Wizard of sound
HERMETO PASCOALエルメート・パスコアール
1936年ブラジル北東部アラゴアス州生まれ、10代から音楽活動を始め、ブラジルではアイルト・モレイラ、エラルド・ド・モンチ、テオ・ヂ・バホスとの伝説的なグループ、クアルテート・ノヴォに参加した。ジャズ・ファンにはマイルス・デイヴィスの70年代の名作エレクトリック・ライヴ『ライヴ・イヴィル』でのピアニストとしての姿が一般的に有名だろう。活動全盛期の70年代より今はエルメート・パスコアルの前衛性が理解される時代になった、突飛なパフォーマンスに彩られたコラージュ的手法のものが再評価される一 方で、心地よいグルーヴを生み出すブラジリアン・フージョン的なアティチュードのものも数多い、これもまた若いリスナーを中心に聴かれている。色々な意味で彼が 旬である時代がやって来たということだ。エリス・レジーナ、ハービー・ハンコッ ク、チック・コリア、トニー・ウィリアムス、渡辺貞夫ほかとステージを共にした79年開催の「Live Under the Sky」以来、02年、TPCでの奇跡の再来日で世代を超えたオーディエンスを熱狂させた。
Rhythm maestro
CYRO BAPTISTA シロ・バプティスタ
ブラジルでは誰もがサッカー・コーチであるように、全ての人がパーカッション奏者なのだ、サッカーと同じで打楽器を叩く事は日常の一部で、食べる事、歩く事、話し考える事と同じくごく当たり前の事なんだ--Cyro Baptista ブラジル、サン・パウロ出身。自由自在にあらゆる民族楽器、そして自己発明楽器を操るその姿は、まるでマジシャンのようだ。彼の生み出す類稀なるリズムとグルーヴ、そしておおらかで愉快なキャラクターは、あらゆるジャンルのミュージシャンを魅了してやまない。ハービー・ハンコック、坂本龍一、スティング、ポール・サイモン、サンタナ、カエターノ・ヴェローソ、ローリー・アンダーソン等、彼に魅了されたミュージシャンの数は列挙にきりが無い。ここ数年日本でも大人気のジャム・バンドの代表格メデスキー・マーティン&ウッドやPHISH等次世代のミュージシャンからも尊敬を受け、21世紀音楽の新たなムーヴメントとしてのジャム・バンド・シーンの一端を担う。 自己のバンド、究極のリズム・エインターテイメント・ショー「ビート・ザ・ドンキー」での活動を中心に、ヨーヨー・マのブラジル・プロジェクト、ジョン・ゾーンのエレクトリック・マサダ、PhishのTry Anastasioとのツアーなどで、国内外を駆け巡っている。
http://www.cyrobaptista.com/