時間　：　19：00〜 (21：00終了予定）定刻にお出で願います。恐れ入りますが、開始10分前以前のご到着はご遠慮ください。
課題図書：　ソポクレス　 「アンティゴネ」（ 『オイディプス王・アンティゴネ』新潮文庫）
※岩波文庫版・ちくま文庫版もありますが、新潮文庫版が一番読みやすいのでおすすめです。単体で読んでも筋は十分わかりますが、「オイディプス王」のほうも読んでおくとより立体的に理解できます。 （司会）

選定・司会：ゲンツさん
参加費：　1000円　（軽食付き。内容はお任せ願います）
定員：8名

会場： 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO　電話5212-4146
地図：googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://bit.ly/p15SIR
問い合わせ　：03-5212-4146（清野）　または　JONYあてメールで


※　なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。（原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)


【紹介】「王を失ったテーバイでは、クレオーンが唯一の近親として全権を握った。そして布令を出してテーバイ方の死者を手厚く葬らせる一方、敵勢の屍は戦場に放置して野犬や鷲鳥にまかせ、何人にも埋葬を禁じた。もし手をつければ、死刑にする、というのであった。しかし〔先王〕オイディープスの娘アンティゴネーは、兄の屍がみじめなさまで置かれてあるのに忍びず、そっと番兵の眼をかすめて埋葬の式をおこなおうとした。…彼女〔アンティゴネー〕は勇気のある決断力に富む処女として描かれ、クレオーンの掟に対し、自然人倫の道をもって決然と対抗する。」
（呉茂一『ギリシア神話』より）