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開催終了6/30火 pm7半  西村 賢太「一夜」  司会:トンビさん

詳細

2015年06月10日 15:50 更新

時間 : 19:30〜 (21:00終了予定)定刻にお出で願います。恐れ入りますが、開始10分前以前のご到着はご遠慮ください。
課題図書:西村 賢太「一夜」(新潮文庫『どうで死ぬ身の一踊り』 、勉誠出版『コレクション私小説の冒険1 貧者の誇り』などに所収)
選定・司会:トンビさん
【参加費】
 1000円(紅茶またはワイン1杯付き)
 お食事をご希望の方はコメント欄でお申し込みください(別途500円。内容はお任せ願います)。
 また、確認の意味で、お食事不要の方は、お手数ですが、「食事不要」とご記入ください。
お土産について:読書会中に皆でつまめる菓子、果物などのお土産は歓迎です。なお飲み物のお土産はご遠慮ください。(CafeBarKIYONOは飲食店です。お食事の持ち込みはできません。飲物の持込は1000mlまで/ごと500円の持込料を申受ます)
【定員】:8名

会場: 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
地図:googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://bit.ly/p15SIR
問い合わせ :03-5212-4146(清野) または JONYあてメールで


※ なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。(原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)


【紹介】(群像2005年5月号)今回もまた相変わらず伝説の私小説作家の藤沢清造への思いを綴りつつ、そこにどうにもならない女への渇望を絡ませていく。風俗小説としても傑作だった前作「けがれなき酒のへど」(2004年文學界12月号)ではソープの女にまんまと騙されていたが、今回は違う。なんと女と同棲しているのだ。ここまで持っていくのにどういうプロセスがあったのかも知りたいところだが、とりあえず女と一つ屋根の下に住んでいてしかも女から金を巻き上げ、自分の仕事の手伝いまでさせているのだ。すごい進歩である。よくやったと電車男を讚えるような気分にもなるが、そこは根っからの私小説作家、そんなぬるい平和な状況は長くは続かず、些細な口論から暴力に発展し、女は逃亡してしまう。失ってしまったと気付いた時、彼はこうつぶやく。 (まだ、手離せねえ)  これほど本音の言葉は最近、小説やドラマの中でもお目にかかれない。飯を作り身の回りの世話も焼き金まで用意してくれ、何より性的欲望を満足してくれる存在である女。純愛などとうそぶく輩に、男という身勝手な生き物の本音を叩きつけているようにも思える。  この先どうなるのか、女はまた手に入るのか、藤沢清造の全集は完成するのか、虚実綯い交ぜの現在進行形で進む彼の私小説からしばらく目が離せない。

コメント(5)

  • [2] mixiユーザー

    2015年06月23日 20:34

    まちこさん、エントリーありがとうございます。
    西村健太って、知名度はあると思うけど、読みたいと思う人は意外と少ないのか。
    私はこういう古いタイプの私小説は好きなのだがね。
    私は食事はなしでよいです。
  • [3] mixiユーザー

    2015年06月26日 18:22

    参加します!
    ご飯はなしでお願いします。
mixiユーザー
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  • 2015年06月30日 (火) 火 19:30
  • 東京都 千代田区平河町2-2-5CafeBarKIYONO
  • 2015年06月30日 (火) 締切
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参加者
3人