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開催終了ネイリスト検定試験

詳細

2011年02月04日 23:45 更新

現在、ネイルの資格で日本ネイリスト協会が主催しているものには
JNE3級・2級・1級及びJNAジェル初級、上級の5種類の試験があります。

いずれも国家資格ではありませんが、社会的に認められた伝統ある資格です。
さらに、この上にはネイリスト協会認定講師、本部認定講師という資格もあり、後進のプロを育成しネイルを社会に広げる任務を負っています。


上記の資格のうち、3級とジェル初級は世間一般にネイルを広めるための、いわばアマチュア向けの試験。
比較的簡単な試験なので、ネイルをきちんと勉強した人でなくとも、多少の練習とノウハウ、受験に必要な道具類さえあれば合格できます。

それに比べて難しいのが2級・1級・ジェル上級。
これらの試験は、プロとして認められるかどうかを問われる試験なので、実技も筆記も非常に厳しく、合格率は40%を切ることも多い試験です。
100時間以上ネイルスクールに通っているスクール生や、プロでも落ちることが多々あります。
特に1級においては、プロでも取得できていない人もたくさんいるほど。筆記試験も最難関です。

また、認定講師に至っては世界一難しいといわれる実技試験と面接を突破しなければならない、非常に難しい試験です。
本部認定講師は、さらに認定講師の中から選ばれる、幹部といえる方々です。


ここで、それぞれの試験の内容を簡単に紹介しておきます。


JNE3級;アマチュアレベルのネイルケア、ポリッシュの塗り方(赤1色塗り)、ネイルの基本知識

JNE2級;プロレベルのネイルケア、ポリッシュ(赤1色塗り)、チップ&ラップでのイクステンション(長さを作る)、フラットアート、ネイルの実践的知識(爪や皮膚の病気の知識、使用材料の化学知識などを含む)

JNE1級;プロレベルのスカルプチュア(ナチュラルカラーorフレンチ)、チップオーバーレイ、立体の3Dアート、ネイル及び皮膚、人体の応用的知識(爪の病気・感染症の判断や衛生管理、ネイル材料一般の化学知識などを含む)

JNAジェル初級;アマチュアレベルのネイルケア、ポリッシュの塗り方、ジェルの塗り方(赤1色塗り)、ネイル及び使用材料の基本知識

JNAジェル上級;プロレベルのネイルケア、ポリッシュの塗り方、ジェルでのイクステンション及びフレンチ塗り、(爪の病気・感染症の判断や衛生管理、ネイル材料一般の化学知識などを含む)

認定講師;プロの中でもトップレベルのネイルケア、スカルプチュア、チップオーバーレイ、チップラップ、ポリッシュ(すべてフレンチ)


自宅サロンなどでひとりで独立するには、最低でも2級もしくはジェル上級をかならず取得しておいて欲しいもの。
プロとしてネイリストデビューしたい人でも、サロンに就職するなら必ず先輩がいますから、何か疑問があっても何とかなります。
しかし、たった一人でサロンを運営したいなら、これら難関の試験に合格できるだけの技術や知識がなければ、様々なお客様に対応することは出来ません。



特に、最近気になるのは十分な知識を持たずに自宅サロンを始めようと思っている方が多いこと。

ネイルサロンは美容室と違い、国家資格が要りません。

そのため、独学で3級やジェル初級だけ取得して、お客様への施術を軽い気持ちでやっている「自称ネイリスト」がとても増えているのです。

これはとても怖いことなのに、やっている本人たちは気づいていないのです。
なぜなら、こういった人たちは「爪にも感染症がある」ことをきちんと認識しておらず、感染症のお客様を見抜けないのです。

白癬菌、緑膿菌、水虫なんていう菌は、どこにでも居ます。
感染者もたくさんいます。
十分な知識の無い「自称ネイリスト」は、これらに感染したお客様が来られても、気づかずにいつもどおり施術してしまうんですね。
そして、道具やダストを通して自分や他のお客様の爪や皮膚に感染させてしまう。

これらの菌は、1度感染すると完治するまで時間も手間もかかります。
治療中はネイルも一切出来ません。
ネイリストが感染したら、完治するまで施術は中止です。


こんなリスクがあることを知らずに施術している「自称ネイリスト」、最近は非常に多いのです。
私の家の近くにも、このような人がやっている「激安サロン」がたくさんあります。中には手指消毒すらしないサロンも・・・。


このコミュをご覧くださった皆様は、決してこんないいかげんな「自称ネイリスト」にならないでくださいね。


正しい知識と技術の元に施術すれば、ネイル技術はみな安全です。

しかし、浅い知識と技術しか持っていなかったら、それはネイリストとは呼べません。きちんとネイルを勉強している人から見れば、「ネイルアートの得意な素人が、何も知らないお客さまを騙してお金を取っている」ということです。


ネイル業界では、プロと素人の境目を「2級もしくはジェル上級を取得しているか」で決めていることが多いです。

3級やジェル初級はまだまだ素人。お客様からお金を頂いてはいけない、勉強中のレベルです。ネイル用品の問屋さんも3級では取引してくれません。プロとは見なしてくれないのです。



また、プロのネイリストは、お客様の安全をきちんと確保したうえで造詣の美しさや持ちのよさを実感して頂き、それに対して対価を代金として頂きます。

スカルプが2週間以内に折れたり、ジェルが3週間持たないというのは、まだまだ技術が足りません。
これでは、お金を払ったお客様は満足して下さらないと思いますし、長期にわたるリピートは期待できません。


ちなみに、私の爪にトムホルコム先生がつけて下さったスカルプチュアは、4週間経ってもほとんど浮きませんでした。フリーエッジが1cmあっても、です。

これが本当のプロの技術だと実感しました。


みなさんも、目標の級に合格してプロになってからも、少しでもお客様の満足度を上げられるよう、技術を磨き続けていくようなネイリストになってくれることを願っています。

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