オーストラリア・聖地アーネムランドにてアボリジニから伝統的な演奏法を学び、自然との関わり合い方にも深く共感する。帰国後、現代の日本人としての在り方を模索する中、富士山の麓で陶器のディジュリドゥを製作。東京国立博物館内の水のステージにて長谷川章(D-K)との共演や能楽堂で和楽器との共演、パイプオルガンのあるクラッシックのホールや数万人規模の野外フェスティバル、インドネシアや台湾での公演など、常に楽器の新しい可能性を求め続け、現代音楽では世界で初めて精密に楽譜になったディジュリドゥソロの作品を演奏した他、電子音楽、映像などのジャンルを超えた様々な音楽家やアーティストとの交流を持ちながら国内外で活動中。2006年よりShiva Space Technologyとトラック製作を開始しデジタルセットでのライブも始動。一本の筒から低音の持続性と均等な倍音の配列を、呼吸、感覚、想像力などで変化させ、色彩豊かな音色を醸し出す演奏スタイルは多くのオーディエンスを魅了している。