6月18日(土）〜7月2日(土）

「人間の顔は、写真はもとより様々な芸術の分野における最高のオブジェです。私達人間は、写真の中にシンプルに写るより複雑です。私は、その複雑なかけらを捉え、別の象徴として表現することを試みています。映画監督ヘルツォーク曰く、私達の文明は、混沌とした大西洋の表面に浮かぶ氷の一枚 と 同 じ よ う に も ろ い の で す 。私 の 目 的 は 、写 真 の フ ィ ル ム を通してこの人間の本質に迫る事です。私は、カオスと向き合い 、自 分 が 何 も の で あ る か を 見 つ め 、自 身 を 変 え て い く 事 が
写真家として、また人間としての責任だと思っています。」

アンドリア・レキックは、1976年セルビアのベオグラード生まれ。思春期から現代の時代精神を映し出すドキュメンタリー写真に興味を持つ。ベオグラード大学で、マーケティング修士号を取得後、パリに移住。その後、ケンジントン、チェルシー大学で写真を学び、現在パリ在住。


入場無料