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開催終了梅若研能会7月公演

詳細

2014年06月14日 02:59 更新

来る7月31日(木)、師家の月例会「梅若研能会7月公演」にて ぬえは能『二人静(ふたりしずか)』のツレを勤めさせて頂きます。

正月の神社の神事に供える菜を摘みに山に分け入った女(ツレ=ぬえ)は、不思議な女(前シテ)に呼び止められ、自分の亡きあとを弔ってほしいという神主への伝言を託されます。恐ろしさに逃げるように帰る菜摘女。神主に遅参の理由をを問われ、いま見てきた有様を物語りますが、「現実のものとは思えませんでした。。」と言ったとたんに何者かが彼女に取り憑き、態度が豹変します。

神主との問答の中で自分はこの吉野山で愛する義経と永劫の別れをした静御前である、と明かし、この勝手神社に舞の装束を納めたと語ります。はたして宝蔵の中からまさしい衣装が発見され、神主は弔いの代わりにいにしえの舞を再現することを求めます。

静が納めた舞の衣装を着て舞う菜摘女。そこへ静の霊がまったく同装の舞の衣装を着て現れ、二人の静御前は幻影とも思える二人の合い舞を見せ、自分の跡を弔ってほしいと言い残して姿を消します。

。。なんといっても舞のシンクロが主眼のこの能。実際には能面を掛けているので、五円玉の穴を通して外を見るような極端な悪条件の視界の中で動作を合わせるのは至難の極致でしょう。そうなので、動作については細部まで。。それこそ一挙手一投足まで厳密にシテとツレとが打ち合わせておいて、その膨大な取り決めを暗記して舞台に臨みます。

マニュアルに完璧に沿って演じるわけで、言うなれば個性とか独自の工夫は完全に排除されなければならない能です。演者としてこれほど苦しい例があるかしらん。。

それでも今回はシテ(主役)でなくツレ(助演者)を ぬえは買って出ました。憑依された以降は意識がない状態でシテの影となって演じる役ですが、憑依されたことで人格が変わる瞬間を演じるのですから、これは役者として大変な場面でもあります。今回はここを気持ちを持って演じてみたいと思ってツレ役を所望しました。

どうぞお誘い合わせの上ご来場賜りますよう、お願い申し上げます〜


梅若研能会 7月公演

【日時】 2014年7月31日(木・午後5時開演)
【会場】 観世能楽堂 <東京・渋谷>

    仕舞 柏 崎     梅若万三郎
        羽 衣キリ   梅若 志長
        葵 上     梅若久紀

 能  二人静(ふたりしずか)
     前シテ(里女)/後シテ(静御前) 梅若泰志
     ツ レ(菜摘女) ぬ え
     ワ キ(勝手宮神主)福王和幸/間狂言(下人)善竹富太郎
     笛 藤田貴寛/小鼓 幸正昭/大鼓 佃良太郎
     後見 梅若万佐晴ほか/地謡 梅若紀長ほか

   〜〜〜休憩 15分〜〜〜

狂言 清 水(しみず)
     シテ(太郎冠者) 善竹十郎
     アド(主 人)   善竹富太郎

能  鉄 輪(かなわ)
     前シテ(女)/後シテ(女ノ生霊) 長谷川晴彦
     ワキ(安倍清明)村瀬慧/ワキツレ(男)矢野昌平/間狂言(社人)善竹大二郎
     笛 栗林祐輔/小鼓 鳥山直也/大鼓 大倉栄太郎/太鼓 梶谷英樹
     後見 中村裕ほか/地謡 梅若万佐晴ほか

                     (終演予定午後8時25分頃)

【入場料】 指定席6,500円 自由席5,000円 学生2,500円 学生団体1,800円
【お申込】 ぬえ宛メールにて QYJ13065@nifty.com

よろしくお願い申し上げます〜〜m(__)m

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  • 2014年07月31日 (木) 木曜・午後5時開演
  • 東京都 観世能楽堂(渋谷)
  • 2014年07月31日 (木) 締切
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