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開催終了【同行者募集 期限7/7(日)一杯】7/13(土)〜15(月)弘西林道周辺 

詳細

2013年07月05日 10:26 更新

■募集要項は随時更新しています。
------------------------------------------------------------
 世界遺産の白神山地(周辺)を訪れる2泊ツーリングです。
 東日本有数のダート林道、魅惑の旧弘西林道(ダート40km標高差1900m)を含みます。いつものことですが、幹事は何のフォローもできません。自分で自分の行動に責任の持てる方、またダート走行可能な自転車限定(ランドナー、MTB推奨)とさせていただきます。
 ドタ参、無言現地合流などはお断りですが、こちらに書き込んでいただければ、現地随時合流や随時離脱などは全く構いません。

■行程
7月13日(土)
 白神温泉 静観荘 18:30集合&宿泊(あと何人か余裕あり)
〒038-2202 青森県西津軽郡深浦町大字岩崎字平館7-4
0173-77-2411

7月14日(日)
 朝6:30陸奥岩崎発→白神ライン→西目屋村
 2013/7/14弘西林道周辺<ルートラボ
 http://yahoo.jp/S730hd
 宿 グリーンパーク もりのいずみ(あと2人余裕あり)
 http://www.kumagera.net/facillties/mori.html
 〒036-1415
 青森県中津軽郡西目屋村村市稲葉213-1
 http://maps.google.co.jp/maps?q=40.549035,140.271968&hl=ja&num=1&brcurrent=3,0x5f9af83615c77a49:0x8d0421a131586297,0&t=m&z=17
 0172-85-3113
 \8,150/1泊2食付き オプションのおにぎり弁当は含まず

7月15日(月)
 西目屋7:00→鰺ヶ沢13:00
 2013/7/15弘西林道周辺<ルートラボ
 http://yahoo.jp/YyXasS

帰路列車
(順次UPします)

■推奨国土地理院地形図
 1/5万 弘前、川原平、中浜、深浦

■天気予報
日本気象協会
青森県中津軽郡西目屋村
http://tenki.jp/forecast/point-206.html
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町
http://tenki.jp/forecast/point-204.html
青森県西津軽郡深浦町
http://tenki.jp/forecast/point-205.html

ウェザーニューズ>ウェザーリポート
青森県>深浦
http://weathernews.jp/pinpoint/cgi/search_result.fcgi?service=11&lat=40.6452561111111&lon=139.930946111111&ameno=31436&name=%e6%b7%b1%e6%b5%a6&pref=31

■■■2013/7/5
■■■http://takachi.no-ip.com/
■■■高地 大輔

コメント(15)

  • [1] mixiユーザー

    2013年08月03日 08:18

    2013/7/14 弘西林道周辺#1 陸奥岩崎→村市 1

     4:10に目が覚めたが、まだ眠い。どうせ今日は余裕ある行程だし、朝食は6時である。そのまま2度寝して目覚めると5:20。
     天気は曇りだが、雨が降る気配は無い、Tシャツ一丁で快適なぐらいに外は生暖かく、何と無く蒸すような気もするが、まあこのまま暑すぎず雨も降らないぐらいで推移していただける助かる。ただ、景色が霞むのは勘弁して欲しい。などと思いながら、朝食を戴いて荷積みに入る。
     お勘定を済まそうと思ったら、帳場に誰もいない。野菜を届けに来たおばさんが宿の奥まで呼びに行って、ようやくおばあさんが出てきてくれた。
     頼んで置いたおにぎりを戴くと、何と特大が4つも入っている。「白神ラインへ自転車で行くっていうから、2個はサービスだよ」とのこと。大変有り難いが、果たして食えるか心配なほどの量である。荷物としてもかさばるし重い。ちょっと有り難すぎるが、「おまけしとくよ!」と言ってくれるお婆さんの前では、とても半分で良いですとは言えない。まあこの際なので、水場についても聞いておくと、天狗峠辺りまで山菜採りに出かけられるときに、沢の水をよく飲むとのこと。近くの蕗の葉っぱを丸めて、水を汲んで飲むのだそうだ。水場にはまず困らないだろう、とのこと。少し安心感が出てきた。

     陸奥岩崎「静観荘」は、何と国道101と県道28の分岐前に建っている。交差点角の自販機で朝の缶コーヒーを飲んでから、7:10、静観荘発。
     田園風景の中を山方面、というより前方の山を覆う雲方面に向かうと、少しづつ田んぼの拡がる谷間がせり上がってくるのがわかる。いつの間にか谷間は狭くなりはじめ、谷底が道と川だけになり、両側の山が切り立って谷間がのたうち始めると、おもむろにゲートが登場。弘前方面には近道になりませんと書かれている。気が付くと、山肌の木々はほとんどブナに変わっていて、その森が路上に覆い被さるように川の両側の山肌に生い茂っている。道ばたの岩にも沢や沢以下の泉に近い水場が所々に登場。登場しただけでは別に沢があるから有り難いというわけではないが、さっきのおばさんのお話しの通りなら、沢の水は飲めるということになる。緑も水も瑞々しい森の中へいよいよ突入、という気になってくる。
     今日は問題なく開かれたゲートの中へ。ここから林道だ、という気になるが、この道が県道であることには変わりない。

     標高200mを過ぎて少しすると道が唐突に登りはじめた。更に谷間をさかのぼると、いよいよこの先砂利道との標識が登場。と同時に、水滴もぱらつき始めた。谷間に進んでから、空がかなり暗くなっていたのだ。焦るな、今日の予報は降水確率10%だったはずだ。降っても大したことにはならないはずだ。
     などと考えていると、道はくるっと折り返す向こうで急に細くなり、山腹をぐいぐい登り始めた。路面もしばらく舗装路が看板に反して続いたものの、いつの間にかというか感じでダートに変わっていた。ダートとはいえ、何人かの先達から伺っていたとおり、全然がれてなくて砂利が少なく道幅は十分、轍もあまり無く、かなり良好な路面だ。斜度もルートラボ通り、8%〜9%ぐらいか。10%は無い。しかしそういう条件以上に、何だか不思議なほど登りやすい道だ。スリップすること無く何か気持ち的にダメージを受けることも無い。それに延々と続くブナの森は、濃厚ながら梢の下が開放的で、薄暗いような何かほんのり明るいような居心地の良さが感じられる。そういう安心感とともに、「あの弘西林道だ」と思っている心の準備が、何だか拍子抜けするほど淡々と登れる道なのだった。
     標高400mを過ぎると、細かいつづら折れはやや大き目なつづら折れとなるが、やはりお森の中を高度を上げてゆく。森の外にブナの密林で覆われた山肌がちらちら見えたり、時々森が切れて雲に覆われた周囲の山肌が見える他は、全く普通の良好ダート県道である。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [2] mixiユーザー

    2013年08月03日 08:19

    2013/7/14 弘西林道周辺#1 陸奥岩崎→村市 2

     9:00、一ツ森峠着。峠の雰囲気漂う部分は峠ではないようで、少し離れた場所に峠の標識があった。まあ、峠がどこでも構わない。どうせ昭和の道だし、峠を越えたことに変わりは無いのだ。
     一ツ森峠を越えたからには、もう西目屋村の人里までこの先2つ峠を越えるのみだ。いや、ほんとは途中の谷間で途中下車はできるのだが、まあなかなか順調な行程なので、このまま行ってしまうのがいいだろう。
     しかし、そんなこちらの気合いとは裏腹にやや細かいつづら折れで密林を下ってゆく道は、時々濃厚なブナの大森林の景色が開ける他は、あきれるほど普通の森の道である。路面もガレることなく轍も穴ぼこも浮き砂利も無く、沢や湧水や夕べの雨のせいかやや泥っぽい以外、相変わらず極めて良好だ。斜度も全く地図で見るとおり。あまりの安定ぶりに拍子抜けする。これが昭和40年代後半の新興林道、県道ダートたる所以だろう、と思う。
     ただ、道を取り巻き遠景へ続くブナ大森林の青みの強い緑、その梢の下の広々とした薄明るい空間、そして頻繁に現れる大木は、他であまり見たことがないぐらいの堂々たる表情だ。白神山地を一躍有名にした世界遺産エリアを、実はこの白神ラインは全く通っていない。そもそも私はそれも去年初めて知ったほどの意識の無さなのだが、その私も、やはりさすが白神山地と言わざるを得ない。

     道が中腹から谷底に降りてゆくと、道ばたのそこかしこに再び沢がみられるようになった。これなら水場が一杯、当分水場に困ることは無いだろう。それに登りの汗でずぶ濡れ状態になった全身がからっと快適に感じられるほど涼しい。大好きなハルゼミの声も聞こえ始めている。いい夏ツーリングではないか。
     「MTB走行中」と札を掲げた車を先頭に、MTB団体が断続して下から登ってきた。恐らく地元のサイクリストだろう。中には「ランドナーですか!頑張ってください」などと声を掛けてくれる方もいらっしゃったが、挨拶を返しつつ、こちらが涼しい顔ができる下りで良かった、等とも思った。

     標高200m台の谷底まで下り、9:35、追良瀬大橋通過。橋前後の路面は舗装だった。なんだまた舗装かよ、とも思うが、橋の向こうからすぐに登り始める道を眺め、大きく二つの谷を横切るこの道、まず一つ目の谷を越えたことを実感する。
     事前のルートラボ検討で見てはいたが、さっきの一ツ森峠と次の天狗峠は、シンプル登りの2連発が絵に描いたような対称で並ぶ。実際の道も一ツ森峠の下りと同様、終始ブナの森の中、時々山々の景色が開け、安定した良好な路面と8〜9%の斜度が続く。一所懸命頑張るというより脚を回すと淡々と高度が上がってゆく印象も同じだが、気温はそう高くないのに登り始めると汗がだらだら出始めるのは、やはりそれなりの斜度なのかもしれない、とも思う。あるいは私の身体自体が、先週の東京の猛暑によって汗が出やすく切り替わりつつあるのかもしれない。
     まあ余裕をたっぷり見込んだ行程なので、そんなことはほんとにどうでもいい気分だ。ブナ独特と言われる広々とした森の中、緑きらきらの木漏れ日に包まれて、ハルゼミや鳥の声を楽しんで、のんびりと脚を進めてゆく。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔

  • [3] mixiユーザー

    2013年08月03日 08:22

    2013/7/14 弘西林道周辺#1 陸奥岩崎→村市 3

     天狗峠の手前で、道の外に白神山地が拡がった。世界遺産登録地域、向白神岳の裾野である。稜線はまだ雲に隠れているものの、一ツ森峠の時に比べて雲の下が晴れ始めていて、広葉樹林が生い茂ってハルゼミや山鳥の声が響き渡る谷間が見渡せる。まだ雲が山々の稜線を隠しているせいかあまり迫力は無いが、雲切れ間に見える残雪や、裾野から谷間を埋め尽くすブナの森の密度は、やはりさすが白神山地、と思わせるものがある。
     その辺りから道は舗装に変わり、結局それは天狗峠まで続いた。東日本有数のダートなんじゃないのかよ、とも思ったが、林野庁が作って県道移管されたこの大規模林道っぽい道、舗装も整備も維持管理も、現状維持と補修以外の選択はなかなか難しい事情もあるのかもしれない。などと要らぬ想像をするうち、10:55、天狗峠着。あまり景色が開けないので、ついつい要らぬ想像をしてしまう道である。
     そろそろ腹が減り始めていた。ここでおにぎりを頂いておく。いかにも緑一杯の岩崎産らしい、香りも食感もとても美味しいお米の、かなり巨大な塩おにぎりが2つ。もともと登山客仕様の量が、さらにおまけで2倍の量になっているのだ。2個食べるとかなり腹が満たされてしまったが、おかずに付けてくださったこれもまた巨大な蜂蜜梅干しが、大変素朴で甘い。しかも朝食にも出た、味わい豊かな極上の鮭が切り身で1つ入っていた。残りの2個のおにぎりとこの鮭は、あとで津軽峠で食べることにしよう。

     天狗峠のすぐ先から、再び良好ダートが始まった。路面はあちら側のやや湿っぽさから打って変わって、埃っぽく乾燥している。峠で天気が変わったのか。しかし、道自体の雰囲気は相変わらずである。
     赤石川の谷間をと櫛石山の裾を見渡しながら、ここまでと変わらぬ森の中、やはり相変わらずのつづら折れを谷底へ。11:40、赤石川大橋通過。橋の前後はまたもや舗装、そして始まる、何ともあっけらかんと穏やかな森の道。40km以上のボリュームは間違い無いが、もはやこの道に、何かの厳しい表情や秘境っぽい壮絶な雰囲気を求める気は無くなっていた。

     津軽峠の登り断面は、単純一発だったここまでの2つの峠とは根本的に違う点がある。それは山腹から稜線に登ってから、峠まで尾根道アップダウンが続くこと。嶺部分を乗り越えると、山腹を巻き、大小2回の登り返しが森の中に続く。稜線だけあり、景色が開ける場所もここまでより多い。
     ものものしい地滑り警戒区間の後、すぐに峠の公衆便所小屋が登場。13:00、津軽峠着。車が何台か停まっているが、人気は無い。主達は近くのハイキングコースへ出かけているのかもしれない。2人だけ、散策から帰ってきたらしいおじいさんと孫娘が、広場のベンチで軽登山靴を脱いでいる。小学生ぐらいの孫娘は、何かマメができたらしく痛い痛いと騒いでいるが、おじいさんは構わず孫の靴を脱がせて帰りの支度を始めていた。こちらもお構いなく隣のベンチで、残りのおにぎりを食べ始める。
     駐車場からは、世界遺産地域に続く山々が眺められた。頂はやや厚めの雲に隠されているが、その雲は明るく、視界いっぱいの緑の明るく濃い色が夏らしい表情だ。この津軽峠を越えるともうあとは暗門川と美山湖の谷、そして西目屋へ下ってしまうだけ。明日またここに登ってくる予定ではあるが、もうすぐこの山々としばしのお別れだ。
     遠くや近くから聞こえるハルゼミや鳥の声、木々を揺らす微風の音に何となく紛れ込んだつもりで、登り発汗の汗が引いた後の涼しさに身を委ねていると、エンジン音を響かせて砂埃を上げ、バスが2台も登ってきた。そして大型の車体が間近に停まり、観光客がぞろぞろ降りてきた。ちょうどおにぎりを食べ終わり、何となく引き際のような気もしてきた。
     バスは峠の向こう側にも1台停まっていた。バス停っぽい立て札もあり、あるいは津軽峠まで運転されている路線バスなのかもしれない。津軽峠は人里から白神山地への入り口なのだ、と思った。そのまま峠の向こうの広場の脇も通り過ぎてから、しまった、と思った。津軽峠に着いたら見ようと思っていたマザーツリーを、つい見逃してしまったのだった。

    ■■■2013/8/3
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    ■■■高地 大輔
  • [4] mixiユーザー

    2013年08月03日 11:10

    2013/7/14 弘西林道周辺#1 陸奥岩崎→村市 4

     峠の向こうにも、しばらく尾根近くに緩い下り基調が続いた。相変わらずの森の良好ダートから見える近景には、しかしここまでには無かった杉が目新しい。それも高さと間隔が揃った、かなり植林っぽい姿の杉である。
     稜線に近い山肌を巻いてゆくと、標高550m辺りで分岐が登場。茂みっぽく砂利が深いっぽい、いかにもあやしそうなアニマル系の雰囲気がぷんぷんしている。四兵衛森林道という道のようで、地図では黒線の道が山間を屈曲して、一度800m以上まで登ってから岩木山の麓へ続いている。あと250mか、しんどそうだな。
     通行止めなどの表示は全く出ていない。行こうと思えば行けるのかもしれない。でも、登るだけ登ってその先が付こう止めなどということもこの手の道では当たり前のようにあることだ。今日はもう終着間近、時間はたっぷりあるが、登り返すのはそろそろ面倒くさくもある。外様の訪問者は大人しく基本コースをたっぷり楽しめばいいのだ。と自分に言い聞かせ、そのまま下り続ける。

     道は谷底へ向かって勢いよくどんどん下り始めた。もう植林杉林は普通に現れるし、谷に向かう周囲の地形も道の線形も穏当、こうなるともう本当にごく普通のダート県道だ。

     谷底に下りきると、斜度も一段落。前方の山の姿など眺めながら、GPS画面と地図の道の形を見比べ、距離感を計りながら暗門大橋を目指す。
     13:55、暗門大橋着。宿泊・温浴施設のグリーンビレッジANMONで一息付いてみるものの、特大おにぎり4つでむしろ腹が重いぐらいの満腹だ。りんごソフトをつい買ってはみたものの、生憎私好みのバニラではない。施設前給水栓の水を一番ありがたく美味しく頂きながら、ここまでの弘西林道、いや、白神ライン、津軽峠までの包まれるような濃厚ブナ森林がつくづく思い出された。
     いろいろな知人の訪問の話は、もう15年ぐらい前から聞いてはいた。その実態が、東日本屈指のダートという先入観による険しいイメージとはあまり関係無かったのは以外だったが、やはり他ではなかなかお目にかかれない、素晴らしい表情の道だったことを、ようやく思い知った。それもすべて、余裕ある行程のおかげかもしれない。

     暗門川沿いの道はしばらくブナの森の中。ちょっと奥鬼怒林道の舗装区間を思い出すような緑の道だが、美山ダム外周区間に入ると、周囲は開けた荒れ地や畑となる。山側を見上げると、さっき分岐したばかりの将来のダム外周道路がもうあんな高いところ、というぐらいの位置に通っている。この辺りはみんな水没するのだろう。

     14:50、村市着。去年みんなで泊まった「グリーンパークもりのいずみ」に、今日は一人で泊まる。
     冬の湯治客に対応する宿泊室内の自炊設備、3食一通り宿の中で入手できそうに充実した売店が珍しい。一休みして温泉に入ってまだ15時半過ぎ。余裕ある行程でたっぷり白神ラインを楽しめたのは良かったが、静観荘の巨大大量おにぎりのお陰で、未だに腹が減っていない。ちょっとビールを飲むと、一気に眠くなってきたのだった。昨日感じた猛暑疲れを思い出した。
     一寝入りして17時を過ぎると、さすがに腹は減ってくる。夕食はお櫃ダイレクトで平らげ、天気予報と明日の地図チェックだけしてもう寝ることに。晴れ時々曇りの予報どおりに、青空の白神山地に出会えますように。
     そうそう、津軽峠のマザーツリーだが、峠から少し歩いたところにあるようだ。宿の方にお話を伺うと、5分も歩けば着けるらしい。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [5] mixiユーザー

    2013年08月03日 11:10

    2013/7/15 弘西林道周辺#2 村市→鰺ヶ沢 1

     かっと鋭い夏の朝日ではなく、外が何となくぼんやり、次第に明るくなって目が覚めた。起きた時点で、既に曇りスタートであるということがわかった。エリアとしては晴れ時々曇りの予報だが、山の雲はまだ捕れないのだろう。まあいい、雨が降らなければ。
     朝食は6時半からだったが、6時15分には食べ始めることができた。最後の味噌汁まで全部出たのが6時半。こちらにとっては何の問題も無い。
     確か以前NHKのニュースで、白神観光公社の話が紹介されていた。世界遺産指定から20年。当初の盛況も最近は落ち着き、いや、閑散となる時期が増えているとのこと。白神観光公社の3宿泊施設を利用するお客さんも減っていて、それぞれの施設では合理化を進めている、という内容の話だった。今回、この「もりのいずみグリーンパーク」でも、ここではご飯と味噌汁だけ作っていて、基本的な食事はどうもここで作っていないようだ。まあそんなことはいろいろな施設で普通に行われている話ではある。こちら的には、旅先で早朝に準備して下さる美味しい食事を腹一杯、ありがたく味わえばいいのだ。昨夜は宿泊のお客さんも一杯だったようで、食べられるのを待っている朝食達が部屋一杯に置かれていた。

     6:50、村市「もりのいずみグリーンパーク」発。
     まずは県道28で美山湖へ。初っぱなからもう弘西林道のダート区間と同じ番号の道なのだ、などと思いつつ、湖岸から暗門川沿いの谷間へ進む。昨夜のビールのせいでちょっとしたアップダウンですぐ汗が身体全体に滲み始めるが、昨日通ってきたブナの森は、今朝も薄暗く緑色に薄明るく、ひんやりしっとりした空気が溜まっている。汗をかくとその涼しさも楽しい森の道だ。

     7:35、暗門大橋着。再びこの谷を去る前に「グリーンヴィレッジANMON」を表敬訪問し、缶コーヒーを飲むことにする。ここで泊まれたら是非とも泊まりたかったのだが、キャンプ場かコテージを利用することになるため、去年と同じ村市「もりのいずみグリーンパーク」まで下って泊まることにしたのだ。でも実際に来てみると、ダート区間で唯一の宿泊施設という印象があったこの「グリーンヴィレッジANMON」、陸奥岩崎からこちらに向かえばもう完全に出口の外、という気もした。今朝の村市からここまでも、まあ悪くない朝の田舎道でもあるし、一方で昨日は白神ラインに何だかあっけらかんと肩すかしを食わされたような気もしていて、自分で来てみないと理解できていないことは多いのだった。
     「グリーンヴィレッジANMON」の、朝のキャンプ場独特の静けさと賑わいの混じった冷気の中、感慨手前の回想ぐらいをぐいっと一飲みとともにやっつけて、昨日通ったばかりのダートへそのまま出発。
     まずは昨日の逆送り。最初は緩々、そのうち斜度が上がり始め、見覚えのある曲がり角の景色や補修工事中の現場を眺めつつ、森の中へ。しばらく8%ぐらいの登りが続き、やがて尾根道区間へ。
     四兵衛森林道分岐は標高557m。やはりあやしそうなアニマル系ダートが茂みへ入り込んでいた。今朝は昨日と条件は違っていて、時間はあるし、道は最終的に鰺ヶ沢へ下る道へ続いている。まあでもしかし、やはりこの先は初志貫徹で津軽峠、そして林道赤石川線へ向かうことにした。

     昨日も通って雰囲気もわかってはいる尾根道区間、やはり昨日の逆送りで稜線近くの森の中を緩い斜度で次第に高度を上げてゆく。緩いとは言えここでの登りは100m以上、ちょっとしんどさを脚に感じつつ、まあそれでものんびりと緑の木漏れ日の中を進んでいったのだった。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [6] mixiユーザー

    2013年08月03日 11:11

    2013/7/15 弘西林道周辺#2 村市→鰺ヶ沢 2

     8:45、津軽峠着。標高643m。昨日宿で話を聞いたマザーツリーに行ってみることにした。というより、マザーツリーがあるとわかっていると、マザーツリーへの標識を茂みの隅に見つけることができた。自分で自分の認識力に自信を無くしてしまった出来事だったが、標識によるとマザーツリーまでは270m。なんだ、それなら徒歩5分もかからないだろう。
     茂みの奥へ続くコンクリート舗装の山道に踏み込んでみると、ヒルが出ないか心配になるほど茂みが濃い。大丈夫、ヒルに注意などという話は宿では聞かなかったし、これだけ路面も看板も整備された道でヒルのヒの字も看板に書いていない。多分ヒルはいないのだ。
     濃い茂みのためにマザーツリーは近づくまで見えなかったが、近づいたらすっくと立ちはだかる、独特の風格を漂わせる巨木の姿に、すぐ「これがマザーツリーだ」とわかった。森の中、樹齢400年のブナの巨木は、周囲に他の樹を侍らせて周囲を睥睨しているようである。こちらもその足下で、少しそのお姿を見上げさせていただく。

     津軽峠に戻ると、バスが3台ほど砂埃を上げて到着したところだった。ハイカーや気軽な服装の観光客がぞろぞろ降りてくるのを眺め、9:00、津軽峠発。
     こちら側もしばらく下り基調の尾根道区間が続く。昨日通ったばかりの地滑り区間は峠のすぐ下側だったが、下り側だとこんなに急な斜度だったのだと思う。昨日汗が吹き出たのも納得。
     稜線にしてはほとんど視界の開けない、明るい梢の下の木漏れ陽の道。このブナの原生林の稜線区間が、津軽峠の大きな特徴だと思う。それに所々で景色が開け、山々が姿を見せてくれる。雲は昨日よりは高く、青空すら見え始めていた。山脈の全てを見渡すほどではないが、正面奧に山々の頂きも見え始めていた。道ばたの看板によると、あの辺りが世界遺産の核心地域ということである。

     稜線区間では、確か一度登り返す区間があったはずだが、今回はなんとなくそのまま通過するように過ぎてしまったようだった。さっきから道が妙に勢いよく下り始めている。標高は500m台前半からもう400m台に下がっていた。山肌に沿った道から時々森の外側に広がる景色も、次第に周囲を見上げるように変わり、そして道は眼下の森の中へ、更に下ってゆく。赤石川の谷へ下り始めているのだ。
     それにしても、梢の高いブナの原生林が道を囲む、薄暗く開放感がある緑の空間は素晴らしい。奥行きが深い緑の広がりに、しょっちゅう脚が停まる。

     10:00、林道赤石川線分岐着。
     宿で仕入れたパンを食べ、そのまますぐに林道赤石川線に進む。相変わらずブナの深い森が続くものの、こちらは狭い谷間の道である。しかし、最初は間近だった赤石川の谷底がどんどん下ってゆくにつれ、こちらも下り基調ではあるがやや緩い下りなのか、谷底からはどんどん高度が上がってゆく。更に道は途中から登り始めた。まあこれも標高差100m未満の予定であることは、ルートラボの断面図で知ってはいた。しかし、短いと思っているとなかなかしつこい登り区間ではある。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [7] mixiユーザー

    2013年08月03日 11:12

    2013/7/15 弘西林道周辺#2 村市→鰺ヶ沢 3

     青岩展望所から、ようやく道は下り始めた。細かいつづら折れの急降下で、一気に川面近くへ高度を下げ、谷底で赤石川を渡ってから、更に川原の明るい森の中の下りが続く。道は間もなくダートから舗装となり、川幅と谷底の空間は次第に広がっていった。
     この赤石川林道、実はここまでの谷底から高度のある区間の山深さに期待していて、もう谷底へ降りたらあとは順当に舗装区間開始、後は道幅がと谷間がどんどん拡がって里へ海岸へ、ぐらいの先入観があった。
     しかし、この谷底区間が嬉しい誤算だった。川岸の森に続く道がダートから舗装に変わると、森が切れ始めて川が道に、かなり間近に迫ってきた。対岸には切り立った山が続き、正面には然ヶ岳が大きく立ちはだかる。そうかと思うと、時には狭い道の縁のすぐ外が川に落ち込んでいたりもした。時々谷間一杯に拡がった川面には、鮎釣りの人も眺めることができた。緑の山々、森、夏草に蝉の声。忘れられない夏のお極楽サイクリングである。
     森の中で有頂天になって写真を撮っていたら、路面の石につい乗り上げてパンクしてしまった。いかんいかん。12時45分の鰺ヶ沢発に間に合わないかもしれない。いや、まだ大丈夫だろう。輪行する時間は確保できるはずだ。

     その先は谷間が一気に拡がって、熊ノ湯温泉を通過。更に周囲は緑の田んぼに変わり、鬼袋町、種里町と、地名も見ずに一目散に、広い夏空の下、下り基調に乗って海岸方面へ下り続ける。行く手はもうすっかり青空が広がっていた。もう少しあのブナの森の中にいたかったという気にはなって、舘前町で赤石川を渡るとき上流を振り返ると、山々は早くもやや濃い色の雲に覆われつつあった。

     もう海岸間近。いっそこの際鰺ヶ沢まで行かずに、最寄りの陸奥赤石から輪行すればいいのではないか、ということに気が付いた。陸奥赤石でも、12時40分頃の各停には十分間に合う。何より陸奥赤石ならここから近い。しかし、なんとなく鰺ヶ沢の方が何か食べられそうな店がありそうな気もした。結局赤石の分岐では鰺ヶ沢へ向かう国道101へ入り込む。
     海岸沿いはもうすっかり晴れていた。まるで道南の日本海沿岸のような雰囲気の漁村が数km続いたのも、海の向こうに驚く程間近な渡島半島を眺めるのも、もう気楽で楽しい最後の区間だった。12:10、鰺ヶ沢到着。

     駅ではまず窓口でトクだ値キャンセル&指定券変更の可否から質問。結論を言えば今日の新幹線の指定券は売り切れとのことで、時刻変更の余地はなかった。このまま14時35分のリゾートしらかみを待ち、新青森17時12分のはやてで帰るのが、一番安上がりで確実で楽しそうである。
     ならば、この後2時間の鰺ヶ沢での身の振り方が問題だが、とりあえず風呂だ。駅員さんに質問すると、歩いて5分ぐらいにこの時間でも入れる風呂を教えてくださった。
     線路沿いにまっすぐ、その先の陸橋を渡って左側。教えていただいた通りに進むと、その風呂は広い敷地の中の温浴施設なのであった。ちょうどそちらから歩いてくるおじいさんが、手ぬぐいにシャンプーを持っていたので尋ねると、右側の建物が風呂だと教えてくれた。

     その「水軍の湯」のやや熱めの温泉で汗を流した後、併設の「水軍の宿」の食堂でひらめづけ定食をいただいて1時間強。駅前のスーパーマーケットに戻り、ちょっと地元のかなり安く大きな高級魚類を鑑賞したりして残りの時間を何とか潰して、リゾートしらかみへ。
     リゾートしらかみは、オレンジ色が印象的なやまげら編成が来た。1号車の比較的前の方が予約で取れたのも意外だったが、車内では津軽三味線、津軽の昔話などのイベントが盛りだくさん。車窓風景とともに日本海や津軽をたっぷり楽しむ配慮がされていて、列車目的でも現地に入り込む旅でも、間違い無く充実した列車の旅を楽しめるのにびっくり。しかも運転開始からもう20年以上、この手の列車が人気と質を保ち続けるのは、企画の筋の良さ、熱意ある運営が伴って始めて成り立つ大変な偉業だ。だめ押しでこの列車、快速なので指定券以外特別料金を取らないのである。首都圏や南東北からは、東北新幹線や秋田新幹線の速度や便利さも楽しんでしまえばいい。
     そろそろ赤くなり始めた午後の陽差しの中、「太宰治」「斜陽」などという言葉を思い出しつつ、五所川原で横目に眺めた津軽鉄道の駅のちょっと独特の寂れた雰囲気、「走れメロス」と書かれたディーゼルカーも、他ではなかなか眺めることができないものだったように思う。

    ■■■2013/8/3
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [8] mixiユーザー

    2013年08月03日 22:04

    お疲れさまでした。レポ待ってました(笑
    水場情報や路面情報は有り難かったです。
    河っちは8月16日に走る予定です。楽しみ〜〜!

    林道赤石川線は何時の日か訪問出来るとええです。17日は釣瓶落峠なので。
  • [9] mixiユーザー

    2013年08月03日 22:28

    赤石川林道、良かったみたいですね。
    あの分岐から見たまっすぐに伸びる道に誘われてみたくなる気持ちはとても良くわかります。
    河っちさんも、楽しんできて下さい♪
  • [11] mixiユーザー

    2013年08月04日 06:34

     河っちさん、atsさん、長乱文にコメントありがとうございます。
     去年みんなで釣瓶落に訪れていたので、今年は赤石川林道へ行ってみました。東西南北完成!のつもりだったんですが、現地に行ってみたらアニマル系の四兵衛森林道など他にも分岐道や、周辺の魅力的な道はあるようで、次回以降(?)の課題(?)になりました。
     ?は付けてみたものの、訪問時はあっけらかんとした印象が、日に日に「しかしよかったなあ〜」という大きく穏やかな感動に変わってきています。

     河っちさんもどうか楽しんできてくださいね。水場は、津軽峠には少ないので、どうか気を付けてください。

    ■■■2013/8/4
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [12] mixiユーザー

    2013年08月04日 06:40

     データ編です。

    ■コース
    2013/7/14弘西林道周辺13#1<ルートラボ
    http://yahoo.jp/S730hd
    2013/7/15弘西林道周辺13#2<ルートラボ
    http://yahoo.jp/YyXasS

    ■動画
    2013/7/14
    ▼動画30秒 天狗峠への登り 見渡す谷間 意外と?普通
    http://takachi.no-ip.com/cycletouring/2013/1307sl13/R0000838.wmv
    ▼動画31秒 津軽峠への稜線区間 景色はどこも比較的似たような感じ
    http://takachi.no-ip.com/cycletouring/2013/1307sl13/R0000852.wmv
    2013/7/15
    ▼動画33秒 津軽峠への稜線区間 緑の極楽トンネル
    http://takachi.no-ip.com/cycletouring/2013/1307sl13/R0000968.wmv
    ▼動画1分 赤石川渓谷1 谷底舗装区間 川原の森
    http://takachi.no-ip.com/cycletouring/2013/1307sl13/R0001088.wmv
    ▼動画1分1秒 赤石川渓谷2 周囲が開ける パノラマが展開
    http://takachi.no-ip.com/cycletouring/2013/1307sl13/R0001110.wmv

    ■■■2013/8/4
    ■■■http://takachi.no-ip.com/
    ■■■高地 大輔
  • [13] mixiユーザー

    2013年08月19日 22:29

    高地さん atsさん 今晩は。
    弘西林道走って来ました。走り応え十分でした。
    津軽峠登り途中から本降りになり、宿までザーザー降りでした。
    でも、とっても楽しかったです。
    情報ありがとうございました。水場の水も美味しかったです。
  • [14] mixiユーザー

    2013年08月20日 05:35

     河っちさん、お疲れ様でした。
     ブログも拝読しました。日本列島を襲った熱波で暑くなかったですか?津軽峠の大雨は想像したくないですが、仲間と一緒だと自然に笑顔になれるのがグループサイクリングの良いところですね。
     水も美味しそうです!
  • [15] mixiユーザー

    2013年08月20日 23:10

    高地さん
    日中はそれなりに暑かったですけど、寝る時はクーラー要らずでした。
    雨なら雨を楽しむ!って感じでした。最後の峠だったのが幸いです。
    雨と云えば9日の大雨で釣瓶落峠は災害通行止めに・・・。青森側は数箇所崩落、秋田側はもっと被害があったようです。
    釣瓶落峠も越えたかったですネ〜。まあ、しょうがないですけども。
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