山口情報芸術センターでは、市民長期参加企画「meets the artist」の2007年度の活動として「編集ワークショップ」一冊の本をみんなで作るを6月より開始しました。京都大学大学院文学研究科教授の吉岡 洋(よしおかひろし)氏を編集長としてお招きし、情報の「編集」という概念を考えながら、吉岡氏とゲストとの対談を柱とした書籍を編集、出版するまでをプロジェクト活動としています(2008年春、出版予定)。
〈meets the artist〉シリーズについて 「meets the artist」とは、ひとり、あるいは一組のアーティストが年間を通して市民と協働して創造的な活動を行うプロジェクトのシリーズです。 山口情報芸術センターでは2003年の開館前プレイベントの時期より、「アートマネジメント隊」という名称で、アーティストの活動を支えるボランティアスタッフの育成に力をいれてきました。ここでの活動は、一日?数日という、日数に限りのある活動とは異なり、アーティストと市民がじっくり互いの顔を見つめながらアイデアを練ったり創作を行ったりするもので、国内の美術施設でもあまり例を見ない、独創的な活動となっていきました。 この流れを汲み、センター開館後も「meet the artist」シリーズと題しての長期ワークショップを継続的に実施しております。
大学生からデザイナー、編集者、コンピュータ技術者、マスコミ、アート愛好者、郷土史に詳しい年配の人まで多種多彩な人が集まったmeets the artist 2007 編集ワークショップ市民コラボレーターチーム。 吉岡氏のレクチャー「編集的脳みその獲得」では、「脳みそ」という言葉のうちでも「脳」というメカニカル、機械的、合理的な部分と、「みそ」というファジーで情緒的な部分の違いという話題が語られました。このエピソードから「編集的脳みそ研究会」という名称が生まれ、略称の「編脳研」をグループ名として名乗っています。