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開催終了南極越冬隊でまなんだこと

詳細

2016年02月26日 08:09 更新

と き 3月17日(木)19:30〜
場 所 月ヶ瀬公民館2F 研修室
参加費 100円 
報告者 岩野祥子さん

今回の報告者は昨年秋に石打に転居してこられた方で、京都大学理学博士を修め、地球惑星科学・固体地球惑星物理学を専門とする科学者であり、南極越冬隊にも地学の専門家として女性初の2度参加されている。
数日前、ある日刊新聞に大きく掲載された岩野さんの記事を読んだ。−45度の極地南極では「気を抜けば簡単に死んでしまう」。上は60歳からの男性ばかりを率いて長期に亘る野外観測をされていたのだそうだ。
帰国後、ボランティアで参加した東日本大震災被災地では、利便性を追求した現代人自身の「生きる力」の低下を感じ、自らの経験を元に積極的に講演活動に取り組まれ、生業として「皆が幸せに暮らせる社会」を目指して有機農業に携わられている。
このような腰の引けるような経歴をお持ちだが、当のご本人は1975年生まれの小柄で穏やかな方。彼女だから話せる「生きること。」の視点とは何であろう。子供を持つ同世代の女性にもぜひ聞いてほしい話と思う。  

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2016年03月31日 11:43

    第47回学習会報告
    最近新聞にも大きく取り上げられたこともあり、この会としては過去最多となる35名ほどが話を聞きに来られ、研修室は満員御礼。好奇心の熱気に満ちた。
    岩野さんは1975年愛知県豊田市生まれ。京都大学大学院理学研究科・地球惑星科学専攻・地球物理学教室で測地学を学び、在学中の2000年に第42次日本南極地域観測隊に重力やGPSなどの地球物理学観測担当として参加。2005年に博士号(理学)を取得した。卒業後、アウトドア用品で有名なモンベルに入社。直後の2006年、隊員補充で急遽第48次隊に参加し、女性として初の2度の南極越冬隊員を経験した。現在の肩書きは、奈良市防災士会所属(理事)、安心安全まちづくりアドバイザー、伊賀ベジタブルファーム(株)勤務。
    スクリーンに画像やデータが映し出され話が始まる。「何の話が聞きたいですか?」の問いから話の主軸は“南極”となる。
    冒頭のプロフィールのとおりため息の出るような経歴をお持ちだが、「一浪してがんばって入学したけれど周りが天才過ぎて付いていけず、1ヶ月でもう無理だとあきらめた。前期のみ大学へ行き、スキー競技部に所属して競技とバイトに明け暮れていた。」
    そんな彼女がなぜ過酷な観測隊に参加することになったのか?「落ちこぼれながらも所属させてもらった研究室が南極観測をしていた(これも知らなかった)。」あるとき同級生から「一緒に南極越冬しない?」と声が掛かり、話が「嘘じゃない」とわかり極地研究所の先生に「行きたければ勉強しなさい」と言われて初めて勉強した。「夢で南極へ行ったわけではない」のだそうだ。
    南極は日本の37倍の面積を持ち、大陸の98%は氷で覆われる。ヴィンソンマシフという4892mの山があり、火山があり温泉もある。現在は禁止されているようだが以前は海岸べりを掘って入浴していたらしい。記録される最低温度は-89.2度。氷床は2100m平均で最大4776mの厚みがある。この氷の重量で南極大陸は100mほど海中に沈んでおり、ここの氷がすべて解けると世界中の海面が50〜60m上がってしまう。
    女性らしいやわらかい語り口で、時々笑いを誘いながら聞いたことも無い自然現象の単語や学術的なデータを判りやすく説明してくれる。
    南極へ行って感じたことは「地球の美しさ」。「人間は人間の美しいというものを作るが、南極には誰のためでもない美しいものがある。」
    話を聞く中で私が最も気になったことは、40名ほどの見ず知らずの隊員が限られたエリアで半年間同居することの難しさ。食事メニューで曜日感覚を維持し、そうめん流しや花見など季節のイベントを隊全体で取り組む。一日中太陽の出ない“極夜”には些細なことでいさかいが起きる。年齢も職も経歴もさまざま。先輩から築かれているものがあるにしても、このような環境下で社会秩序を維持することは並大抵ではないのではないか?
    今回の話は南極に限ったとは言っても情報量はとても大きかった。基地内の生活、なぜ学問ではなく農業へ転向されたのか?帰国後東北の震災現場で感じられたサバイバル能力の低下と解決策など、もっと深く話を聴きたく思い、もう一度機会をお願いしてみたい。
    話の区切り区切りで再三言われた「南極は誰でも行けるし行ってほしい」という思いが会場全体に伝わる良い内容だった。                  (西浦武男)
mixiユーザー
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  • 2016年03月17日 (木)
  • 奈良県 月ヶ瀬公民館
  • 2016年03月17日 (木) 締切
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参加者
1人