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開催終了☆5/15-6/6 松井茂展「ACOUSMATIC」

詳細

2010年05月13日 01:03 更新

photographers' gallery企画展
松井茂展「ACOUSMATIC」
日時:2010年5月25日(火)─6月6日(日)12:00─20:00(月曜休廊)
会場:photographers’ gallery
http://www.pg-web.net/home/next/next.html

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2010年05月22日 21:18

    「ACOUSMATIC」は、ピエール・シェフェールがミュージック・コンクレートの概念を説明する際に用いた語で、「音源を知らずして音を聴くシチュエーション」(ミシェル・シオン)の意。
    2009年からの展示と上演「REPLAY」「REPLAY911」「GLOSSOLALIA」「Asynchronous」は、録音・再生・中継・編集を主題としてきた。本展は下記の(3)に該当し、音声詩のテキストを展示している。

    (1)ICレコーダーで録音した具体音を素材に、QuickTimeで編集した「具体詩」を制
    作(「REPLAY」)。
    http://www.pg-web.net/documents/past/2009/matsui_07/

    (2)さかいれいしうが「具体詩」をイヤフォンで聴取しながらオノマトペ(擬音語、擬態語、擬情語)化し、森永泰弘がマイクロフォンで録音し編集した録音版「音声詩」を制作(「REPLAY911」「GLOSSOLALIA」「Asynchronous」)。
    http://www.loop-line.jp/2009/09/more.html
    http://www.pg-web.net/documents/past/2009/matsui_08/
    http://www.pg-web.net/documents/past/2010/matsui_09/

    (3)武石藍が録音版「音声詩」を仮名原稿化し、編集したテキスト版「音声詩」を制作。
  • [2] mixiユーザー

    2010年05月22日 21:19

    音声詩上演予定
    「松平敬:無伴奏ソロ・ライヴ」(公園通りクラシックス 2010年6月24日)。
    「CONCRETE Vol.5」(UPLINK FACTORY  2010年6月27日)朗読:足立智美。
    「合唱曲:Revolving Lantern with the Poems by Shigeru Matsui」(四谷区民ホール
     2010年9月5日)作曲:松平頼暁。複数のテキストに音声詩を含む。
  • [3] mixiユーザー

    2010年06月28日 11:35

    展示作品(8篇)
    1.音声詩 時の声(2009年)
    2.音声詩 待ち受ける場所(2010年)
    3.音声詩 恐怖地帯(2010年)
    4.音声詩 ザ・ウィンド・フロム・ノーウェアー(2010年)
    5.音声詩 音響清掃(2010年)
    6.音声詩 深淵(2010年)
    7.音声詩 重荷を負いすぎた男(2010年)
    8.音声詩 マンホール69(2010年)

    展覧会は上記(3)に該当し音声詩のテキストを展示

    展示された音声詩にはもちろん「音声」がない。
    では何が展示されていたか、というとそれは「操作」
    むしろ「操作の跡」、と言った様なもの。

    昆虫の標本が「昆虫」そのものを展示している様でいて、
    その実、「動かない昆虫」という特別な昆虫を展示しているように、

    まるで音声詩の標本がならんでいるようだった。

    「(詩になる前の)詩」を「(詩になった形としての)詩」として見せてくれるのが
    松井さんの作品だと思うが、今回はその間の「操作」が見えた様な気がする。

    それは松井さんが指示と言う形でこの作品に関わり、
    具体的な作業を別の人間、それも複数の人間を介して行っているからだと思う。

    それは狙ったのか、狙っていないところだったのか分からないが、
    展示された「音声詩」からは「(音声詩になる前の)詩」より手前にある、
    「(音声詩になる前の)詩を音声詩にする作業」が見えた。

    その分、「(詩になる前の)詩」に触れさせてもらった時の高揚感よりも
    ふわふわとした感情を持った。それは同時に、この先を期待させる。
    (しかし、この一連の展示の、今回が最後だったのかもしれない)

    今回もぐだぐだと考える何かを与えてくれる展覧会だった。
    そしていつも気になるのは「松井茂は<いつ>それを思ったか」。



    ちなみに音声詩のタイトルは全てJ・G・バラードのSF小説タイトルから。
    「ザ・ウィンド・フロム・ノーウェアー」(邦題「狂風世界」)以外は、
    短編集「時の声」に収録されているそうです。

    私はバラードを読んだことがないので、バラードの教養があればまた
    違った松井さんの展示が見えてくると思います。
mixiユーザー
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  • 2010年05月25日 (火) -6月6日 12:00─20:00(月曜休廊)
  • 東京都 photographers’ gallery@新宿三丁目
  • 2010年05月25日 (火) 締切
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参加者
1人