜひ3つの対物描写を探して、できましたらコメントに出自と合わせて書き込んでください。自分で創作されたものでも構いません。

    よろしくお願いいたします。
  • [6] mixiユーザー

    2015年10月05日 23:59

    ご参加のみなさまへ、

    今回は描写を選んだ際のテーマをご説明ください。前回提出されたものに関しても同様でお願いいたします。

    会の場でも書き込みでも構いませんので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • [7] mixiユーザー

    2015年10月06日 00:03

    そのほかにも参加を考えられている方々へ、

    ご自分で書かれた描写を提出されるのも可能です。その場合、会の場にこっそり持って来ていただいても結構です。文芸部などで発表された作品でも構いません。

    併せてご考慮いただけると幸いです。
  • [8] mixiユーザー

    2015年10月07日 20:26

    参加します。
    お食事は無しでお願いします。
    よろしくお願いいたします。
  • [10] mixiユーザー

    2015年10月15日 12:57

    柚木 麻子「本屋さんのダイアナ」より

    新しい教室の窓際の席からは、空のプールがよく見える。昨日まで降り続いた雨のせいで、うっすらと底に水がたまり、その上には校庭から吹き飛ばされてきた桜の花びらがふかふかと積もっていた。新学年の一日目がなんとか晴れて良かった。新しい机は滑らかで木のいい匂いがする。三年三組の新しいクラスメイトの黒い頭がずらりと並んでいるのを、一番後ろから眺めるのは壮観だ。四月の風にそよぐカーテンもパリッと糊付けされていて清潔そのものだ。
     こんな風に何にも染まっていないまっさらの新学期はむやみに希望を抱かせるけど、それも名前を名乗るまでのわずかな間だけだとこれまでの経験からよくわかっている。
  • [11] mixiユーザー

    2015年10月15日 13:00

    シュティフター「みかげ石」より

    わたしの父の生家の前には、戸口のすぐそばに、細長いさいころのような形をした大きな四角い石がある。側面には、ざらざらしているけれど、表面は、しょっちゅう腰をかけるので、極上のうわぐすりでも塗ったように、きれいにすべすべしている。この石は、とても古いもので、いつ置かれたのか、誰も聞いたおぼえおあるものがない。遠い昔の年寄りたちも、また幼い頃に世を去って、今は他の人々といっしょにお墓に眠っている人たちも、この石の上に腰をかけたのだった。この石の古さは、土台になっている砂岩の敷石が、すっかり踏みへらされていて、軒下から外に出た部分は、滴り落ちる雨だれのため深い穴があいているのを見ても分かる。
     わたしたち一家の中で、この石の上に腰かけたのは、近いところでは少年時代のわたしだった。わたしは、この石に腰をかけるのが好きだった。その頃は、少なくとも、ここから広く四方が見渡せた。今は、家がたてこんで、見晴らしがどうも悪くなっている。早春の頃、日一日と日の光がやわらかになって、家の壁がようやくぬくもるようになると、わたしはよくそこに腰かけていたものだ。耕作はすんだが、まだ植えつけ前の畑を見まわす。ガラスのかけらが、畑の中でときどき白い火花のようにきらきら輝くのが見える。はげたかが、飛んでいくのが見える。遠くの青みがかった森が見える。この森は、空にぎざぎざした線を描いていて、雷雨や驟雨を呼ぶ。とても高いので一番高い木に登ったら、空がつかめそうに思えた。時には、家のすぐそばを通っている街道の上を、とりいれの車や家畜の群れや行商人が通り過ぎていくのが見えた。
     夏には、夕方になるとおじいさんも、よくこの石の上に腰かけて、パイプをくゆらした。わたしがもうねむっている頃、うとうとしながらとぎれとぎれの音を聞いていると、若い男や娘たちが、この石やそばにある木の小さなベンチや積み重ねてある材木の上に腰かけて、夜の闇に向かって、きれいな歌をうたっていることもあった。


  • [12] mixiユーザー

    2015年10月20日 00:57

    みなさま、
    タイトルでは『描写』を謳っていますが、3分の1もしくは半分くらいの時間で前回予告した『語り』の話も出来たらと計画しています。

    それに関しては何も用意は要りません。
    よろしくお願いしますm(_ _)m
  • [14] mixiユーザー

    2015年10月20日 00:59

    前回にお配りした『語り』の紙をお持ちの方は持って来てくださいね。
    重ねてお願いいたしますm(_ _)m
  • [18] mixiユーザー

    2015年10月21日 10:10

    ゴハン無しでお願いします。
  • [20] mixiユーザー

    2015年10月21日 11:18

    >>[19]

    前回は皆さん、人数分のプリントを用意していましたよ〜(=゚ω゚)ノ
  • [21] mixiユーザー

    2015年10月21日 12:16

    >>[20]

    ありがとうございます〜!
  • [28] mixiユーザー

    2015年10月22日 08:13

    すっかり出遅れてしまいましたが・・、前回、時間切れで発表できませんでしたので、前回と同じ、夏目漱石(草枕)と金井恵美子(彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄)を持っていきます。
    描写は、会の場でご確認いただければと思います。

    金井恵美子を選んだ理由は、物の描写と、そこから想起される意識が、混ざり合って、ちょっと小説の体をなしていないように思われるところが、でも、小説に体ってあるのかな、とも思ったりして、対象物そのものを表現する「描写」とは、また違った視点を持てるかな、と思ったからです(すみません、描写に対してではなく、小説に対する視点かもしれません・・。)。
    夏目漱石は、ただただ上手いなぁ、と、読んでいて感服してしまい、楽しいからです。。
  • [29] mixiユーザー

    2015年10月22日 16:05

    ベケット『モロイ』第二部 冒頭

    真夜中だ。雨が窓ガラスを打っている。私は落ち着いている。すべてが眠っている。それでも私は立ち上がって、机へ向かう。眠くはない。ランプがしっかりした、だがやわらかい光で私を照らす。芯を調整した。これで夜明けまでもつだろう。梟の鳴き声が聞こえる。恐ろしい、戦争の叫びだ! 昔は平気で聞いていたが。私の息子は眠っている。眠るがいい。いつか彼にも眠れずに、仕事机につく夜が来るだろう。私は忘れられているだろうが。

    私の報告は長くなりそうだ。あるいは、書き上げられないかもしれない。私はモラン、名はジャック。そう呼ばれている……
    (安堂信也訳)
  • [30] mixiユーザー

    2015年10月22日 16:13

    ベケット『モロイ』第二部 最終部

    私にあれこれ言う、ある声のことはもう話した。私は、あの時代には、その声と調子を合わせ、それがなにを望んでいるのか理解しはじめていた。それは、人が小さいモランに教え、次にモランがその子に教えた言葉は使わなかった。そういうわけで、はじめは、なにを望んでいるのかわからなかった。しかし、とうとう、その言葉を理解するようになった。私はそれを理解した、理解している、まちがってかもしれないが。しかし、問題はそこにはない。報告をしろと言ったのはその声だ。それは私が今ではより自由だということだろうか。わからない。いろいろと習うことだろう。そこで私は家へはいって、書いた、真夜中だ。雨が窓ガラスを打っている。真夜中ではなかった。雨は降っていなかった。

    (安堂信也訳)
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