ベートーヴェンのモーツァルト観と神に対する聖なる感謝の歌

　第5番は、ベートーヴェンが29歳の時に作曲し、初期作品全6曲の中で一番
モーツァルトを意識して書き上げられました。ロココ風で色彩感もモーツァルト
風と言って良い作品です。
　第15番は、作曲中に体調を壊して寝込んでしまい、温泉保養地であるバーデン
で2ヶ月ほど療養しました。創作力を取り戻したベートーヴェンは、第3楽章で病
気回復の喜びを込めています。神への感謝と新しい力を感じながら、晩年の
ベートーヴェンの浄化された人間像が浮き彫りにされた作品です。

　詳しくはこちらをご覧ください！
　http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/opera/music/index.html#VAN6

【日　時】
　平成21年(2009年) 6月21日（日）　15時開演（14時30分開場）

【会　場】
　アステールプラザオーケストラ等練習場

【出　演】
　鄭　英徳 （ヴァイオリン）
　高口浩二 （ヴァイオリン）
　三輪良昭 （ヴィオラ）
　遠藤和子 （チェロ）

【演　目】
　ベートーヴェン 「弦楽四重奏曲第5番イ長調(op.18-5)」
　ベートーヴェン 「弦楽四重奏曲第15番イ短調(op.132)」

【料　金】
　一般／2,000円　・　学生／1,000円

【チケットの取扱い場所】
　アステールプラザ情報交流ラウンジ　　　(082-244-8000)
　ムジカパクス　　　　　　　　　　　　　(082-238-3936)