日本オランダ年のジャズ・イベントのトリでしょうか。今やヨーロッパを代表するトランぺッターの一人となったオランダのEric Vloeimans(エリック・フルイマンス)が、11月末に8年振りに来日します。前回は、Jesse van Ruller、Michiel Borstlapらとの来日で、ハウステンボスでのライブの模様はNHKのBSで放送されていました。
Challengeレコード (http://www.challenge.nl/)が早くからその卓越したテクニックと優れた作曲能力を評価していたEric Vloeimansは、90年代後半以降、コンテンポラリー・ジャズの世界で輝かしい活躍をする各国のミュージシャンと広く共演を行い、アコースティックなチェンバー・ジャズからエレクトリックなクラブ・ジャズ、ポップでメロウな楽曲からプログレッシブなハードコアまで、幅広い活動をしてきました。自己名義アルバムへの参加者だけを挙げてみても、John Taylor, Marc Johnson, Joey Baron, Furio di Castri, Joe LaBarbera, Nguyen Le, Markku Ounaskari, Lars Danielsson, Michel Banabila, Rita Marcotulli, Palle Danielsson, Roberto Gatto, Ernst Reijseger...と多様な国籍のミュージシャンが並びます。最近のライブではセルビア出身でフランスで活躍するBojan Zやキューバ出身でオランダを拠点としているRamon Valleといったピアニストとの共演も目立ちます。
彼の進行中の主なプロジェクトとして、アコースティック・トリオのFugimundiとエレクトリック・カルテットのGatecrashの2つがありますが、今回はGatecrashでの来日。メンバーは、キーボード/フェンダーローズにJeroen van Vliet(イェルン・ヴァン・フリート)、ベースにアイスランド出身のGulli Gudmundsson(グリ・グドムンドソン)、ドラムスに東京Jazzにも出演していたJasper van Hulten(ヤスパー・ヴァン・フルテン)。ポップさと実験性が同居した変幻自在なジャズを奏でるこのカルテットは、2007年以降毎年、"Gatecrashin'"、"Hyper"、"Heavensabove!"とアルバムを3作リリースしています。