●スタンド・アップとは? STAND UP TAKE ACTION(以下スタンド・アップ)は、貧困解決のための世界的なキャンペーンです。 スタンド・アップは、2000年に189ヵ国のリーダーたちが合意したミレニアム開発目標(MDGs)達成を後押しするために実施されています。 このMDGsとは、2015年の期限までに8つの分野において具体的な目標達成を掲げた開発目標です。例えば、「世界の貧困人口を半減する」「5歳未満児の死亡率を3分の1にする」など、8分野で21のターゲットが定められています。 スタンド・アップのキャンペーンでは、MDGs達成に向けて人々の力を集めるため2006年から毎年、世界反貧困デー(10月17日)前後に貧困解決を求める意志を示すために「立ち上がり」(STAND UP)、「行動する」(TAKE ACTION)ことを呼びかけ、その様子を収めた写真を集めて1つの「声」をつくる活動を行ってきました。それを日本では「動く→動かす」が集計し、日本の政府、政治家、省庁などに届け、貧困解決とMDGs達成に向けた取り組みを政府に求めてきました。そして民間の組織や市民に対しても、身近なできることから何か実践をするよう呼びかけています。 2009年には世界各地で1億7000万人以上がこのキャンペーンに参加しギネス記録を打ち立てました。2013年は日本全国で3万2600人が立ち上がりました。学校で、オフィスで、公園で、行動の場所は問いません。年に1回のキャンペーンに、あなたも参加しませんか。