開催終了5/17金pm７半 川上 弘美 「真鶴」 司会：天気読みさん
詳細
2013年03月12日 18:31 更新
時間 ： 19：30〜 (21：00終了予定）定刻にお出で願います。恐れ入りますが、開始10分前以前のご到着はご遠慮ください。
課題図書：川上 弘美 「真鶴」 (文春文庫など)
選定・司会：天気読みさん
【参加費】
1000円（コーヒー、紅茶またはワインが付きます）
（読書会中にお食事はできません。またCafeBarKIYONOにお食事の持ち込みはできません。 お食事が必要な方は、読書会終了後、パスタなどを500円でご注文になれます）
お土産について：読書会中に皆でつまめる菓子、果物などのお土産は歓迎です（飲み物はご遠慮ください）
【定員】：8名
会場： 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
地図：googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://
問い合わせ ：03-5212-4146（清野） または JONYあてメールで
※ なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。（原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)
【紹介】（AMAZON：「BOOK」データベースより）12年前に夫の礼は失踪した、「真鶴」という言葉を日記に残して。京は、母親、一人娘の百と三人で暮らしを営む。不在の夫に思いをはせつつ新しい恋人と逢瀬を重ねている京は何かに惹かれるように、東京と真鶴の間を往還するのだった。京についてくる目に見えない女は何を伝えようとしているのか。遙かな視線の物語。
課題図書：川上 弘美 「真鶴」 (文春文庫など)
選定・司会：天気読みさん
【参加費】
1000円（コーヒー、紅茶またはワインが付きます）
（読書会中にお食事はできません。またCafeBarKIYONOにお食事の持ち込みはできません。 お食事が必要な方は、読書会終了後、パスタなどを500円でご注文になれます）
お土産について：読書会中に皆でつまめる菓子、果物などのお土産は歓迎です（飲み物はご遠慮ください）
【定員】：8名
会場： 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
地図：googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://
問い合わせ ：03-5212-4146（清野） または JONYあてメールで
※ なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。（原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)
【紹介】（AMAZON：「BOOK」データベースより）12年前に夫の礼は失踪した、「真鶴」という言葉を日記に残して。京は、母親、一人娘の百と三人で暮らしを営む。不在の夫に思いをはせつつ新しい恋人と逢瀬を重ねている京は何かに惹かれるように、東京と真鶴の間を往還するのだった。京についてくる目に見えない女は何を伝えようとしているのか。遙かな視線の物語。
コメント(19)
2013年03月13日 09:23
司会の天気読みです。
映画にもなった「センセイの鞄」や芥川賞受賞作「蛇を踏む」などで知られる川上弘美さんですが、今回取り上げる「真鶴」は川上ワールドの中でも非常に研ぎ澄まされた、ソリッドな作品だと思います。
「ゆるすこと」と「あきらめること」の違い、そして「わすれていくこと」との差異。
淡いグラデーションのように私たちの心に散りばめられた色彩を、平易なことばで、けれどぴたりぴたりと逃さず捉えていく文章は秀逸です。
川上弘美なんて読んだことないよ、という方にも、ぜひこの機会にお手に取っていただければ嬉しいです。
そして、作品について語らいたくなった方はぜひエントリーを。
お待ちしております。
2013年04月30日 11:25
ダイスケさん、ほうさくさん、リュスティックさん、さくらさん、ご参加のお申込みありがとうございます。
「真鶴」は川上作品の中でもとても読み応えのある良作だと思いますので、ぜひ独特の文体を味わいながら、じっくり作品の世界に浸ってみてください。
なお読書会当日の一週間くらい前になりましたら、当日こんなことを中心にお話ししましょう、というテーマのようなものをこちらの掲示板でお知らせさせていただきます。
単純に「ここが面白かった、つまらなかった」という印象から少し掘り下げて、この作品の中でいったいどんなものが描かれているのか、ということに迫っていけたらと思います。
（とは言っても、ぽつぽつ思ったことや感じたことを皆さんに伺うような感じで進めますので、どうぞお気を楽にしてご参加ください。議論する、というよりは、みなさんがそれぞれに感じたこと、を率直な意見として並べてみる、ということを軸にして進めようと思います）
※ひとまず定員となりましたので、これ以降はキャンセル待ちという形でコメントいただければと思います。
またご参加される予定のみなさまも、当日のご都合が悪くなられましたら、こちらの掲示板にてお知らせいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
天気読み
2013年05月14日 10:36
みなさんこんにちは。
天気読みです。
『真鶴』の会がいよいよ今週金曜日の開催となりましたので、簡単に当日伺う予定の質問をお知らせさせていただきます。
１、作品を読んでの感想、印象に残った部分などを教えてください。
２、具体的な設定、人物、エピソード、以外で、この小説であなたの心にひっかかったもの、残った違和感、もしくは心地よく感じたもの、は何ですか？
３、本作の文体の特徴の１つとして、主人公「私」の一人称が常に省かれている、ということが挙げられます。
これは読み進む人間にとって、どういう効果をもたらしていると思いますか？
(もちろん、各質問に対する正解などはありませんので、みなさまそれぞれのご意見をお聞かせいただければ十分です)
なお、今回取り上げる『真鶴』という作品は、言葉未満のものを言葉で炙り出す、ということを試みた小説なのではないかと個人的には解釈しております。
それと同時に、小説の中にはいくつかの出来事があり、幾人かの登場人物が描かれてはいますが、その全体を袋のように包み込む「主人公の意識全体」をとらえて言葉に置き換えたもの＝『真鶴』なのではないか、というような印象もうけます。
そのあたりについても、もし時間に余裕がありましたら皆さんのご意見を伺えたらと思っておりますので、いろいろな角度からの感想・ご意見をお寄せいただければ幸いです。
それではまた当日にお会いできるのを楽しみにしております。
お気をつけて足をお運びください。
天気読み
2013年05月17日 14:56
>>[16]
ご興味を持っていただいてありがとうございます。
今回はあらすじやエピソードが重要な作品ではないのですが、内容についてまったく白紙の状態ですと、会を楽しんでいただけるかどうか、司会としてはまったく自信がありません。
(そして同席してくださっている方を置いてきぼりにしてしまうのは、非常にしのびないことです)
それでもOK！ということでしたら、どうぞお越しください。
言葉や文章によって作られたものの性質を本作を通じてあれこれ考えてみたいと思っていますので、今後のひろこさんの読書ライフにも多少はお役に立つ(？)かもしれません。
(なお進行の都合上、作品の説明や解説などは最小限にしたいと考えていますので、その点はご容赦くださいね)
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