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開催終了Exhibition: Secret Poem

詳細

2004年09月18日 23:48 更新

けいぴーです。はじめまして。

以下の展覧会に出品してます。
作品タイトル「小さな存在が私の中で大きくなる」
個人のhp: http://www.geocities.jp/keippy1/

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Exhibition: Secret Poem
Data Glass Project 2004

記憶は過去を探知するための用具ではなく、その現場なのである。
大地が、死滅した都市が埋もれている媒体であるのと同じように、記憶は体験された過去の媒体である。
埋もれた自分の過去に近づこうと努める者は、発掘する男のような姿勢をもたねばならない。
これが真の想起の作業の主調を、態度を規定するものなのだ。
(「ベルリン年代記」ヴァルター・ベンヤミン)

私達は、世界中の博物館や美術館に膨大な量の記憶を蓄積しています。
また、近年の映像技術の進歩は、イメージによる新たな記憶の蓄積を始めています。
私達は、この2つの記憶を重ねてみようと思います。
鑑賞者は、それぞれ携帯用の眼鏡型ディスプレイとコンピューターを身に付け、博物館内の展示物を鑑賞します。今回、コンピューターに収められた映像も、展示される物も共に作者により作られ、あるいは、選ばれたものです。
ここで私達は、記憶と新しい技術との出会いに導かれ、過去と現在とが重なり、融けあう、秘められた詩を見つけだせるかもしれません。

来館者は入口で、島津製作所により開発されたデータグラスという小型軽量のヘッドマウントディスプレイと携帯コンピュータを装着し、入館します。もちろん、未装着での入館も可能です。
館内には様々な「物」が展示されています。これらは展覧会参加作家の意図によってそこに置かれています。そして鑑賞者がその「物」を見ることはもちろんですが、今回はデータグラスにより同じ作家によって制作された「映像」を重ねて見ることが出来ます。

ほの暗く静かな博物館内では、二種類の鑑賞者達が交差します。「物」を見つめ、鑑賞する人。そして「映像」を重ねることで別の発見に見入る人。共に作家によって置かれ、用意された、「物」と「映像」とが博物館の空間の中で交差されます。
それらの行為は作者と鑑賞者が共に混ざりあって、なにか新しい詩を見つけ出すような、少し不思議な体験となるでしょう。

・JR嵯峨野線(山陰線)嵯峨嵐山駅下車徒歩15分
・京福電鉄(嵐電)嵐山線車折駅下車徒歩10分
・阪急電鉄嵐山線松尾駅下車徒歩15分
 →松尾駅から大学スクールバスが運行される日もあります
  時刻表など詳細は大学ホームページを御覧ください
  http://www.kyoto-saga.ac.jp
・駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください

入場無料
主催:京都嵯峨芸術大学
協力:株式会社島津製作所航空機器事業部

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  • 2004年09月19日 (日) 〜9月30日(木) 午前10時〜午後6時 月曜休館ただし20日(月祝)は開館、21日(火)休館
  • 京都府 京都嵯峨芸術大学 博物館
  • 2004年09月19日 (日) 締切
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参加者
1人